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映画批評

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映画批評。
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#映画レビュー

【映画評】「グロテスク」(2009) スプラッター版「奇跡の海」

「グロテスク」(白石晃士、2009)評価:☆☆☆★★  もう2度と観る気になれない映画で…

Y.N.
1年前

【映画評】映画短評2020

 2020年に書いた、映画についての短いメモ。  2020年公開の映画はほとんど含みませ…

Y.N.
1年前
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【映画評】「パリは燃えているか」(1966) パリが燃えなかったせいで平和ボケしたフラ…

「パリは燃えているか」(ルネ・クレマン、1966)評価:☆★★★★  10月13日、BSプ…

Y.N.
1年前
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【映画評】「宇宙人の画家」(2021) 学校的価値観の呪縛

「宇宙人の画家」(保谷聖耀、2021)評価:☆☆☆☆★  傑作だ。  ボルシェヴィキ、大…

Y.N.
1年前
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【映画評】「食屍鬼ダーマー」(1993) 「空っぽであること」の悲哀

「食屍鬼ダーマー」(デヴィッド・R・ボウエン、1993)評価:☆☆☆☆☆  カナザワ映画…

Y.N.
1年前
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【映画評】「ザ・フライ」(1986) 同情しやすいバケモノ

「ザ・フライ」(デヴィッド・クローネンバーグ、1986) 評価:☆☆☆☆★  キチガイの…

Y.N.
1年前
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【映画評】「NOPE/ノープ」(2022) スペクタクル批判の特撮

「NOPE/ノープ」(ジョーダン・ピール、2022)評価:☆☆☆☆★ これがどういう映画かといえば…… 要するにアメリカ版『ウルトラQ』  要するに、アメリカ版「シン・ウルトラQ」だ。空飛ぶ謎の物体は「バルンガ」、猿の反逆は「五郎とゴロー」、人気のない遊園地は「2020年の挑戦」である。メイン・テーマに据えられている黒人差別についての問題意識は、ウルトラシリーズの脚本家、金城哲夫や上原正三が抱えていた沖縄についての問題意識と通じている。  また、「NOPE」では、もうひ

【映画評】「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」(19…

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」(シャンタル・アケル…

Y.N.
1年前
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【映画評】「華氏119」(2018) 正義のガキ政治

「華氏119」(マイケル・ムーア、2018)☆☆★★★  アメリカの市民運動の雰囲気がつ…

Y.N.
1年前
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【映画評】「M」(1931) ファシスト失格?

「M」(フリッツ・ラング、1931)☆☆☆☆☆  つくづく恐るべき映画である。初見時、私…

Y.N.
1年前
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【映画評】「マルクス・エンゲルス」(2017) きちんと赤狩りしておけば……

「マルクス・エンゲルス」(ラウル・ペック、2017)☆☆★★★  うっひょー、アカだあ!…

Y.N.
1年前
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【映画評】「博士と彼女のセオリー」(2014) ALS患者の演技は難しい

「博士と彼女のセオリー」(ジェームズ・マーシュ、2014)☆☆☆★★  ホーキング博士の…

Y.N.
1年前
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