BBTAG初心者向け:とりこれキャラを使ってみよう

今回は具体的に何名かのキャラについて触れ、使ってみてシンプルで分かりやすいキャラについて述べることにします。シンプルなキャラ=弱いキャラでは決してないため、まずは触ってみて手に馴染むか確認してみると良いでしょう。また初心者だからといって使ってはいけないキャラというのは存在しません(操作難易度の問題や攻め方の分かりにくさで推奨されないというものはありますが)。キャラ選びの参考の一つにしていただけると幸いです。

各キャラクターについて、次のような形で紹介しています。

・とりこれコンボ:一番基礎となるコンボを掲載しています。入力は全て1P側基準です。
・とりこれ固め:相手がガードしていた時にどう技を繋げていくかを書いています。固め中の崩しについては述べていません。
・とりこれボタン:立ち回りで使うと良い技を書いています。まずはこの技で相手に触ることを考えてみてください。
・キャラクターの特徴:簡単なキャラクターの特徴について述べています。

注:コンボを書くときにテンキー表記を使っています。電卓のキー配置を考えて、5を何も入力しないニュートラルの状態とし、各数字でどの方向に入力したかを示しています。


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456
123

5Aと書いてあればレバー入力なしでAボタンを、236Bと書いていれば下、下右、右と入力してBボタンを押すことを意味しています。

ジン

とりこれコンボ
jcはジャンプキャンセルを意味します。

地上版
5BB>2C>214B
エリアルコンボ版
5BBB>(jc)JBB>(jc)JBJC>J214B

とりこれ固め

5AA>5BB>2C>(236A)

とりこれボタン

地上:5B、236A
空中:JB、236A、236B

強判定のJBによる立ち回り
最初は次の動きで良いでしょう。

・引いて飛び道具を撒く
・前に出てきた相手を引きJBで追い払う
・相手のジャンプに合わせてJBで圧力を掛ける

慣れてくると5A>2A>5Aといった固めなどの強さが分かってきますが、まずはこれくらいシンプルに考えていきましょう。なんなら「飛んでBボタンを押す」くらいでもいいですので、慣れていきましょう。パートナースキルも対空・突進・飛び道具と明快な性能を持ち、後衛でもきちんと仕事を果たしてくれるキャラクターです。

鳴上

とりこれコンボ

5AAA>5BB>214B

とりこれ固め

5AAA>5BB>236A

とりこれボタン

地上:5A
空中:JA、236A、236B

ゲームプランの明快さ
鳴上の特徴はここに集約されます。「5Aを始めとした優秀な通常技で相手を捕まえて画面端に持っていく、画面端では中下で崩しにいく」という分かりやすく自己完結した行動を取れるのが強みと言えるでしょう。これを最大限活かすためにはパートナーとの連携が重要であるため、使えば使うほどBBTAGのシステムを利用することになる、ステップアップにも丁度良いキャラです。

ハイド

とりこれコンボ

5BBB>214B.B.B

とりこれ固め

5BBB>236B(>相手が弾をガードした時に236A)

とりこれボタン

地上:5B、236A、236B
空中:JB

優秀なパートナースキル
拘束力に長けたニュートラルパートナースキル、飛び道具系のパートナースキルとしては最高峰の前パートナースキルを持ちます。ハイドを後ろに置いて「パートナーを呼んで相手を動かしてから攻める」という基本の動きを覚えるにはぴったりのキャラクターです。単体だと崩しが難しいキャラではありますが、Bボタンや飛び道具のブラックオービターといった触りに行くための技は揃っています。ハイドは通常技にも削り能力がありますので、相手に攻撃をガードさせれば十分なのです。

ルビー

とりこれコンボ

5BBB>(jc)JBB>(jc)JBB>J236B

とりこれ固め

5AA>5B>236A
5BBB>後ろジャンプ

とりこれボタン

地上:5B、236A
空中:JB

動かしやすさは最高峰
ルビーの特徴はなんといっても機動力・通常技の判定の強さから生まれる動かしやすさにあります。弾速の速い飛び道具もあり、相手に触りに行くことで苦労することはほとんどないでしょう。214A/B/Cの移動技は使えなくても最初は大丈夫です。まずは5BやJBの強判定技を使って相手に触りに行きましょう。

アカツキ

とりこれコンボ

5AAA>5BBB>214B

とりこれ固め

5AAA>2B>214B

とりこれボタン

地上:5A、2B、236A、236B、214B
空中:JA

制圧前進あるのみ!突進技として最高峰の214B
アカツキを特徴づけているのがこの214Bです。とにかく相手を捕まえやすいのが特徴です。ガードされても反撃を受けない(相手の方が先に動けるようになりますが、こちらのガードが間に合います)ため、どんどん使っていきましょう。分かりやすい飛び道具も持ち、パートナースキルも高性能(特にニュートラルパートナースキルはユニークかつ扱いやすい性能です)と、主人公らしい素直な技も持つキャラクターです。

