BCF2023トリオ:事前メタゲーム総括記事
こんにちは、Shikiです。
3月に入り、春の到来を花粉で感じつつ、地区まで1ヶ月を切った今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか??
僕としましては必修の授業の救済措置の連絡を期日の3週間後に発見したり、今期4つ目の入賞をしたりと楽しい日々を送っております。
また先日ご縁があり、P2さんに所属させて頂く事になりました。今期もcsや地区などに参加していく所存ですので、これからもよろしくお願いします!!
さて、前置きはこの辺で本題に入ろうと思います。
今記事では、前回の制限施行後のトリオcsの入賞デッキのタイトル分布からそのデッキの簡単な説明、そしてそれを踏まえての個人の考察と大きく分けて2つのテーマを扱って行きます。
わかりやすく書くつもりですので、初心者の方も最後まで読んで、是非今期地区前のデッキの参考にしてください。
それではよろしくお願いします。
またタイトル略称を使用します。初心者で分からないよって人はゆーつーる片手に探すか、分からない略称をぐぐるか、dmで聞いてください。
入賞タイトル分布、解説、考察
今回は12/10~2/26までに全国各地行われたトリオcsの入賞デッキを集計し、分布を作成しました。そこから多い順番に見ていこうと思います。またコスト制csを入れてしまうとデータがぶれてしまう確率がある為、除外しています。
計28cs 300人(22cs×3人×4チーム、6cs×3人×2チーム)から見ていきます。
最初は使用者数も書こうと思ってたのですが、本当にたまたま人数が綺麗だった為、パーセンテージ=使用者数になりましたので割愛します。
1位:SAO
トリオ使用率 57%
2位と10%以上の差をつけ、今期最多入賞となったのはSAO。入賞の6割弱がこのデッキを採用し、
全国優勝の流れに乗り、そのまま1位を独走中です。
序盤は8宝ユナの入賞も複数存在したが、12月後半以降はアリス率100%。これは度数96%のスピリタスさんも驚きのあまり蒸発してしまいます。
一方で事前に期待されていたであろうユナは明らかに次点を尾ける骸骨によって滅ぼされてしまう形となりました。
上の3連動の種類も多く、割合としてはアリスの4割がキリスナの8枝、3割を門、2割を扉、残りの1割がアルゴの枝と宝となってます。
SAOの強さはなんといっても2.1アリスのそのもの凶悪性。1.0アリスによって、レベル1から着地した11000の壁は並大抵のデッキではレベル1で超える事が出来ず、アリス側を無限のリソースを与えてしまい、基本的にはそのまま負けます。
そして連動によるストック圧縮も尋常ではなく、光景がないタイトルを握る事への妨げとなっているのは明らかです。
また、面白いと思う点は、アリスの出し方そのものです。
環境初期では少ない山に2枚戻して集中、そしてもう一回戻して集中で2面といった前期の8扉TRVにぱーちんに近いプレイをイメージとしていたが、現在では山13に4回集中で3面を狙うというのが、プレイヤーに浸透していて、アリスを多く出す確率をあげるのに必要な事は、
「ボトム等の集中で捲れないエリアを減らす」
「集中でまとめて捲れないように集中が可能な限りの多くの山札にする」
この2点であり、プレイヤーのプレイがアリスを多く出す事に特化したことで、アリスの安定性は著しく上昇し、これによって中途半端なアリスメタを投げるだけでは枯れるのは投げた側のリソースといった世も末なデッキに変化しました。
SAO考察
タイトル抽選等の要素を考えないのであれば、個人的には、このデッキを使わない理由はないと思います。
デッキのカードパワーが抜けてるデッキは今期3つ(残りは8扉5HYと8電源PJS)あると考えていて、そのうち光景があるのはこれだけなのもアリス1強に拍車をかけてます。
上連動は本人のプレイ適正もあると思うけど、プレイ難易度だと扉→門→枝の順。
この環境を受けてこのデッキに対してのやれるタイトルが対等しつつありますが、そこからやっと練度が出てくる所だと思います。
そもそもアリスは今までの多数のミラーで今の面だけに固執せずに出し直したり、プランを組み立てる必要があった為、それをそのまま持ってくるだけで完結しています。
