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母校で授業をする

金曜日の15時から、母校・摂南大学にて授業に登壇してきました。「エンプロイメントデザイン2」というタイトルの、外部講師が自分のロクでもないキャリア遍歴を晒すというもの。
いや、ロクでもないのは僕だけか。

今年は300人の前でしゃべるという、責め苦のような状況でしたが、珍しく1週間かかっね作成した40ページのスライドを元におました。

水野先生撮影の今回の様子

1992年、1浪の末10校入試を受けるもここしか受からなかった摂南大学工学部経営工学科に入学した僕は、自宅から100分程度かかる寝屋川のキャンパスに毎日4年間通いました。人生の中で最も通勤通学に時間を使っていた時期。
その分なにかを学べたかといえば、あの頃の多くの大学生と同じくただ漫然と勉強をして何者にもなる気のない日々を送っていました。覚えたのは競馬くらいのものです。

根が文系な僕なのに、なぜか理系に進学したためのめり込む勉強は一般教養が主。相変わらず無駄知識を溜めつつ、生産管理やトヨタ生産方式など専門分野にはあまり興味を示すことができませんでした。卒業研究もかなりいい加減。人生の汚点が、母校にはいっぱい詰まっています。

そんな母校に縁をくださったのは、摂南大学准教授(だっかな?)の水野武先生。2016年、就職活動に関する座談会を企画した際に知り合いました。

それからもう今年で6年目のエンプロイメントデザイン2。今では他の講義に呼んでいただいたり、インターンシップの学生さんにもきていただいたりと、長く母校と関わる機会をもらっています。
そしてインターンシップの学生だった梶間くんは、今や週刊ひがしおおさかで4年目。感謝感謝です。

僕はあまり母校や恩人など、世話になった人に感謝したり恩返しをしようと考えません。
学校の伝統にも興味はなく、自分が何期生だとかも中高大と全く知りません。聞いてもすぐ忘れます。
でも楽しく仕事ができる縁は大切にしたいと思っているのです。

授業終わりにハイチーズ!

実は☝️の座談会、登場人物がもうひとかた学校の先生がいらっしゃいました。が、記事を書いてチェックをお願いしたところ
「やっぱりいなかったことにしてください」
と言われちゃったのです。
過激過ぎたのか、何にしても申し訳ないことをしちゃいました。その後その先生はおろか、先生が所属されている学校とも疎遠に。んまあ、そりゃそうだよね。

一方で過激な内容でも「面白いから問題なし」とおっしゃっていただいたのが水野先生とサンコーインダストリーの奥山社長。お二人とは今もお付き合いしていただいています。
お二人にはまだこの時の恩返しをできていません。何か必ず、お返ししたい。そう思いながら、6年が経過しました。
なんとか、10年以内には。

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