BBTAG初級者向け:割り込みを学ぶ

割り込み自体はあまり強くはない行動なのですが、相手にプレッシャーを与える上で重要な役割を果たします。リスクリターンを考えつつ使っていきましょう。

連携の穴を突こう

固めは基本的に連続ガードで構成されます。つまり、相手のガード硬直中に次の攻撃が当たるということです。しかし、固めの中には連続ガードにならないものも存在します。代表的なのは雪泉の5Bで、5B自体は長リーチかつガードされても反撃なしという非常に高い性能を持ちます。ただし5Bの後に5BBや2C、各種スキルを固めとして繋げても途中で相手のガードが解けるという特徴を持ちます。例えばあなたが固められている途中に1Fだけ自由に動けるようになるとして、何ができるのか考えてみましょう。

・通常技暴れ:カウンターヒットとなり、状況が悪化します。
・バックステップ:相手の次の攻撃によってかわせるか、当たってしまうかが変わります。
・ジャンプ逃げ:ジャンプ移行に引っ掛かり、状況が悪化します。
・無敵技:相手の次の攻撃をかわしつつ、反撃できます。

無敵技で相手の固めの隙間に割り込むことでターンを取り返すことができましたね。ただしこの行動、非常にリスクの高い行動です。出だし無敵技は基本的に後隙が非常に大きく設定されていますから、相手が攻撃を止めてガードされ、手痛い反撃を受ける危険性を常にはらんでいます。相手があまりに無警戒なら狙っていくと良いでしょう。また、相手が単体で崩しを行う場合は大抵隙間があります。そこを狙って無敵技を振ってみるのも良いでしょう。リジェクトガードが出てしまう、という方は方向キーをニュートラルにしてからA+Dを押しましょう。”連続ガード中は”方向キーでガードを入力していなくても自動でガードできます。そのためガード中にA+Dを連打していてもリジェクトガードは出なくなり、隙間が出た瞬間にリバーサルアクションが出ます。ちょっとしたテクニックとして覚えておくと良いでしょう。

おまけ:暗転返し

相手のディストーションスキルが発動した時、背景が変わって時間が止まりますよね。これを暗転と言います。基本的にディストーションスキルは「前隙→暗転→暗転後前隙→攻撃発生」(コマンド投げの場合、基本的に暗転後前隙が存在しません)という流れで攻撃がなされます。実はこの暗転中、時間が止まってはいますが、コマンド入力を受け付けています。暗転中にこちらもディストーションスキルを入力することで、いわゆる暗転返しができるようになります。相手の無理な切り返しディストーションスキルには冷静にこちらもディストーションスキルで反撃してあげましょう。またBBTAGにおいては通常技の出始め数フレームをスキルでキャンセルできますので、もし「通常技を振ってしまった!」と思っても諦めずに入力してみてください。

終わりに

割り込みは基本的に相手が割り込みのリスクを考えていない時に使いましょう。例えば悠の5AAA>5BB>214B>アシストで固め直し…という連携は5BBと214Bの間に必ず隙間ができます。相手が手癖でやっていそうだな、と思ったら当身なりディストーションスキルなりでさっさと反撃してしまいましょう。もちろんガードされると逆に反撃されることは忘れないように!


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