ラインの不利が1番きついんですけど、そこを付いてアリスにチャンプさせられるタイトルが少ないのが現状で、今期最多最強の現状は揺るがないでしょう。
対アリスとしてのデッキ選択としては、まずは後半が強いタイトルがあげられます。前半がアリスより強いタイトルが存在しない為、差別化する必要があるからです。
光景がない場合は、これに追加で相手の面を触り続ける必要があり、ある場合は光景込ワンショットのラインを決めてから、そこを前提として如何に道中を強くできるかを考えるのをオススメです。
2位:OVL(オーバーロード)
トリオ使用率 39%
3位との接戦を制したのはOVL。前期最終盤で発売され、新星として今期も期待されし骸骨は期待通りの強さで多くの勝利とシェアをもぎ取る形になりました。
このタイトルにも8電源と宝アインズという2つの大きなアーキタイプが存在しますが、入賞のほとんどが扉宝。8電源は何処に?となってしまう結果となってしまいましたが、理由は明白。そう、アインズです。
このゲームの抽選ルールに置いて1番大事なのはオポではなくタイトルの被りです。その為、ミラーの負けは予選落ちに大きく影響してしまい、そんなルールの中ではタイトルミラーで大きく不利を取る8電源を使いたがるプレイヤーが減ってしまい、この結果に繋がったのでしょう。
"魔導王 アインズ"
このカードのこのデッキの核であり、このデッキの全てといっても過言ではない1枚。
早出し、ヒール、バーン、盤面の破壊をこれ1枚でゲーム中盤から終盤まで完結したカードです。
1.1の応援によって、行きの早出しメタ拳以外の完全耐性を持つ為、場持ちもよく1回出たこいつはゲーム終了時までずっと残っているのもゲームとして強いポイントの1つで、丁度去年に今頃にいた門ストブLSP、通称ボンゴレを除けば、wsの歴史を見ても最大値の高い詰め性能を持つので、中盤で打点差が着いたゲームは勝つし、打点が負けてても本打点が2本入れば、2の中盤から勝てるポテンシャルが魅力です。
あまりに強かった為か最近ではブシロード恒例の下手くそなメタカードを作成されましたが、書いてある事が基本的にこのカードを調整した感が否めず、このカードがあるならこのカードを使うし、規制させた後の第2のアインズとして使われる予感がしています笑
その話はまた後で。
OVL考察
よくSAOとの2強に例えられてますが、個人的にはTier1.5といった印象。
SAOは打点を勝ちつつ、有利になる要素が多いですが、このデッキは0.1が普通から弱めで自傷もダイレ面も多く打点を受けやすいので捲る展開になった時に、相手のキャンセルできついゲームが一定数存在し、それを捲るのがめっちゃ難しい為、アリス程の評価を与えられていません。
しかし、環境に与えてる影響は1番多く、今期このデッキのせい本当にソウル減や電源がいない事からもそれが伺えます。
サーチが必要札を触る事が多いので、その他のハンド管理に構築プレイングどっちも実力が出る要素が多いです。よく勝ってる人はそういうとこで差をつけてます、多分。
対OVLは、SAOと比べてやれる事も考える事も少なく、そもそもアインズが出てからは弾く事を願いながらゲームする他ない為、そこが嫌われる要因の多くだと思います。
3位:5HY(五等分の花嫁)
トリオ使用率 36%
OVLとの接戦に敗れた5HYは3位。
事前評価は間違いなくtopでしたが、徐々に数を減らして3位となりました。
このタイトルもデッキタイプが複数あり、使用者の半分が8扉、残りの半分を8電源と8枝で分け合っています。
まずは8扉。下の圧倒的なリソース量でゲームを有利に進め、早出しヒールと強力な3連動で締める、本当にカードパワーの高い1000.1デッキです。
8扉は今期のメインとして考えられていたと思いますが、やはり光景と2ガッツンがない。この2つが今期を生き延びる上でつらかった要素でしょう。アリスの上振れに対抗する手段が少なく、アリスに対してはリソースを生かしたスピードゲームで倒し切るか、相手が上振れない事を祈るかのどちらかになる事が多いです。
しかし、アリス以外の対面と持ち前のカードパワーで多くの入賞を勝ち取る形となりました。
