【S18ダブル最終43位】 バナコーポリ2〜鉄球ヤミラミを添えて〜

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はじめに

はじめまして!アルと申します。ダブルバトルシーズン18において初の最終2桁とレート1900を達成することが出来たので記念として構築記事を書いてみることにいたしました。拙文ではございますがお付き合いいただけると嬉しいです。

構築経緯

私がダブルを本格的に始めたのはシーズン16の中盤であり、全国ダブルは今回が初体験だった。知識と経験が不足している状態で戦っていける構築を組むために、前シーズン友人のレンタルを使い手応えがあったバナコーポリ2 をベースに組み始めることにした。
次に基本選出の残りの1枠にはここまでいない物理枠がいいだろうと考え、優秀な先制技を持ち、物理ポケモンの天敵である威嚇が効かないマンムーを採用した。

残りの2枠については迷走したが、ガラルファイヤーや裏から出てくるレヒレなどに強く催眠対策にもなるカプ・コケコとポリ2 では足りない部分のサポートができるヤミラミにたどり着いた。

個体解説

フシギバナ(キョダイ)

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性格:ひかえめ 特性:葉緑素 持ち物:弱点保険
187(252)-×-104(4)-165(236)-121(4)-101(4)
技構成 ハードプラント/ヘドロ爆弾/大地の力/まもる

調整はs12のcobalt(@cobalt_poke1234)さんのフシギバナが原案らしいが私は知り合いの記事からパクってきただけなので知らない。
この記事を読んでいる勘のいいガキの皆様は気がついているであろうが、努力値が足りてない。これは原案の4振りバナを抜く調整に変えようと考えて、特防下げたがその分降ってないというやらかしがあったからだ。記事書きながら気がついたが試合展開には関係なかったと思いたい。
持ち物に関しては早めにバナを落とすために上から弱点技で殴ってくるポケモンが多いため弱点保険にした。発動回数は多かったが、そもそも上から弱点技集中などで消し飛ぶことがあるため半減きのみが欲しい場面も多かった。


ポリゴン2

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性格:おだやか 特性:ダウンロード 持ち物:しんかのきせき
191(244)-×-130(156)-125-141(108)-80
技構成 冷凍ビーム/サイドチェンジ/トリックルーム/自己再生

これも前シーズン借りた構築からの流用個体。原案はさず(@i_love_chemi)さん。耐久ラインが絶妙で環境が変わっても頼りになった。私が調整を考えるのが苦手なのも変えなかった理由の一つ。
ガブリアスなどの氷4倍ポケモンやバナが呼ぶ飛行タイプへの打点となること、ワンウェポンなので無効化されたくないことなどを理由に冷凍ビームを採用したがトライアタックも選択肢に入っていた。サイドチェンジは怪電波でもいいかもしれない。


コータス

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性格:れいせい 特性:ひでり 持ち物:木炭
177(252)-×-160-150(252)-91(4)-22(個体値0)
技構成 噴火/熱風/大地の力/まもる


これも流用個体。普通のアタッカー。トリルがないと力を発揮しきれないことから後半はあまり選出できなかった。刺されば最強だった。


マンムー

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性格:いじっぱり 特性:どんかん 持ち物:気合いの襷
185-200(252)-100-×-80-132(252)
技構成 氷の礫/10万馬力/岩雪崩/まもる

詰めのポケモンとして採用された。少しでも火力が欲しかったのでA特化、襷があるので残りはsに回した。威嚇無効が優秀であり、氷地面という技範囲も刺さっていた。岩雪崩は主にバナコーポリ2 で勝てないリザードン対策、また詰める際に全体技が欲しいと感じて採用した。浮いてるポケモンが手持ちにいないため地震の採用は見送った。10万馬力は命中不安とはいえ大体あたるため信じて打っていた。

