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コロナ禍のタイへ。プーケットで一文無しになって金持ちサウジのヒモになった話。


今回はサウジの金持ちとプーケットで過ごした日々について書いていこうと思う。

元からTheリゾート地なプーケットには長居するつもりはなくさっさとピピ島本島に移動するつもりで既にフェリーのチケットは抑えていた。

リゾート地に1人旅、行った事がある人ならわかるが、暇なのです、とっても。
まあリゾート地はパートナーや友人とゆっくり時間を過ごす所なのでまあ間違いではないけど。。

まあ暇なのでビーチでぼーっとビールを飲んでいた所に偶然前日のツアーで会ったサウジと会った。
俺たち今からクラブ行くけどお前も来るか?と
もちろん行かないわけがない、私はクラブが好きなのです。しかも海外のは初めて。好奇心で行く事に。

まあその後、俺たちはまだ来週までプーケットにいるらお前も一緒に残らないか?旅費は全て出す、と。

実はこの時私は結構深刻な問題を抱えていた。
そう、現金がない。本当にない。手持ちで日本円で約20円しかない、流石のタイでもこれでは何も買えない、移動すらできない。

すぐ物をなくすタイプなので出来るだけ手持ちの現金は持っていたくないので現地でキャッシングするつもりで本当に最低限しか現金を持っていなかった。けどその肝心の私のクレカ、なんとキャッシング機能が付いていなかった。本当にこういう所に私の性格と言うか、衝動的に生きてるのが伝わる。

幸いな事に知り合いの方がすぐに海外送金をしてくれたのだがもちろん受け取るまで数日かかるし指定の銀行へ行かないと行けない。そこまでの交通費すらない。まだまだタイは現金が主流なので。

なのでもちろん、その誘いに断る理由はなかった。
けどピピ島のフェリーのチケットもう買っちゃったんだけど、と。するとそんなんまた買ってやる。
すげえ!ちなみに彼らはオイル関係の仕事をしてるらしい、石油王って本当にいるのかも知れない。と思った瞬間。

星付きホテルを取ってくれた。

彼らが止まってるホテルを取ってくれた。
ずっと窓のないドミトリーでひっそり過ごしてたのでまずこの部屋からの景色だけで満足していた。

現金も無事確保。
タクシーチャーターしてくれて銀行まで連れ行ってくれた
海の目の前にある、''海みたいな''プール。

金持ちは海が目の前にあるのに海みたいなプールで泳ぐらしい。私にはよくわからなかった。
けどまあ全てお金は出してもらってるのでついて行く事に。

毎日違う色のサンセット

プーケット滞在中はずっと天気に恵まれて美しいサンセットが毎日見れた。私にはそれだけで十分だった。

まあ私は自他共に認めるわがまま、と言うか、自分の意見はなんでも言うタイプなので。
「ねえ、明日なにするの?私ピピ島に行きたい!
絶対に行きたい、行かないなら私は1人で行く。」
と、散々世話になった人に言う態度か?と今更ながら思う。

この時点でもう夜の9時頃。
行きたいならもっと早く言えよ、、
やってる旅行代理店に片っ端から連絡してなんとか
明日のツアーを確保。お金があると良いな〜って思いましたby無職

石灰岩の岸壁に囲まれていて波はとても穏やか
たまにリーフシャークが見える

ついに憧れのMaya Bayへ。
どこで見たのか覚えてないけど、小さい時にピピ島の写真を見て衝撃を受けたのを覚えてる。大人になったら行けるかな?と。
想像してた''大人''とは大違いだけどちゃんと楽しんでるよ〜!!!

海ってこんな色してるんだ。
船から飛び込んで潜ってみたら、中は意外と濁ってたw

まあこんな感じで1週間以上彼らに遊んでもらって飢えを凌いだプーケット滞在記です。

ちなみに彼の家の写真を見せてもらった、ハヤブサとかラクダ飼ってたし、なんか色々とすごかったです。

次回、ピピ島本島上陸。

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