次に8枝。扉とは打って変わって強いのは2種の上連動。といいつつ2から早出しをするのでかなり連動が綺麗に決まるデッキ。そんな都合よく連動を持ってないという問題を枝サーチと最強のクラマ入れ替えによって可能にしてます。
そこまでアリスを苦とはしない点がシェアにも繋がってると考えられ、扉とか違う点として早出し連動のおかげで、ロングゲームをする事が、詰めの最大値を減らす事に繋がらないという点も強力な差別点も持っています。
そして8電源。
前期規制されたデッキではあるものの未だにデッキとしては強く、またアリスに対してやれるという面が非常に大きかったのだと思います。
入賞プレイヤーを見ても前期から使ってたプレイヤーがそのまま使って勝ったという印象を感じました。
5HY考察
これが3位なのは使用率的には妥当だと感じるが、3番目に強いかと言われると疑問が残ります。
8扉はアリスに不利が付くのが個人的には許容しづらい点です。また手札を要求する連動なのでお互いある程度発砲タイミングがわかるので、そこに向けて準備をする事になるのも気になります。
しかし五月3面の凶悪性はいうまでもないレベルなので、流石に評価すべきポイントです。
使うなら20%(60/3)は引かないという固い意志か割り切る勇気が居るデッキです。
多少減少傾向になるかもしれないですが、そもそもの母数が多すぎるって話なので、今後も見るタイトルになりそうですね。
8枝は高い要求に応えられば間違いなく強いと感じてますが、私自身まだそこまで調整出来ていないので、深くは語れません。
4位:KEY
トリオ使用率:24%
もう二度と出てこないと思われていた光景逆圧縮を持った新星が4位にランクイン。
最近目に見えて増えてきたデッキであり、今のトレンドといった所。
入賞のほとんどが8門ですが、8門にも何故か3つの派閥があります。なくていいのに。
今最も主流なのは赤抜き3cの型。この型の特徴はなんといっても擬似リフの採用。
主に使われる早出しが控え2枚以下の為、いつでもできる訳ではありませんが、このカードによって早出しを出来る回数タイミングがかなり増えたといった印象。
KEYの中では受け寄りのデッキという立ち位置。
そして黄抜き3cの型。赤採用の利点は光景逆圧縮が容易に行える事であり、黄採用ではどちらもといった動きが出来ませんが、そこのリソースを擬似リフや早出しに回している為、こちらはその分を詰めのリソースに割いています。またこの中で2つのアーキタイプがあり、それがL3鈴採用の有無です。
ここで大きく変わるのがフィニッシュプラン。鈴採用型は基本的に光景逆圧縮鈴複数面を狙うのに対し、不採用型は光景逆圧縮美鈴を狙います。またフィニッシュターンも変化し、L3鈴がヒールを持っている為、3-2等から後列に置いてもう1ターン見る動きが容易なのに対し、不採用型は早出しヒールのみである為、ヒールの使い方、ハンドの持ち方が大きく変わります。
とはいえ、どの型にも共通するのは山を崩して強力な詰めを使用できるという事実と、0.1の強い基盤によってもたらされる安定感によって、このタイトルの強さは構築されている点。
これからも使われるデッキだと推測されます。
KEY考察
今期のデッキのなかで、1番択が多いので難しいデッキだと思います。
ハンドの質を上げる過程で手札から切りたくないカードが増えがちでどんどん窮屈になってしまう事もその難しさに繋がっています。
美鈴単体ではただの博打なので、光景か逆圧縮をつけるのが基本なので、相手のストック数でどこまで出来るかは考えとくと山のケアがしやすくなると思います。
デッキとしては光景があるから好き。
5位:HOL(ホロライブ)
トリオ使用率20%
次の追加タイトルがここにいていいのだろうか?という疑問はさておき、HOLが5位となりました。
出た当初は多くのアーキタイプが存在し、事前評価を覆し、前期入賞多く入賞した電源宝を規制されたこのタイトルの入賞デッキは殆どストブ扉でした。
このアーキタイプに関しては出来た瞬間から見ていた1人としても、まさかここまで息の長いデッキになるとは思いもしませんでした。
ほぼ一生オンリーワンの路線のデッキであって、もはやなんの追加が欲しいのかすら怪しいと感じるデッキとなっています。
