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ドバイワールドカップデーの馬券を当たり前にスマホで購入する日常

今週末から競馬のG1レースが続く春シーズンに突入。
毎年同じことをしてるのになんでこんなにワクワクするのでしょうか。
3月27日高松宮記念を皮切りに、4月3日大阪杯、4月10日桜花賞、4月17日皐月賞と5週連続でG1レースが開催されます。その後も天皇賞やダービーなど6月まで買いたいレースが毎週やってくるので、軍資金の確保に一苦労します。やっぱり競馬は馬券を買わないとね。

うれしい悲鳴と言いますか、今週はいつものJRAのレース以外にアラブ首長国連邦で「ドバイワールドカップデー」が開催されます。1日にいくつもG1レースが行われ、カテゴリごとに世界中から強い馬が参戦するまさに「ワールドカップ」なのです。
日本からは22頭の登録があり、うち4レースは日本で馬券が発売されるのです。

日本馬が出走するレースに限り、日本でも購入できるようになったのは2016年の凱旋門賞から。勝ち目の薄そうなマカヒキを1番人気にしちゃったのも今は昔。最近は日本馬であろうと実力のない馬は人気にならない。
コース適正や血統などもファクターになり、国内のレースと同じように売れていくのです。強い馬ではなく、合う馬を全員で探し合い、日本の競馬ファンはこの6年で世界の競馬を学習しているのです。

レースに馬を出す側もノウハウが蓄積されています。
最も日本馬が得意とするドバイシーマクラシック(芝2410m)は16頭中5頭が日本馬。
昨年のダービー馬シャフリヤールやオークス馬ユーバーレーベンがいるので一見豪華に見えますが、いずれの馬も国内で最強というわけではなく。今年の競馬で主役を張るにはちょっとずれている馬ばかり。でもいかにもここで勝ってくれそうな、この距離このコースがあっていそうな面子です。
最強馬が行くよりも、適正の高い馬が行くほうが勝ちやすい。かつて皇帝シンボリルドルフがアメリカ遠征で全く歯が立たなかったことがウソのようです。

勝てそうなレース、ちょっと足りなさそうなレース、なんとか勝ってほしいレース。どれも馬券を買いたくなる、面白そうなメンバーです。
海外で勝つことが当たり前になった昨今。一昔前の、悲願の勝利に伴う劇的な感動はなくなったのは少しさみしいのですが、今年もいっぱい馬券で楽しみたいと思います。

そうそう。高松宮記念はとりあえず、またサリオスを買っちゃおうとおもいます。


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