笠岡グルメレポートVol.1「はや川ラーメン 一笑懸麺」
イベント告知ばかりも味気ないので(笑)たまにはちょっとした息抜きも兼ね、工房周辺のお気に入りのお店や施設のご紹介もできたらな…、と思い立ち今日は初めて近所の飲食店について綴ってみます。
本日ご紹介するお店は『はや川ラーメン 一笑懸麺』さんです。
私Michikusaが工房を構える『シェアアトリエ海の校舎』から、海岸線沿いに西へ車を10分ほど走らせたところにあるこのお店。笠岡第一病院からもほど近い人気のラーメン屋さんです。私は職場の仲間に教えてもらってすっかりファンになり、そこからたびたび足を運ぶようになりました。
もともと仕出し屋さんということもあり(現在も予約制にて仕出しの営業も行われています)、その様子は建物右上の看板からも窺い知ることができます。
この日は定番の醤油ラーメン＆口福の豚丼セットを注文しました。
まずは醤油ラーメン。麺の太さは中太のややちぢれ麺。スープのお出汁は滋味深くてすっきりと…＆それでいてキリッとしたいい塩加減の醤油スープが麺によく馴染んでとてもおいしいです。背脂のコクと塩加減も丁度よく、そのまますするもよし、白ごはんを注文して一緒にかき込むもヨシ！といった感じ。
そして極め付けはチャーシューです。なんと鶏(手前)と豚(奥の海苔の下あたり…見えるかな？笑)の２種類が乗っかっています！鶏チャーシューはおそらくむね肉かと思いますが、しっとりとした柔らかさとさっぱりとした淡白さがスープの塩気とよく合っています。そして豚チャーシューは脂身部分がホロっと崩れるようなやわらかさで、それでいてお肉の方は程よい肉感(語彙力…笑)があってこちらも絶品！
もともと仕出し屋さんであることもあってか、スープにメンマにチャーシューに…、ひとつひとつの作り込みがとても丁寧で味わい深いのです。
そしてお次は「口福の豚丼」。
今回はラーメンとセットでの注文なので半盛りですが、ごはん物としての単品のラインナップもあります。これがまた美味っ！ほんの少しとろみのある醤油ベースのタレが豚肉とよく絡み、口に運んだ瞬間…にんにくと胡椒の香りががつん！と鼻の奥まで抜けていきます。なので午後から商談などがある方は注意が必要ですね。笑
しかしながら、午前中の労働でほどよく疲れた時にグッと胃袋をわしづかみにされるような…ひとくちでやみつきになっちゃうタイプのお味です。"卵が乗ってないタイプのスタミナ丼"とやや似ている…といえば少し分かりやすいかも知れませんが、しかしそう表現するにはもっと上品で、もっとペロっと軽く食べられちゃうような感じです。笑
理由はおそらくそもそもそこまで脂っこすぎないのと、さらに酸味(たぶんお酢によるもの？)が絶妙に効いているからでしょう。この酸味がまた疲れた体に沁み渡るんですよねェ………(恍惚)。
ということで今回は醤油ラーメンのセットを注文しましたが、塩ラーメンもおいしいですし(塩ラーメンはあまったスープでお茶漬けが作れる専用のごはんセットがあります！)、他にもピリ辛系のラーメンなど(ここを教えてくれた職場の子はこのメニューが一番好き)毎回目移りしてしまうくらいどれもおいしいので優柔不断な私はメニューを決めるのについつい時間をかけてしまいます。
サイドの餃子も唐揚げもおいしいしなぁ…。
まだ行かれたことのない方はぜひ、海の校舎に遊びに来たついでに寄ってみてください。「私もよく行くよ！」という方はお気に入りのメニューをコメントにて教えていただけたら嬉しいです。
●店舗情報
『はや川らーめん 一笑懸麺』(岡山県笠岡市横島１７２０−１)
営業時間…11:00〜14:30、17:00〜21:00 月曜定休
TEL：086-567-2222
ちなみに。ここのお店も例に漏れず海外沿いのため、軒先のコンクリートの隙間にはこの日、大輪のハマナデシコが見ごろを迎えていました。(ロゼット葉を展開する様子を以前より知っていたので、やっと花の咲く瞬間が見れてとても嬉しかった)。
ハマナデシコは一般に、波が打ち寄せるような小高い崖地の隙間によく生えがちなイメージの強い植物だったので、こうして平地で安全に観察できるのはかなりうれしいポイントでした(崖の隙間とコンクリの隙間が物理的に似ていて生育に適しているのかな…？など膨らむ妄想)。
海岸性の植物に出会うと、やっぱりテンションが上がりますよね。ここでしか出会えないワクワク。私にとってハマナデシコと一笑懸麺さんのラーメンとの共通点もそこにあるような気がいたしました。(ナンチャッテ)
他にもまだまだ紹介したいお店さんがたくさんありますので、またゆるり更新していきたいと思います。よかったら読んでやって下さいね。ではでは。
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