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振り返りとこれから

スマブラSPが発売してから5年
色々あったので自分のスマブラを振り返って、今後どうするつもりかを書いてみます。
長くなるので暇な人だけ読んでください。


メインキャラをワリオにしたのが2019年の終わり辺りで、2021年の最後にワリオの弱体化に萎えてスマブラから離れた。

実はこの記事書いた時は殆どスマブラやってなくて、だったらせめてスマブラやってた時間を活かして何かを残したいと思ってそんな読まれないだろうなと思いつつ書いたけど、思ってた以上に読まれて有名プレイヤーから参考になったと言われたりして嬉しかった。

これで満足してスマブラから離れられると思っていた矢先、転機が訪れた。

Pound2022 Glutonny優勝

このシーン泣いた

大きい大会の観戦はしてたからリアルタイムで見てたけど、めちゃくちゃ感動した。
Poundの前のGenesisでも錚々たるメンバーを倒して準優勝してて、すごいなーと思ってたけどGFではMkleoにボコボコにされて現実見せられた感じがあった。

でもそこからすぐの大会で、彼は世界最強のMkleoを2回倒して優勝した。
当時はワリオベレトのカードは不利だと思ってたし、ましてや弱体化したワリオは優勝できるようなキャラでは無いと思っていた。

そんな事を思ってスマブラから離れた自分がアホらしく感じて、スマブラに復帰した。

変化

もちろんスマメイトをやろうということになってやり始めたけど、大きな問題があった。

環境がめちゃくちゃ変わっていた。

既にDLC2が暴れ始めていて、これどうすんだよと頭を悩ませた。
ワリオは確かにDLC2に苦しい相性が多くて、これをオンラインでやり続けるのは自分の力量では無理だと感じた。
何か解決策は無いかと考えて、当時ダブルメインが流行っていたのでワリオの相方を色んなキャラを触りながら探していたら見つけた。

強そう

クッパJrの上位互換のようなキャラがいた。
(ワリオを使う前はクッパJrがメイン)

ロボットはワリオと似ている要素が多くて、使いやすかった。
空中技の使い方と、下強と上強が完全にワリオだったし体重と復帰の強さも似ていてしっくり来た。
なんでこんなピッタリのキャラに気づかなかったのかというと、ワリオがロボットに有利だったからロボットを強いと思ったことが無かったからだった。

オンラインで強いキャラなのは間違い無いし、こいつのおかげでスマブラがめちゃくちゃ楽しくなった。

他にも遊びで触っていたカズヤがスマメイトで出せるレベルの練度になって手持ちに加わったり、篝火8に出てアイクラに負けて敗退して
「あんなキャラに二度と負けてたまるか」
と思い練習していたリヒターが手持ちに加わった。

そこからとにかくワリオの練度に追いつくためにスマメイトでロボットを中心に練習し続けた。

2023年になった頃にはワリオ以外でワリオと同じレートに行ける程に成長していた。

篝火10

ワリオロボットのダブルメインが完成した頃、丁度篝火10の開催が決まって海外勢が沢山参戦することが分かり、これは行くしかないと思って参加した。

初戦は現在最高レート2100のフォックス使いChonさんで、ワリオでの対フォックスは自信があったので本気で勝つつもりで挑んだ。

結果は2-0で勝ち

めちゃくちゃ嬉しかった。正直この時点で既に満足してた。

二戦目はゆりAIRさん。言わずと知れた強豪CF使いで、こちらもワリオで自信のあるカードだったので勝つつもりで行った。

結果は2-1で勝ち

今日帰りに死ぬんじゃないかと思った。
それくらい全てが上手くいって勝てた。

三戦目はMuteace。世界最強ピーチ使いで、Genesis準優勝した後に来たので、勢いに乗っていた。ここまで来たら勝てるんじゃないかと思った。

結果は0-2で負け

無茶苦茶強かった。人生で一番勝てる気がしなかった相手だったかもしれない。立ち回りが固すぎて触れ無さすぎた。それもそのはずGenesisでGlutonnyが負けている。破壊するしかないと思って二戦目は終点カズヤで行ったがこれもボコボコにされた。それもそのはずRiddlesのカズヤが負けている。
どうすればよかったんだ…
後から有利だと知って一か八かリヒター出せばよかったと思った。