このデッキのメインカードの1枚であるかなたは、アリス以上の連打した時の性能を持つカードであり、L2からの盤面を形成とヒールをこなしつつ、手の質を上げる事ができるかなり万能なカードでもあります。また、後述のピン投カードへのアクセスのしやすさがこのデッキを更に強くしています。
もう一方のマリンは4コスから6パンを可能であり、光景合わせて7コスと非常にコスパの良い上連動です。
そして、このデッキの強みの1つにピン投カードの優秀さがあげられます。
光景、3枚戻し、プリシラ、メタ拳、黒松明、わため、ハイライトとレベル2以上だけでも多くの選択肢を持つこのデッキは、相手に多くの割り切りかケアを要求する事が出来ます。かなたにより基本手札が透けてしまう為、そこまで明確にブラフとして有効という訳ではありませんが、相手プレイヤーによって変わる対応は相当の事前練習か知識を問う事が出来ます。
追加で新軸が増えるのか、既存の型がそのままリニューアルするかは全く分からない為、楽しみにしたいところです。
HOL考察
ストブ扉に関しては、今のままだと割とそのままになりそうです。
デッキとしても大分完成されてると感じるので、あとは環境に合わせて〜ってレベルだと思います。
トリオ、ネオスどっちも持っていきやすめのデッキだと思うし、いつでも使いたいと思ってます。
一方で毎日毎日見えるカードがぼちぼちいいカードだけど、ホロライブあるあるの連動が弱いって問題のせいで新軸が思い付きません。
かなたとすいせいを混ぜるって話がありますが、個人的にはなしだと考えてます。
またすいせいに関しては、アインズ消えたら一考の余地があると思います。vsオバロ以外でオバロの劣化になりそうなデッキを使うのはあまり良い選択とか感じられません。
しかしオバロが消えて、オバロのせいで使われてこなかったやつらが出てきた時にこいつで全てを破壊できるのは本当に強いと感じているので、多分半年後の自分は使って、記事書いててもおかしくないレベルで評価してます。
6位:PJS(プロセカ)
トリオ使用率18%
この辺りは非常に接戦なので、計測期間は1週伸びるだけで順位は変わりそうでありますが、6位はPJS。
このタイトルは宝に寄せた1000.1の型と8電源の2つのデッキが存在し、電源の方が少し多いですが、どちらも複数の入賞をしていました。
詰めがそこまで強くない代わりに2からの早出しが強いのがタイトルの特徴であり、どちらもリソースが多いデッキです。
8電源は2でのXルックの早出しで電源を引き込み、こはねを電源で着地させる事であわよくばレベ2からヒールとバーンを使用し、打点のアドバンテージを取ります。
また電源では異例の面取りでアドを稼ぐ訳ではなく、レベル1の絆セットだけでハンドリソースをかなり稼ぐ事が出来ます。
宝は相方が宝か枝の選択される事が多いですが、どちらも3連動ではなく、1or2連動であり、1000.1を張り続ける事で打点のアドバンテージを取るデッキです。
8宝はPRによって早出しヒールをする耐久デッキとなり、宝枝は2.1連動でソウル3を作りつつ、キャンセルされたら高いラインで面取りして、次のターンの打点につながるカードが採用されています。
このタイトルも事前ではもっと多いと考えられていたタイトルの1つでありますが、この位置に落ち着いてしまいました。
理由として、上位2つにきつそうというイメージがあるのが考えられます。
しかし、実際に回すと事前に思ってたよりはなんとかなったので、まだ全然増える可能性はあるデッキだと感じています。
PJS考察
このデッキのカードパワーは非常に高く、評価していて、SAO、OVLに対してなんだかんだやれたので、今期使うかと考えてレベルのデッキでした。
今丁度TSKが出てきて、あのデッキ本当に重いし、個人的にはちょっと様子見だと思ってます。
安定性はすごいし、トリオ向きだと思うんで結構使いたい寄りです。
このデッキの1番気になってた点に視認性があって、L3彰人とクラマ入れ替えとフカ次郎、リンと多生がほぼ同じで、今まで視認性を上げるためには最低でもフカ次郎のSR4枚と彰人のRRR、他生のSRを3枚買う必要があって、多生が3000円くらいしたんでやりたくなかったんですけど、CDPRで多生が再録されたので、彰人のRRRだけで済むようになりました!
