BBTAG初心者向け:攻撃を当てに行くためにどうすればいい?

キャラの動かし方は大体分かったけど実際の対戦で相手キャラにうまく攻撃を当てられない、となっている方へ向けての記事です。シンプルに考えれば、触りに行くのは簡単ですよ。

相手への触り方を覚えよう

相手キャラへの触り方は、大きく分けて2種類に分けられます。一つは自分から動いて相手に触りに行くこと。二つ目は相手の動きに対応して迎撃することです。要は自分が主体なのか、相手が主体なのか、という話ですね。

ではまず自分から動いて攻撃を当てる際に何を考えればよいのでしょうか。ここで重要になるのは、攻撃のリーチと攻撃の出る早さです。攻撃の出る早さが同じでも、リーチが長い方が安全に攻撃を当てることができますね。リーチが同じ場合は攻撃が先に出た方が有利です。当たり前かもしれませんが、これをベースに考えていきましょう。

触りに行く技として代表的な牽制技というのは、リーチに優れた攻撃(飛び道具も含めます)です。攻撃はやや遅く設定されていることが多いですが、相手の攻撃に当たらないようにこちらの攻撃を当てることができます。次に小技です。ジャブやちょっとしたキックのような、攻撃の出が早い技のことです。ただし、先ほどとは逆でリーチが犠牲になっています。関係としては次のようになっています。

触り方1

これで近距離での触り方が分かってきましたね。至近距離では発生の早い小技を振り、それ以遠では牽制技を振ってリーチ勝負をする。通常技の牽制が届かない場合は突進技や飛び道具の出番です。これが一番シンプルな駆け引きの基礎になります。

飛び込みと対空

では次の段階へ進みます。地上戦だけであればリーチ(飛び道具含む)と発生の早さで勝負が決まるのですが、ジャンプや空中ダッシュがある以上牽制技を空中でかわして相手に飛び込む選択肢がありますね。牽制技には後隙がありますから、上手く飛んでかわせば攻撃を入れることができます。ただし、飛び込みには弱点があります。対空技です。頭属性無敵と呼ばれる特徴を持つ技はジャンプ攻撃に対して無敵になっています。せっかく飛び込んで攻撃しても反撃されてしまうということですね。しかし対空技は牽制技に比べて発生・リーチのどちらかが(または両方)負けている場合がほとんどです。ということで「牽制・飛び込み・対空」で3すくみができていることが分かると思います。

触り方2

空振りにお仕置きだ!

相手の動きに対して迎撃する手法として、相手の空振りを咎めるというものがあります(海外ではwhiff punishといいます)。どんな技にも攻撃の後の隙が存在します。そこを突いて攻撃を当てに行くわけですね。空振りさせるには相手の技のリーチ外にいることです。バックステップで後ろに引いて避けるのも一つの手です。つまりはこれ、間合い管理というものです。相手の牽制技に当たらないように(空振りさせるように)しつつ、自分の牽制技を当てる隙を窺うという形になります。

…こうなると手を出さずに移動だけして何もしない状態が強く見えてきますね。実際「何もしない様子見」は選択肢として強力です。ただし様子見は飛び道具や突進技などのリーチ外からの技を使う隙を与えます。相手に突進技で接近されて相手が先に動ける状態なら…?飛び道具をガードしている間に接近されたら…?となるわけですね。「飛び道具や突進技などの長リーチの牽制技>様子見>通常の牽制技」の流れがあるのが分かるのでしょうか。相手に触りに行くために考える時も、これが基本です。ここまで分かれば距離と時間に関する格闘ゲームのマクロな(大きい)視点での読みあいは十分に理解したと言えるでしょう。もしミクロな視点での読みあいが知りたい場合は手前味噌ですが次の記事をご覧ください。

パートナーの存在とその効用

突然かしこまった見出しになりましたが、BBTAGにはパートナーが存在し、攻撃を行ってくれるシステムがありますね。実はこれ、先ほどの「牽制・対空・飛び込み」の3すくみや様子見と牽制の関係性に深く食い込んでくる要素なのです。パートナーの存在によって、

読みあいの手を2つ以上同時に出すことができます。

簡単な例で行けば、「操作キャラは様子見しながら前パートナースキルで長リーチの牽制」ができたり、「後ろパートナースキルで対空をケアしつつ操作キャラは通常技で横方向に牽制」ができたりします。じゃんけんで2つの違う手を同時に出すのは反則です。でもBBTAGにおいてはお互いにその反則行為が許される無法地帯なのです…!

物々しく書きましたが、パートナーの存在によって手の出し方に幅が出る(=これが反則級に強力である)という単純な話です。どうでしょう、パートナーを活用しないと勿体なくないですか?どうやって使うか知りたいですよね。…ということで拙作ではありますが以下の記事をご覧ください。パートナーの使い方について簡単にまとめてあります。記事にも書いてありますが、まずは牽制の使い方から覚えていくと立ち回りが整っていきますのでじっくり慣れていきましょう。

おわりに

今回は相手への触り方として色々な技の役割とその関係性に触れました。その後BBTAGにおけるパートナーの立ち位置にも軽く説明しました。なんとなくでも大丈夫なので、相手との距離感をまず把握していくことをおススメします。

あとパートナーはこのゲームのインチキ要素なのでどんどん悪用するべし!

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