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2015年にアレックス・ガーデンとジュリア・コリンズによってZume Pizzaとして設立されたZumeは、当初ロボットによる自動ピザ製造と配達を事業の核としていました。この革新的なコンセプトには、移動中にピザを調理するGPS搭載の自動オーブンを備えたバンを使用するというものでした。2016年9月には最初のピザを配達し、同年11月までにピザの準備プロセスの一部を自動化しました。
しかし、ロボット製のピザの品質に対する顧客からの苦情があり、このアイデアは最終的に棚上げされました。その後、Zumeはピザ製造から離れ、2018年までに人工知能とキッチン技術を用いた自動化フードトラックのプラットフォームになることを目指しました。また、自動化技術のライセンス供与や、持続可能な食品配送ボックスの特許を保持する食品包装の販売にも着手しました。2018年11月にはソフトバンクから3億7500万ドルを調達し、企業評価額は22億5000万ドルに達しました。



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