雪泉

とりこれコンボ

5AAA>5BBB>214B.B.B.B.A

とりこれ固め

5AAA>236A
5AAA>後ろジャンプ
5BB>後ろジャンプ

とりこれボタン

地上:5A、5B、236A
空中:236A、236B、236C(要スキルゲージ)

器用万能な優等生
雪泉の強みは近中遠全ての距離で取れる行動があることです。近距離では技の振り合いに強い5A、中距離では牽制として非常に優秀な5B、遠距離では回転率の高い飛び道具を持ちます。パートナースキルも強力で、どこで何をするにもそつなくこなせる優等生と言えるでしょう。ただし空対空、地対空に関しては少し苦手です。空中では飛び道具を撒いて相手を近づかせないようにしましょう。

おまけ:「とりこれ」ではないけどおススメキャラ達

ラグナ
強判定を持つ5Aがあり、一旦触れば固め、崩し共にプレッシャーをかけやすく、火力も申し分ないキャラです。運動性能の割に優秀な飛び道具を持たないため接近に少々苦労しますので、パートナーのサポートをうまく使ってあげましょう。

Es
通常技がやや大振りですが、優秀な飛び道具を持つキャラクターです。JBの判定が下方向に大きく、ジャンプ後最速JBは地上で固まっている相手に大きなプレッシャーを与えることができます。

スサノオ
動きがやや鈍重で飛び道具を持たないためパートナーのサポートを必要としますが、コンボがシンプルかつ火力が非常に高いのが特徴です。虎視眈々と機を窺い、狙いすまして技を差し込みましょう。

美鶴
やや小回りが利きにくいキャラクターではありますが、通常技としては破格のリーチの5A、持続とリーチが優秀なJAを持ち、各種突進技で攻め立てるのが得意です。接近したら2AとJBの下段・中段で相手のガードを崩すことも容易です。

足立
Ver.2.0現在の環境キャラの一人です。飛び道具がビーム系で性能も高い水準でまとまっています。強判定・広範囲の飛び込みに最適なJBも持ち、相手にターンを渡さず、逃がさない立ち回りができます。対空・切り返しといった近距離での迎撃の動きは苦手ですので、攻めが途切れないようパートナーがサポートしてあげると良いでしょう。

バティスタ
使いやすいビーム(ミコルセオ)を始め多くの飛び道具を持ち、各種通常技もバランスよくまとまっているキャラクターです。崩しのツールと近距離の迎撃手段に恵まれていないのが弱点です。パートナースキルが優秀であるため、前衛後衛どちらもそつなくこなせます。

ヤン
使いやすい飛び道具と突進技を持ち、強力なアーマー付きの技を持つため扱いやすく、前のめりに攻めることができます。徒手空拳型のキャラであるためリーチは短めなのが弱点です。

慣れてきたら

上に書いたコンボがある程度実戦でもできるようになってきたら投げからのコンボを練習しましょう。といっても投げの後にとりこれコンボを行うだけで大丈夫な場合がほとんどです。難しいコンボを練習したい気持ちもあるかもしれませんが、まずは自分にできるコンボを完走することを目標にしてみてください。投げからのコンボも安定してきたら、ディストーションスキルをコンボに組み込んでみましょう。とりこれコンボの最後のスキル部分をディストーションスキルに変えてみてください(ルビーに関しては5BBBの後にディストーションスキルを使いましょう)。派手な演出と主に大きなダメージを与えることができます。これが実戦でも安定してきたら、コンボ部分はほぼ完成です。もちろん最大火力を出したい、相手を画面端に運びたいとなるとより複雑なコンボを覚えていくことになりますが、コンボで大事なのは「きちんと完走してダウンを取る」ことです。練習したコンボを実戦で使える状態にすることの方が大切なのです。

とりこれボタンでの技の振り方に慣れてきたら、至近距離では2Aのような小技を使って触りに行くことも覚えましょう。同じタイミングで技を振り始めた場合、発生の早い方が有利ですよね。そのための小技です。ヒットしたらとりこれコンボに移行しましょう。小技が届かない距離ではとりこれボタン(牽制技)を振っていきましょう。このように相手との距離で振る技を変えることができれば大きく上達できたといっていいでしょう。最初は失敗上等で練習してみてください。

おわりに

今回は初心者向けとして扱いやすいキャラクターの紹介をしました。最初はここで紹介したキャラを触ってみて、慣れてきたらキャラ替えも全然OKです。BBTAGには数多くのキャラクターが居ますから、きっとあなたの手に馴染むキャラクターが見つかることでしょう。先にも述べましたがシンプル=弱いではありません。まずはキャラを動かしてコンボを決める楽しさを味わってもらえたらと思います。


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