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高砂熱学 グリーン水素への取り組み



高砂熱学工業のグリーン水素製造・貯蔵・利用システムは、空調設備エンジニアリングのノウハウを活かして、再生可能エネルギー由来の電力によるオンサイトでのグリーン水素インフラ設備を提供します。このシステムは、製造から利用まで一貫してCO2を排出しないグリーン水素を製造・貯蔵し、発電・燃料・工業原料として供給することで、お客様の脱炭素・カーボンニュートラルに貢献します​​。
特に、固体高分子形水電解装置「Hydro Creator®」は、負荷追従性が高く、変動性の高い再生可能エネルギー由来電力から水素を製造することに適しています。この装置は、安定しない再エネ電力を活用し水素を製造・貯蔵することで、電力需給バランスの調整を担い、水素は貯蔵時のエネルギーロスが無く、長期エネルギー貯蔵が可能で、災害・停電時など非常時のエネルギー供給にも適しています​​。
北海道石狩市厚田地区マイクログリッドの導入事例では、太陽光発電(163kW)を使用して、石狩市厚田地区の5公共施設へ電力を供給し、蓄電機能として蓄電池(50kW/168kWh)と水素システム(水電解装置、燃料電池)を併設しています。このシステムは、災害発生時に自動制御で自立運転に移行し、指定避難所へ72時間以上、給電することが可能です

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