ナイトコート
この曲は、中学3年生の頃に、ラグビーの大阪大会で3位になって、初めてラグビーマガジンに載った時からのお話しです。
僕達は、大阪で優勝出来なかったけど、みんなで地元の絶対誰も落ちないであろう高校に、みんなで行く事に決めました。
その高校は、全然強くないし、不良の巣窟的な校風でしたが、みんなでそこに行けば、絶対に全国大会に出れると、確信していました。
しかし、それから、チームメイトそれぞれに全国のたくさんの高校から、推薦の話が来ました。
そして、いつしか、みんなの進路は、それぞれの道になって行きました。
それから、15年が経って、僕は、大東市ラグビークラブに所属して、ライトアップされた夜の練習場で、ラグビーをまだしていました。
30歳の僕は、まだずっとラグビーを諦めてなかったし、その噂を聞いて、中学の頃のチームメイトが、何人かまたラグビーをしようと、来てくれるようになって行きました。
お互い30歳になって、本当は同じ高校に行く筈だった僕達が、夜のナイトコートで、また一緒にラグビーを始めたんです。
ワンダフルさ今夜の
ここに立ってるこのシチュエーション
夢は、何度も違う形でやってくる事を体験し、曲にしました。
本当は、また全員集まりたいと思っています。
ひとりは、天国から。
そんな曲です。