裏の初戦は、裏でChonさんを破ってきたマリオ使いだった。一切マークしてなかったので怖かったし、対マリオは自信なくてカズヤで行くか迷ったけど結局ワリオを信用して出した。

結果は2-1で勝ち

ひよらずに行くべきところをちゃんと行って復帰阻止を決めまくって勝った。
そして気づけば次は予選敗者側決勝まで来ていた。

敗者側決勝の相手は日本トップクラスのピット使い、ナタさん。
予選抜けが目標だったし、もう失うものも無いので緊張せずに行けた。

結果は0-3で負け

一戦目は競っていたものの、二戦目は対応されて内容が悪かったので、三戦目でワリオからロボットに変えたが惜しくも負けた。
喰らいつけてはいたがやはり全体的に相手の方が上手だった。

予選抜けは出来なかったものの自分はまだ強くなれるんじゃないかという可能性を感じることができたのでとても満足だった。

目標達成

長い間スマメイトの最高レートが1700台で停滞しており、1800昇格戦まで行くことも何度かあったが惜しくも行けないというのが続いていた。

スマメイトをやり始めた時から1800を最終目標に設定していて、理由はなんとなく常人の限界が1800という感じがあったからだった。

スマメイトのシーズンの終わりが近づいていたある時、マエスマオンラインにふと出てみた。
そしたら思ったより勝てて、道中ではロボットで2200のポケトレ使いのきとさんを倒してリザルト入りした。

もしかしたら俺強くなってるんじゃないかと思ったが結局メイトで何連敗もして萎えてやめた次の日、チャンスが来た。
連勝を重ねて前日比が+90で、昇格戦チャンスが訪れた。

相手はカムイで、勝ったら絶対1800に上がるレートだった。
流石にこの時はワリオかロボしか使わないメンタリティで、ワリオカムイがだるいのでロボットにした。

結果2-0で、初戦3タテ、二戦目2タテした。

めちゃくちゃ集中していて自分のロボットが過去最高に強かったと思う。
あの時だけならレート2000あったかもしれない。

とにかく当初の目標のレート1800を達成して、スマブラに未練が無くなり、モチベも薄れつつあった。
そして何より

当初は2018年発売予定の作品

大好きなゲームの最新作が発売しようとしていたから、そっちに移行するだろうと思っていた。が、

発売されることは無かった

萎えた。
しかも遅れておいていつ発売されるのかも明かされなかった。
完全にスマブラをやろうというマインドになった。

ウメブラSP10

そんな中初の三日開催で過去最大規模のウメブラが開催することが決まっていた。
そして大好きな選手であるGlutonnyが来るらしい。
行かないわけがない。
ウメブラに備えてシードを上げるために色んなオフ大会に出て、なんとかグループ内の第4シードを手に入れた。

当日会場に来たが、点呼で初戦の相手がいなかった。
そしてそのまま現れずDQになったが、正直なところ対戦して温めたかったので幸先が悪かった。

二戦目の相手はAliceさん。日本最強のロイ使いで、シードが30とかだった。
ワリオロイは自信があったし、何より本気で予選抜けを目指してたので、勝ったら予選抜け確定になるここが1番大事だった。

結果は1-2で負け。

惜しかった。
初戦はギリギリ勝ち取り、二戦目は1スト丸々リードのまま相手はラストストックになった。正直その時点で勝ったと思ってしまった。甘かった。
相手は気合いで追いついてきて、最後お互い130%のところで下強が弱に暴発してしまい負けた。
その時はメンタルリセットしたつもりでいたがほんとは折れてたのかもしれない。
三戦目はボコボコにされた。

めちゃくちゃ悔しくて、初めてそんな気持ちになった。もし勝っていたらアップセットファクター8とか出て、しかも予選抜けができたはずだった。
その後Aliceさんが13位まで走っていてなんだか複雑な気持ちだった。

裏の初戦はルキナ使いで、正直ワリオでもロボでもルキナとやるのは嫌いだがまだマシなロボットを選んだ。

結果は2-0で勝ち

復帰阻止をあまりされず体力差で勝つような試合内容だった。

そして予選敗者側決勝。相手はニャンちゃんさん。
レート2400リンク。何故だ。何故レート2400がグループ内シード3な上に裏に落ちてきているんだ。
それだけでも最悪だったが、何よりリンクはメイトでも勝率悪いキャラトップ3に入るレベルで苦手だったが、やるしかないので頑張った。

