BBTAG初中級者向け:対空を意識するために

今回は「対空が出ない!」という方に向けた記事です。うまい人は自然と対空の意識もできていますよね。なぜなのかを追ってみましょう。

心的資源という考え方

最初に結論から言うと、「練習して慣れろ!」です。

おわり。


…ではなぜ練習して慣れることが重要なのかをお話しします。

実は「スマブラDX 対戦攻略指南」というスマブラDXの対戦特化型の攻略サイトに次のような記事があります。

この記事には「慣れ」の重要性について書かれており、一度読んでみることをおススメします。例として運転が挙げられていますがまさにその通りで、対空も慣れないうちは「対空しよう」と考え続けてようやくできるレベルです。(これ、中段をガードすることなどにもつながる考え方です)徐々に慣れてくるとできるようになってくるのですが、では次に実際どのような練習をして慣れていけばよいのでしょうか。それを考えていきます。

空対空から練習しよう

対空を意識するためにはまず上を見る必要がありますね。自分も空中に飛び込んで技を置く空対空から練習してみましょう。相手をの動きを見つつ、相手の飛びそうなタイミングに合わせて飛び、攻撃を置く練習をしてください。始めはやけくそ気味に飛んでも構いませんし、勝負に負けたって構いません。飛んで攻撃を置けたらこちらの勝ち、くらいの気持ちで取り組みましょう。数をこなして慣れてくると相手の動きが追えるようになり、相手の飛びたいタイミングがなんとなく分かるようになってきます。ここまでが第一段階です。

相手の動きを追えるようになってから、地対空の練習を始めましょう。基本的に地対空は相手の下りジャンプ攻撃を打ち落とす感覚で使うのがポイントです。最初はトレーニングモードで低空ダッシュから攻撃してくる相手を対空で迎撃する練習をして感覚を養ってください。ただし、BBTAGというゲームは地上を互いのパートナーが飛び交う関係で対空の後隙を咎められてしまうことが多々あります。ここまで指南をしていて言ってしまうと悲しいですが、あまり地対空は意識しすぎないようにしましょう。相手があまりに無警戒なら打つ、程度に考えておくべきです。

余談:そもそも対空の役割って何?

格闘ゲームとしてのフレームワークで考えると、対空は読みあいの一つの手であると考えられます。その読みあいとは、『牽制』『飛び込み』『対空』の3すくみです。

牽制:リーチのある攻撃で地上での有利を取ること。性質上飛び込みには対応できず、対空にはリーチ差で勝つ。
飛び込み:ジャンプで相手に近づいて攻撃すること。牽制を空振りさせて攻撃できるが、対空に負ける。
対空:上方向への攻撃で迎撃すること。飛び込みには勝てるが、牽制には負ける。

ただしBBTAGにおいては先に述べたようにパートナーによる地上の押し合い=牽制が簡単にできること、2段ジャンプができること、空中ダッシュができることなどから、飛び込みを咎めるための対空の価値が低めになっているわけですね。低めと言っても使える場面は確実にありますので、練習はしておきましょう。

おわりに

簡単にですが対空とそれを題材にして意識の向け方についての記事でした。筆者も最初は対空が全くできなかった人間なので、本当に慣れって重要だなと感じる次第です。一歩一歩、強くなっていきましょう。


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