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動画コンテンツの赤と青

ドクター・キャピタルって知ってる?久しぶりにYoutubeに動画が上がってたから、すかさず見ちゃった。

小難しい!小難しいよキャピタル!
ドクターキャピタルとは、アメリカ人のシンガーソングライターにしてラジオパーソナリティ、そして音楽博士。生徒だったアンジェラ・アキさんと共作でアルバムを出すなど、ひとことで言うと、キャラ多すぎ。情報が盛られすぎてて渋滞を起こしています。朝の阪神高速東大阪線です。

次は有名どころ。きまぐれクックがマナガツオをさばいていました。

急上昇の1位にもなっていたように、今最も勢いのあるYouTuber。「好きでさばいていて、ふぐの調理免許を持っている」とのプロフィールも納得の手際の良さで、「なぜか毎日見てしまう動画」としてテレビ出演も果たししばらく勢いは止まらないであろうクリエイターです。

最後にもう一つ。わっきゃいのどうでもいい日常ニュース1月編です。

京都大学の学生である「わっきゃい」さんが、1ヶ月間に自身に起こったどうでもいい出来事をTVのニュース番組調で配信。細部にこだわった作りでどうでもいい話をもっともらしくニュースにする様は、
「何だってネタになる、誰だってクリエイターになれる」
と僕に言ってくれたカドカワのAさんを思い出します。ありがとう、Aさん。またラーメン食べに行きましょう。

小学生が将来の夢でYoutuberが人気だとか言いますが、それって「芸能人になりたい」と同義なわけです。モデルになりたい。スポーツ選手になりたい。漫才師になりたい。と同じくコンテンツビルダーになりたいってことですよね。子どもはコンテンツくらいしか楽しいことを知らないから、当然。

面白いコンテンツを発信する場が、インターネットの登場により爆発的に広がった平成の30年間。新しいチャネルにチャンスがあることくらいみんな知ってて、実績のない才能が新しいチャネルを求めるのは必然です。ドクター・キャピタルやきまぐれクックのように、もともと自分の強みがあればなおさら。収益をYoutubeからの広告収入に頼り切りにならなければ、選択肢は無限大です。

もちろん好まれる動画のタイプは違ってきています。絶大な人気に支えられいわゆる稼げるカテゴリとされる「検証系」は定番にしてすでにレッドオーシャン。んじゃどこにブルーオーシャンが広がっているのか。
自分にしかない武器を動画に変えて発信したものが次の勝者になる。TV番組の真似をした時点で負け。カジザックは芸人としての実績があるからTVコンテンツの焼き直しでも見られるわけです。

とんがって、とんがりまくった奴が勝つ。寝る前の布団の中で、毎日そんなすげーやつとの遭遇をワクワクしながら待っています。いい時代っすよね、ほんと。

で、最後にここ最近で一番来てるなと思った「無駄づくり」ってチャンネルを紹介。無駄な機械を作り続ける女性YouTuber。なんとも言えない気持ちになった、クリスマスに恋人と手でハートを作る機械の動画。

真顔っすよ真顔。これ、面白いけど、金にはならないだろうなぁ(笑)

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