こいつも努力値4振ってない。


カプ・コケコ

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性格:いじっぱり 特性:エレキメイカー 持ち物:命の珠
177(252)-183(252)-105-103-96(4)-150
技構成 ワイルドボルト/ブレイブバード/電光石火/まもる

対カプ・レヒレを想定して採用したポケモン。瞑想を先に積まれても上からワンパンするために物理型の電気タイプを探してたどり着いた。
特化珠ワイルドボルトレベルでないとフィールドを取られた際にH振りレヒレに確1が取れないため、珠or鉢巻が必須であり、先制技を覚えることやまともなフェアリー物理技を覚えず、他の技でこだわると弱いことから命の珠を採用した。Hに振ることで技の反動込みでも複数回動けることが多かった。珠ダメ最小などは考えてなかった。
残りの技は考慮されにくい先制技の石火とダイジェットの媒体となるブレイブバード、安定のまもるにした。ダイジェットは悪ウーラオスへの打点として打つことが多い。じゃれつくをくれ。

このポケモンはこの構築においてフシギバナ以外で唯一ダイマ適性があるので頼りにしていた。また、エレキメイカーは構築に存在しなかった催眠耐性の役割を担ってくれた。

実はリザードン抜きまでsをふったバージョンのコケコも育てており、終盤はそちらを使うこともあった。その場合は不意打ちの上から石火を打てるなど対ウーラオス性能が高くなる。


ヤミラミ

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性格:わんぱく 特性:いたずらごころ 持ち物:黒い鉄球
157(252)-95-111(44)-×-112(212)-70
技構成 猫騙し/先送り/トリック/ちょうはつ

汎用性の高いサポート枠。ポケモン徹底攻略様の耐久調整ツールにより1番硬くなるようにしてある。
バナに有利なヒートロトムをトリック+ダイアースでワンパンできたら気持ちいいなと思い、鉄球トリックを決めるためにいたずらごころのポケモンから選び出した。いたずらごころによる挑発が効かない、先送りが強い、猫騙しが効かないなど優秀なヤミラミで行うことにした。挑発は搦手でやられないようにするためにいれた。優秀なポケモンだが、チョッキをトリックした場合猫騙しを失敗するだけの機械になり、悪あがきすら打てない点は注意が必要。対悪タイプやサイコフィールド下では何もできないことにも注意してほしい。

元々猫騙しの枠を鬼火で使っていたがレヒレが多いこととそもそも鬼火が当たらないことから猫騙しに変更した。元のヤミラミがA0かつ性格で下降補正をかけていたため育て直しとなった。

(黒い鉄球を知らない人は使う前に仕様を調べることをお勧めします)



選出及び立ち回り

基本選出は表バナポリ2 の裏コータスマンムー

バナ初手ダイマ+ポリ2 トリル→コータス噴火で残ったポケモンをマンムーやコケコで削り切るのが基本的な考え方。
明確に不利かつ初手に来やすいのはテッカグヤ、ガラルファイヤー、リザードンなどだがこの辺はコケコにダイマを譲るなどして通せるようにすると勝ちやすい。脳死でバナダイマでも戦えないことはない。

ヤミラミはポリ2 が通らないときや役割があるときに選出する。そのさい、ヤミラミとコータスは同時に選出しないことをおすすめする。

レヒレやモロバレルなどの催眠ポケモンがいるときは基本のルートが通る時でもマンムーより優先して出すのがおすすめ。

Special Thanks

ぐれファミの皆様


おわりに

この構築で対雨滅びが安定する方法を見つけた方は教えてください。というか雨滅びに限らず重そうな構築とかバナコーポリ2 メタにこうやれば勝てるよってのが見つかったら教えてくださいお願いします。

長くなりましたがここまでお付き合いいただきありがとうございました。誤字脱字等の間違いを見つけた方はそっと知らせてください。
また、この記事では選出や立ち回りはあまりしっかりと書いてませんが常識的なDMをくれればできる範囲で対応します。質問等が有ればどうぞ。











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