サウスポーミュージック
この曲を書いた頃は、大阪のクラブは風営法によって、厳しく取り締まられていた時でした。
クラブカルチャーが、無くなるかも知れない。
そんな、今とはまた違うけど、差し迫った状況でした。
私服警察が、連日、クラブのフロアに紛れていて、何とも閉塞感のある状況でした。
ポリスvsミュージックとずっと歌って来ましたが、最近はこの部分を変えました。
ウィルスvsミュージックとなっています。
そして、カルチャーシティと言う曲につなげて歌うようになりました。
カルチャーが無くならないように。
誰を観に行くわけじゃないけど、クラブに行けば、知り合いがいたり、居なかったりする世界が、僕は好きです。
そんな場所をこれからも作りたいし、そんな場所は、とても儚いものだと理解しています。
誰かに刺激を受ける。
人生は、これに尽きると思っています。
仕事が出来る、収入が安定している、いい人だと言われている。
こう言う事も大切ですが、僕は、常に誰かに刺激を受けているような人生を選んでいます。
そして、そんな人達が居るのがクラブだと思います。
そんな思いを込めて。
まだ、しばらくは最初に歌うのは、この曲です。