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韓国ワーホリ|ワンルーム中途退去方法

こんにちは。今回は韓国でワンルームを契約し、契約期間満了前に退去したお話を書こうと思います。

私はワーホリで最初に契約した家が2年契約でした。
ワーホリが終わってからも残ろうと2年契約したわけではなく、大家さんが1年契約をしてくれなかったため、不動産屋さんと相談し、はじめから途中退去するつもりで契約しました。

当初は帰国1か月前から次の入居者を探し、万が一入居者が見つからなければ見つかるまでおとなしく家賃を払うつもりでしたが、知人の勧めもあり、入居から7~8か月後、新学期シーズンに合わせて入居者探しを始めました。
幸い2週間ほどで住み手が見つかり家を出ることになりました。

私のように契約期間の問題や、部屋の問題等で途中退去をする必要のある方の参考になればと思います。

途中退去の大まかな流れはこのような感じです🔽

1.不動産・大家さんに退去の意思を伝える(退去日の決定)
2.内見対応
3.新しい入居者決定後、仲介手数料支払い(実際は保証金から差し引く)
4.退去(1以降、タイミングはケースバイケース)

1.退去の意思表示/入居者募集開始

まず、退去を決めたら契約をした不動産に退去と新しい入居者を探したい旨を伝えます。
ほかの家を契約する場合、エリアが近ければ新しい家を契約した不動産にも伝えるとよいと思います。
家探しをする際に事情は話すかもしれませんが、「新しい入居者を入れたい」という旨をはっきり伝えた方が良いです。担当エリアが被っていれば他の家探し中の方に紹介してもらえるので。

次に大家さんへの報告です。不動産と同タイミングで行います。
私の場合、不動産に先に伝えたら、不動産から大家さんに話してくれるとのことだったので任せていたのですが、一向に内見者が来ず確認したところ、大家さんに退去の旨伝わっていませんでした👼

少し脱線しますが、韓国の不動産屋さん、口だけ調子良い人が多い気がします🫠まあ営業なので口がうまくないとやっていけないんでしょうけど、疑って入ったほうが良いです。
結局2年契約になったのも、もともと「1年で出来る!私が調整します!」って言ったのに、大家さんの前では激弱ですぐ2年でなりましたし^^

話を戻して、大家さんと退去日や中途退去の注意点等確認します。私の場合、注意点としては以下の通りでした。

  • 新しい入居者は自分で探すこと(不動産会社等利用)

  • 部屋を出ても新しい入居者が入るまでは家賃や光熱費負担

  • 不動産仲介手数料負担

  • 不動産に連絡先提供(内見や契約時の連絡のため)

  • 部屋の暗証番号共有

大体こんな感じでした。

また、大家さんが部屋に入り、部屋の不具合・弁償の必要があるもの等の確認がありました。

自分で次の入居者を探す点については、大家さんも他の空室を見に来た内見者に「こっちの部屋も空くよ~」くらいは紹介してくれました。

2.内見対応

そこからは内見パーティが始まります。
色々な不動産から「今家にいますか?」「〇時ころ部屋に行ってもいいですか?」「部屋の暗証番号教えてください」等、主に電話がバンバン入ってきました。
部屋にいれば突然ノックされて内見が始まることもあります。おそらく無連絡で入っている人もいるんだろうなとは思います。1回暗証番号教えたら、あとはこちらで適宜対応しますんで~みたいな感じで言われましたし。

退去の旨を伝えた後は、外出時、室内の貴重金や下着などの管理に気を付けてくださいね。

内見時の対応としては、韓国に来てご自身で家探しをされた方は雰囲気がわかると思いますが、不動産と入居希望者が部屋に入り見学、何か質問があれば回答(部屋の住み心地や退去時期等)です。
内見はとても短く数十秒~長くて5分程度でした。ワンルームなので見るものもないですしね。

早く入居者が決まってほしかったので、部屋が広くきれいに見えるように、整理整頓や掃除は意識しました✨

3.契約・仲介手数料支払い

契約希望者が現れると、不動産から退去予定日について再確認・契約する旨の報告が来ました。

なお不動産を通しての契約では、通常大家さん側・入居希望者側それぞれ不動産に仲介手数料を支払いますが、途中退去の場合、仲介手数料が途中退去者負担になります。ここ要注意です。そういう決まりではないのですが、大抵契約書の特約にそのように書いてあります📎
あくまでこちら都合で再契約することになるので…

不動産を通さず自分で次の入居者を探し、大家さんと新しい入居者が直接契約する場合には仲介手数料はかかりません。たまにコネストやXで入居者募集を見かけますが、そういう事情もあるのではないかと思います。

私自身、契約時には不動産で物件や大家さんの問題(大きな借金など)がないか確認して契約しましたし、仲介手数料もったいないので自分で入居者探そうかとも考えましたが、何かあったら心配なので業者を通すことにしました。

仲介手数料はワンルームなら片側20~40万ウォンほどです。取引の価格に一定の%をかけて算出しますが、登記上の用途によって%が変わります。用途が”住宅”なら仲介手数料がそこまで大きくないのですが、”近隣生活施設”等になると%が高くなります。法律的にはグレーのようですが、用途を変えることで大家さん側の節税?になるらしいです。
この用途違いのせいで仲介手数料が高く算出された場合、不動産への交渉でちょっと値下げしてくれる可能性があります。(あくまで下から、ワンルームの相場はこんなもんだからちょっとサービスしてもらえないかと交渉。)
私も元々65万ウォンほどを提示されましたが、40万ウォンほどに下がりました。(それでも相場より高いと思う)

4.退去

退去のタイミングはケースバイケースだと思います。
家を空けた後に契約が決まることもあるでしょう。
私の場合は住んでいる間に契約が決まったので、予定退去日に合わせて荷物を出し、退去日に大家さんに退去完了の旨カトクで連絡し、そのまま終わりでした。

次の入居者が住み始めたら、保証金が返金されます。上記の仲介手数料等契約書上の必要経費が差し引かれた金額が戻ってきます。

これで途中退去完了です。

いかがでしょうか。
途中退去は入居者が見つかるまで家賃を払わないといけないというリスクが心配でしたが、無事引っ越すことができてよかったです。
満期で出る場合は、期日までに大家さんへ退去希望の連絡をすることと、内見の対応をすればよいはずです。
家というプライベートな空間に知らない人が来て見学すること、暗証番号を色々な人に知られることは不安でしたが、幸い何事もなく終わり一安心でした。

この記事が参考になれば幸いです。


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