見出し画像

ワイドに脚光が当たる?!ウマ娘世代はどんな馬券の買い方をするのだろうか

日本の競馬にワイドなニュース
というフレーズで、新馬券種「ワイド」が開始されたのは1999年。CMのキャラクタは元大関の小錦でした。覚えてる人いるかな?

発売開始されるまでの馬券種は
単勝、複勝、枠連、馬連
の4種類。新馬券はファンからの要望も多かったと記憶しています。しかし導入されたのは、選んだ2頭が
1,2着 or 1,3着 or 2,3着
に入れば的中という、今までよりも当たりやすく配当の少ないもの。
僕を含めて多くのファンは
「そこじゃない」
と総ツッコミしていました。小錦のポスターを見ながら。
それからずっと、20年以上僕は
「ワイドって一度も脚光を浴びたことがないよな」
って思っていました。
ところが、ワイドのシェアが最近上がっているということで

さすが日本経済新聞ってノリの記事で、ネット投票を中心にした新規ユーザーにワイドが人気であるというもの。
その要因は、固有名詞こそ出ていませんが「ウマ娘」から来た競馬ファンが、より的中しやすい馬券を好んでいるのだというのです。

ってマジで?!

僕は競馬ファンの中では一定の割合を占める「単勝派」。勝つ馬のイメージをしてから、それにあう2着と3着を考えていくので、単勝で買う馬が決まらないレースは基本的に買いません。
「この馬が勝つと想定して…」
ってのが楽しいのです。
なので、今僕の頭の中に
最近の若いもんは
って言葉がヘビロテしています。嫌われるから絶対に口に出さないけど。

日経さんの記事にもありますが当たりやすい馬券の購入が増えれば、的中した資金を次の馬券に回してくれやすくなります。
万馬券あたったし、今日はもういいや(多くは焼肉とか風俗に行く)
ってのがなく、コツコツ買い続けてくれるファンの方が次に繋がるので、主催者はありがたい。競馬界の足腰強化を、名馬を擬人化したゲームが担う。世界中で日本にしかできない、これこそが「日本競馬」でしょう。

記事内では全体的な馬券種シェアの話に終止していますが、レースによってシェアも違ってくるはず。一度自分で調べてみようと思います。もうすぐクラシックも始まりますし。

ちなみに僕は、1990年代に競馬を始めたダビスタ世代です。あの時代は「武豊」「オグリキャップ」「ダビスタ」が競馬ファンを増やしたと言われました。この世代の特徴は、展開や血統、馬場などから自分で予想するファンが増えたと言われています。
ウマ娘が好調な今、その世代がボリューム層になることは確実です。ウマ娘世代の競馬ファンは、どんな特徴を持つことになるのでしょうか。

この記事が面白かった、同じような記事をまた読みたい、他にない素晴らしいものだと思っていただければサポートいただけると幸いです。取材費に使わせていただきよりオンリーワンな記事をお届けしやすくなります!