視認性上げマジでおすすめなんで、使いたいなって人はCD買いましょう!!
7位:LNJ(虹ヶ咲)
トリオ使用率:17%
前期Dメタとして注目されたデッキがD以降もなんだかんだ入賞し、7位となりました。
1.0 9000によって蓋をしつつ、2種の早出しとアンチャを持ち武蔵連パン複数面という強力な詰めも持つこのデッキは、前期から注目を浴びていました。
基本的に扉枝、たまに扉門、8電源がいるという印象のタイトルでしたが、最近話が変わりました。扉電源、通称ブレイキングダウンの登場です。
山を薄くし、特定の電源を張られたときにスタンバイを持つカードを2枚戻しで戻し、電源を張りつつ、面を一気に展開する、二乃が行っていた事と同じ事ですが、しかし違うのはそのパワー。2面ずつ計4面立つと脅威のパワー16000。そのうち2体が調を持つ化け物がレベル1で爆誕します。
基本的に太刀打ちの出来ない圧倒的パワーと、ホラーとプリシラといった防御拳によって、瞬く間に有名デッキとなりました。
ラインを作るデッキのほとんどの面を破壊出来る為、このデッキは今後も増えると増えると考えています。
LNJ考察
扉型はSAOがかなりしんどいので、なんともいえない所からスタート。
一方、ブレイキングダウンはそこを解決しているのでこっちを優先したいです。タイトルミラーもこっちが有利である為、こちらをおすすめします。
走り切るデッキが苦手なので、OVLやGUは苦手ですが、面の取り合いにはめっぽう強いので今期は悪くはないともいえます。
8位:DCT(Dcide)
トリオ使用率:16%
前期の王は、3種選抜されても意地を見せる形となりました。
入賞は基本全部集中選抜で、ほとんどが8門、たまに8電源が入賞していました。
選抜で海神とありやが抜け、デッキは2.1メインのドカドカ蘭堂と呼ばれるデッキに派生。もともとこのカードは優秀だった為、容易にリペアのリストを出来たのでしょう。
それでも海神の穴は大きく、アリスが環境トップにいることからもそれが窺えます。黄色チェンジでも処理自体にはなんの問題はないのですが、やはりそこで1アド生み出せなくなってしまった為、終盤にかけてリソースが減るようになってしまいました。
しかし、連動張るだけで2から1コスでヒールしつつ、軽いコストでバーンを打てるデッキが弱いはずはなかったので、この順位となりました。
DCT考察
私自身、0が弱いタイトルがあまり好きではなく、全盛期ですら、このタイトルの0が嫌だったので、あまり好んでは使いたくはないデッキです。
またSAOは足立で処理してからがゲームが始まるというかそこからの相手の展開を捌きつつ、打点を入れる必要がある為、イージー対面等ではないと考えています。
以前よりリソースを大事にするデッキになったと思うし、雑に集中しても謎の1アドをくれる擬似リフがいなくなった重みをひしひしと感じてしまいます。
この位置にはいるもののシーズン初めボーナスもあるので、徐々に減っていくと予想してます。
9位:GU(ごちうさ)
トリオ使用率10%
ぎりぎり2桁%のGU。
前期では扉電源というアーキタイプがあったものの面取りデッキである関係からアインズによっていなくなり、今期は8門が主流となりました。
元々このデッキは2ガッツンやライトニングといった面に干渉するカードが多く、1周目にいきなりストックを積むDのようなデッキ以外には一定数やれるデッキであった為、再評価されました。
またスピードゲームを得意とするデッキであり、今期のデッキとして求められる要素を光景以外持ってるデッキだと言えます。
最近では移動がブラックパンサーになったり、門反応が0枚になったリストが多く見られるようになり、特定のカードを触る立ち回りがしやすくなりました。
そんな一見非のないデッキですが、この順位に落ち着いている理由は、安定感のなさの一言につきます。
8門という構成、手札交換手段の少なさ、連動の精度と、事故につながる要素を多分に含んでいて、いつ制御から外れて負けに繋がるかもしれない可能性を孕んでいます。
特にアリス等の圧倒的基盤の安定感を感じると相対的に使いづらいデッキではあるますが、ある程度回って優位に立つと本当に強く、巻き返しずらいタイトルである事は間違いありません。
GU考察
8門の立ち位置としては前期よりはいいけど、前々期よりはちょっと落ちるかも?
