~電気科を止めて化学科に転科したお話~
この記事は[鈴鹿高専 Advent Calendar 2021]の17日目の記事です
・はじめに
この記事は少し前に書かれたもので、身内だけに公開されていましたが、皆様(?)の熱いご要望を受け、この内容で今回のAdvent Calendarに参加させていただきました。
なお、文章の内容は元から少し変更されているので変な部分もあるかもしれませんが、ご了承ください。
・誰?
電気科生まれ電気科育ち化学科在住のロボコン部員。2021年の本ロボにもBチーム制御班として参加したものの、画像処理に木っ端微塵にされ現在療養中。
・執筆動機
今年から化学科への転科が決まった私に対して、数名(名前は伏せる)に記事を書くことを勧められたことと、これから入学してくる学生が、転科しようとしたときの参考資料として残しておくため。
転科とは何か?
令和3年度 学生便覧 p45 より
「「転科」とは入学後、自分の適正や将来への希望等を真剣に考えた上で、現在所属する学科より他の学科の方があっていると思ったときに、学科を変わる措置を取ってもらうことです。」
1年から2年に進級しながら転科ということになるので、決して留年するわけではない。
・転科までの流れ
ここでは、私が転科を目標としてからの1年間の体験を記載する。
入学~オンライン授業実施中
3月頃に学力試験で第二志望にした電気電子工学科の入学が決まり、この時はまだ転科については意識していなかった。
…実は入学できたことが嬉しかった
また、転科の制度自体はインターネット情報で既に知っていた。
オンライン授業中は、成績をとることを考えながら自分なりに生活を楽しんでいた。
登校再開~前期末テスト
ゴールデンウイーク明けに登校が再開されて、重い足を動かしながら学校への短い道のりを通うことになった。
少ししたら前期末テストが始まり、結構良い順位(一桁)をとる。ここで初めて転科のことを意識した。
夏休み終わり~後期中間テスト
学生らしく、夏休みは全く勉強をしていなかった.
まずいと思ったので早めに後期中間試験の勉強を始めた、そして試験前の11月上旬に担任であるK先生と、英語Bの担当であったN先生へ転科についての相談をさせてもらった。
特にN先生は化学科の先生方に私を繋げてくれたりと、とてもお世話になったので、これから転科しようとする人がいればN先生を尋ねると良いかも知れない。
学年末テスト~転科
後期中間・学年末共に成績は問題なかったので、後期中間の時点で担任の先生に頂いた転科申請書(もらいに来るの早いから落ち着けと言われた)を書いて、2月下旬に担任に提出した。
見事に受理されたので、3月10日に転科試験として面接のみを受けることになった。
面接は、あるセミナー室で行われた。
なんと私一人に対して化学科の専門教員が全員集合、さすがに怖かった。
面接の内容はこんな感じ
・転科の動機
・なぜ化学科へ入ろうと思ったか
(推薦入試のようにの化学科に入りたい理由を答えた。)
・簡単な化学の問題
(本当に基礎の確認だったので答えられた。)
実際、そんなに恐ろしい質問とかは無かったし、面接官の皆様は優しかった
(人数は優しくない)
しばらくして無事に転科できたことが知らされ、教材の購入、専門科目の軽い補講などをこなし今に至る。
・反省とこれから
反省
私のこの1年は主に3つの問題があった。
・前期末テストをしっかりやらなかったこと
・夏休み勉強しなかったこと
・最終成績がそんなに高くなかった
これから
あまり書くことは無いが、これからもしっかり勉強することと…
クラスに友達を作ること
現状0である
・終わりに
これから転科したいと思う1年、2年に知っていてほしいことは、成績が1位や2位でなくても、転科できるということです。私は過去の転科生より低い順位で転科しているので、第一志望が諦めきれなかったり、自分のやりたいことと所属学科が違っていると感じた人は、是非チャレンジをしてほしいです。
また、私は一年生ではロボコンより転科を優先させてもらっていたので、プロジェクトリーダー及びその他先輩方、そして同級生に感謝して、今年はしっかりと活動していきます。
追記
ここまでご精読ありがとうございます。2021/12/16現在、僕にはクラスの友達は一人もいないままです!確かに、転科には成績が必要でしたが、本当に必要だったのは様々な人と渡り合っていくコミュ力だったというわけです。