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野球人の憧れ「センターカメラ」を実現するために

少人数でのスポーツライブ配信を極めたい週刊ひがしおおさかですが、野球の中継をやるとむちゃくちゃ要望が出る「センターからのカメラ」。

6月4日の06BULLS対和歌山ファイティングバーズ


これ、めっちゃ手間なんですよね。
だいたいカメラ置ける場所とスイッチャーは離れちゃうから。大きな会社は光ケーブルを敷設してるんですが、うちがそんなことしたら本末転倒です。

で、最近はめっちゃ便利になってて、HDMIをワイヤレス伝送するガジェットが誕生してるのです。
Hollyland Mars 400S PRO

三脚に立てときます。無人です。

花園球場のセンターは、こんな感じ。草っ原です。夏になるともっと雑草ボウボウになります。
んで、カメラのHDMI出力をMars400SPROの送信機に突っ込む。

養生テープで固定。養生テープは神アイテム。

次は受信機。

受信機。撮影時以外はもう少し高いとこに設置して受診しやすくします。

付属のアンテナを付けると、ギリギリセンターからバックネット裏まで届きます。公称120mなので、まさにそんなもん。

みんな大好きブラックマジックデザイン社のATEM mini。

んで、ATEM miniに突っ込みます。1だとノイズバリバリになるので、2に入れてください。
もちろんyolobox proでも大丈夫。

ジャーン!
これから、スポーツの配信では定番になる予感。

最大の弱点は0.3秒ほどの遅延です。ATEMなどのスイッチャーで有線のカメラとの切り替えをすると少しずれます。
上の中継もまあまあずれてるでしょ。たぶんATEMの音声ディレイ機能を使えば修正できますが、スイッチングしたときにまたずれます。前カメラにMars400SPROをつければ気にならなくなるのかな?とか思いますが…どうなんでしょうか。また検証してみます。

なので現状は、動いている被写体を連続して撮影している最中に切り替えるのは違和感が出ます。

野球ならまだなんとかなりますが、サッカー野球のグラウンドレベルカメラとして使うと違和感バリバリです。セットプレーを大写しにするくらいだと、とても使えます。
迫力が出ます。
その辺はまた、実績を公開したいと思います。

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