あの時は電源の面取りだったから今よりも破壊しやすかったので...
数は増えもせず減りもせずって感じのまま進むと考えているので、抽選含めてかなり美味しい枠だと思います。
番外:TSK(転スラ)
使用率6%
突然の番外編かつ、今回はこれが最後のタイトルとなります。まあパーセンテージを見たら分かる通り、GUとの間にはBDが1%差でいるだけです。
なんでBD紹介しないの?ということですが、BDほぼ全部構成違うので傾向も何も書けませんでした。
BDがやれるって事だけ覚えて帰ってください。
あとこのタイトル途中で出てきたんで時間的なハンデを持ってるんですよね。多分後1ヶ月か2ヶ月記録が後だったら、GUくらいになってると思いますんで、紹介します。
基本構成は8門で、シズミュウランかミュウランソウエイのどちらかを選択する事が多く、シズなら思い出の圧縮と中盤でのリソースが、ソウエイなら最後の4点バーンやヒール枠を多く入れられるのが違う点です。
強みとしてはやはり後列セット込でパワー12500のミュウランです。アリスを触れるライン且つ、返しに踏まれないラインを形成出来る点、チャブルを持っている為、防御札、アインズの焼きが効かない点と環境適正がとても高いです。
まだどちらが多いとも言い切れない状況で、これもSミュウランとチャブルセットが入ってるのが大事な為、その先の議論はまだ結論ついていません。
上2つに強いので、今後増えるのはほぼ確実です。
TSK考察
まず僕はミュウランソウエイ派です。
なんならシズ→ミュウランにするなら、シズ→シズヒールの方がいいとまで思ってるし、ソウエイの方がミュウランに一直線なんでプレイも簡単になるのがいいですね。
今期増えるデッキなのはほぼ確実でプレイヤーが増えれば開拓ももっと進むと思います。
このデッキの問題は上連動にいい感じのカードがないという点です。
なので下のシズ連動を使い、上は榛名バーンにしようという人がいるのも、まあ分かるって感じです。
一方でソウエイは光景も絡めて、ワンショットの選択肢があるのでそういうところも加味して私はソウエイを使いたいです。
関係ないんですけど、こないだのcsで横がソウエイの事を相手に聞かれた時に弱い蘭堂と言ってて、内心笑ってました。流石に弱い蘭堂に失礼だと思います。
以上で考察パート含むメインパート終わりです。
終わりに
お疲れ様でした。
最初は解説と考察を別パートを書く予定が結局まとまってしまった為、多少読みにくくなっていたらすいません。
今期もそろそろ上が固定される頃ですし、来週蒲田cs等の大型csがあるので楽しみな限りです。
東で最近、水面下でALLが増えてたりと今後の環境も変わって行くのも楽しみですね。
本記事は考察記事なので、これを読んだ上でデッキ選択や環境を考えて貰えると執筆者としては嬉しい限りです。
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