結果は0-2で負け

一戦目ロボットがボコボコにされて二戦目ワリオでなんとか食らいついたが負けた。
でも逆に苦手キャラの2400にここまで戦えたなら行けるんじゃないかと謎の自信が生まれた。

その日の夜は勝ってたはずの試合を謎にひよって引き気味に立ち回って負けたことの後悔が止まらなかった。冷静に考えてこっちが荒らす側なんだから強気に行くべきだった。
そんな事を寝る前に考えていたら夢の中でロイに逆転負けする夢を見て最悪だった。
そんなだから目覚めも気分も最悪すぎて、観戦チケットを買ってあるのに観戦に行くか迷ったが後悔すると思って行った。

そしたらGlutonnyと写真撮れたし握手もできた

生きてて良かった。
下手な英語で写真頼んだら快く受けてくれたし頼んでないのに手を差し出してくれて向こうから握手してくれた。行って良かった。
生で見るGlutonnyはかっこよすぎた。

三日目の観戦も行って、生でGlutonnyが勝ってポップオフしたのを見た時は発狂した。一番応援してる選手が勝っているのを見るのは自分の事のように嬉しい。
惜しくもWFでは負けちゃったけどワリオでWFまで行けるということを証明してくれたし、なんならスティーブにも勝ちかけてた。やばすぎる。

これから

イナズマイレブンが発売したらそっちに移行しようと思ってたけど結局発売日未定だし、とんでもないアップセットを起こしての予選抜けがあと少しで現実になったのを経験したし、何よりGlutonnyがめちゃくちゃ勝ってるのを見て

大型大会予選抜け+レート2000

を目標にして頑張ろうと決めた。優先度的には予選抜けの方がしたいけどレート2000は言うなれば資格のようなもので、これがあるだけで肩書きになるし強さがわかりやすいし相手をある程度ビビらせられるので欲しい。
でも現状のまま行くんじゃなくてやり方を変えようと考えてる。

キャラ

正直2022年まではワリオはトップ35くらいなんじゃないかと思っていましたが2023年を経て今はトップ20入るか入らないかくらいと思うようになりました。

理由としては

・防御面の強さ
・待つ根拠がある
・低リスクで回転率の良い置き技がある
・お互い固い時の強さ

防御面の強さ

ワリオの防御面は間違いなく強いです。これは他キャラを使い込んで気付きました。ワリオしか使ってなかった時は着地弱いと思ってましたが、そんな事ないです。横移動とバイクと急降下でどこにでも逃げれます。
ワリオの着地と復帰と体重の重さと体の小ささとガーキャンの強さが相まって全キャラ中でもトップクラスの防御面の強さがあると思います。

待つ根拠がある

これはロボットのビームが時間で溜まるのもそうですが、ワリオも時間が経つだけで得があります。
他キャラ使うと結構思うけど、何も無い時間で有利になっているというのはメンタル的に有利です。
メンタルが弱い自分としてはありがたい。

低リスクで回転率の良い置き技

ワリオはフレームが強いキャラです。
中でも空中攻撃は優秀で、空N空前空後は得意の空中機動力を活かして引きながら撃てば低リスクになるし、何より空Nなんかは反撃確定じゃない場面でも撃ちながら逃げたりできます。

お互い硬いときの強さ

これは大会で特にそうですがお互い固い立ち回りになります。そうした時に前述の強みがとても活かされます。
事故りづらいし時間使って有利になるし低リスクで振れる技があります。
しかも、ガードが固い相手には噛みつきという空中掴みまであります。

上記の強みが活かされて大会では非常にメンタル的に良いキャラだと思います。

ところで現状ワリオとロボットのダブルメインが成立していて、しかも両方強いキャラだから手持ちとして強いのは間違いないけど幾つか両方やりたくないキャラがいます。使い分け表がこれ

綺麗に分かれてる

でもこいつらにまとめて有利取れるキャラなんてそうそういなくて、ありえるのが

ホムヒカ クラウド フォックス ディディー

これしかいない。でも剣キャラは使えないし向いてないから、選択肢はフォックスかディディーしかない。両方とも難易度が高いキャラだけど、強いキャラなのは間違い無い。ぶっちゃけ個人的にソラが抜けてやばいからソラにさえ勝てればいい。
だからピン刺しのつもりでフォックスかディディーを手持ちに入れたいと思ってる。

