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脱炭素新潮流としてアンモニアはLNGを補完する JERA 可児会長 CNNインタビュー

9月5-8 シンガポールにおいて開催された Gastech Singapore 2023においてJERAの可児会長はCNBCのインタビューに答えました。

気候変動に対する脱炭素への積極的取り組み


現在はJERAはLNGの最大の買い手です。しかし、ネット・ゼロの目標を達成するために、私たちは再生可能エネルギーや、アンモニアを含む水素の開発に力を入れています。つまり、日本のように海に囲まれてガス・グリッドも送電網もない国では、エネルギーの選択肢を慎重に検討する必要があるということです。
しかし最終的には、アンモニアを導入することで、全体の電力を脱炭素化しようと決断したのです。
しかし現段階の自然エネルギーでは需要のベースロードを満たすことができないからこそ、いまはLNGに頼る必要があります。
今後10年間、再生可能エネルギーも含めた新たな供給オプションを創出しようと懸命に努力しています。そしてこの期間は、私たちができることをすべて試す期間です。2030年までに、LNGだけでなく、大規模太陽光発電、陸上・海上発電、そしてブルーアンモニア、グリーンアンモニア、水素、その他いくつかのオプションを手に入れることができれば、顧客にソリューションを提供できる可能性が高くなります。現実問題として、どの新しい酸素供給システムも、手頃なコストで十分なスピードでスケールアップすることはできていない。だから結局のところ、私たちは顧客の国に最適な、異なる解決策を組み合わせる必要があるのです。

CNBCインタビュー


キーノートパネルセッションにおいて脱炭素への世界最先端の取り組みを述べるJERA可児会長

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