SONYのCATALYST BROWSE
動画に関してですが、とても便利なソフトがあります。
SONYが無償提供しているCATALYST BROWSEというソフトです。
これは、QuckTimeビュアーやWindowsの標準ビュアーで見られないような4KやAll-Intraなどのフォーマットも見ることが出来るソフトなのです。
それより素晴らしいのは、後から手振れ補正が出来る事です。
動画に加速度(振動)のデータが保存されていて、それを利用して画像に補正をかけるらしいです。ですので、機種はこのメタデータを記録している機種に限られます(α7s3、α7c、VZ-1など)。
元のデータに手振れ補正がかかっていなくても、かかっていても補正はできます。
当然クロップされますが、90%(10%のクロップ)でも十分滑らかになるようで、ジンバル並といっても過言ではありません。ですので、撮って見て揺れてるなと思ったらこれで後処理できます。
Davinch Resolveなどの動画編集ソフトにもスタビライザーと呼ばれる手振れ補正機能はあったりしますが、あれは画像のずれを見て補正する方式の様で、補正しても不自然だったり効果があまり高くない事もあります。
ですのでこちらで補正をかけるほうが自分としては好みです。
CATALYST BROWSEの欠点は、どうしても処理に時間がかかる事。また、リソースも必要です。4GBメモリのGPUではメモリが足らないと言われます。そういう場合は、処理するデバイスをCPUにしてやると速度は遅いですが処理は可能です。
実際の補正の様子は以下のYouTubeに動画をアップしてあります。
https://youtu.be/wAsm2QFpyLo 『CATALYST BROWSEとは』
ダウンロードは以下です。
東京都在住のアマチュアカメラマンです