ちなみにカズヤとリヒターはどこに行ったかと言うと、カズヤは自分が重要なところで出せるメンタルが無いっていうのがあって使いたくない。格上にワンチャン引くとかそういう時にだけ出るかもしれない。

リヒターは元々アイクラとかルイージ族用に持ってて、実際今困ってるキャラたちにも行けそうな雰囲気はあるけど使い込んだ結果リヒターの有利はワリオロボの5分と大して変わらないことがわかった。
立ち回りが有利でもワンタッチで死ぬ可能性があるキャラを使う強いメンタルがない。

だからカズヤもリヒターも緊急時以外は出さない。

ワリオの立ち回り

過去にワリオの二段ジャンプの立ち回りを書いた時に、想像以上に読まれて他のワリオ使いの人やワリオを使い始めてる人が参考にしてくれたは良いものの、それにこだわった結果立ち回りが分かんなくなってしまったり、無理に取り入れようとしていた人が一定数いたので責任を感じていました。そこで言いたいことがあります。

ふーん、そんなのあるんだ程度で良いです

そもそも、誰かの真似をする必要なんてないです。
参考にする程度ならいいけどそれが自分に合っているかどうかなんて分からないです。

自分もロボットを使い始めた時はザクレイロボットとZombaロボットを真似しなければと思っていましたが彼らのやっていることが難しすぎて最終的に参考にしないで、Anathemaロボットが一番自分に向いていると思って参考にしました。

じゃあ自分は二段ジャンプを結局今も使ってるのかと言うと、結論はカードによるとしか言えません。
でも前よりは減ったと思います。理由としては

ロボットの存在

二段ジャンプを使うカードはこっちが拒否したいカードが多い。すると自ずとルイージ族とか格ゲーキャラとか対空弱い近接馬鹿とかになる。
ここら辺には今ロボットを当ててるからあまり使わないけど、逆にロボットを出さないで二段ジャンプを使うカードは何かと言うとスピードキャラ全般相手には使っている。
CF、ゲッコウガ、ジョーカー、メタナイト、ゼロスーツサムス、シーク、インクリング
ここら辺には特に刺さりが良い印象がある。

ダッシュ掴み軸

最近やっと体に馴染んだ立ち回りだけど言語化がめちゃくちゃ難しい。

そもそもこれはGlutonnyがやってる立ち回りで、試合を見まくって彼がどうやって差し合いを組み立ててるかを真似しながら理解していった。

やり方は単純で、差し合いの表択をダッシュ掴みにする。Glutonnyの試合を見ると分かるが、基本的にめちゃくちゃダッシュ掴みを擦る。これは相手がワリオとの中距離で空Nを恐れてガードを貼ってしまう人が多いから通ると思う。そもそもワリオの掴みはガノンドロフとほぼ同じ性能で、強い方の掴みなのは間違い無いし何より投げのリターンが終始高めなのが良い。

序盤は投げコンが26入って、そこから更に展開維持でダメージが見込める。中盤以降も前投げが16、下投げが13で展開が良い。後ろ投げも固定吹っ飛びで後隙が少ないので復帰阻止or着地狩りの展開に持っていきやすく、良いものが揃っている。

ロボットを使い始めた時に考えた事で、ニュートラルを複雑に考えると思考が追いつかないからできるだけ単純にしてゲームスピードを上げて相手を飲み込むという事を意識した。
実際今の自分の強みはゲームスピードだと思う。

基本的に考えることは、ダッシュから掴むかそれとも技を振るか。それだけ。
でもワリオもロボもダッシュ掴みのリターンが高い上にダッシュ下強と空Nと空前が低リスクなのでこれで差し合いが成立する。

だからこのダッシュ掴みか殴るかの差し合いは単純で1番強いと思う。
もちろんこれはこの2キャラにたまたま共通するもので、これをリヒターでやったら弱すぎるのは明白。

大切なのは相手のキャラによって立ち回りを柔軟に変えることだと思います。その柔軟性がワリオの何よりの強みです。

最後に

このめちゃくちゃ長い自己満文章を最後まで読んでくれた人がいたらありがとうございます。

前回二段ジャンプについての記事を書いた時質問をTwitterで送ってくれた人が複数いたのですが、そういう質問は大歓迎です。責任をもって答えます。

では、ありがとうございました。

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