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歴史ある建物でVR体験会 ~VRゴーグルの歴史も調べたよ~

100年もの歴史と格式ある学士会館でVR体験会を実施しました。

それにしても東京大学発祥の地として最初の建立から110年の建物の中で
VRゴーグルを皆で被ってバーチャル世界に入る体験交流会。
2つの遠い時代が錯誤したような不思議な感覚です。

学士会館ってこんなところ
https://tatefro.com/entry-41.html

そして参加者の皆さんは、失われた30年以前の日本経済絶頂時代を担った学士会会員の皆様。若者でも一般普及していないVRをご自身の仕事や生活に導入しようと関心をもってくださることうれしく思いました。

では、VRゴーグルの歴史ってどうなんだろう?とふと疑問に思って調べてみました。

🥽1968年(55年前)

アメリカの計算機科学者であるアイバン・サザーランドが開発したシステム「The Sword of Damocles(ダモクレスの剣)」がVRの先駆けだそうです。
現実の映像とコンピューター画像がゴーグル内で重なるようにして見え、頭を動かすと画面も連動して動くというシステムでした。

🥽1989年(34年前)

VR(バーチャルリアリティ)という言葉が使われ始めたのは1989年で1990年代に一度VRブームが起こっていていたそうです。

VPL Research社が発表した「The Eyephone」と「The Data Glove」をはじめ、日本でも任天堂が1995年に「バーチャルボーイ」を発表し、話題となりました。
SONYもこの時期にグラストロンというHMDを発売しています。
グラストロンでは、目の前にディスプレイを配置することで大画面で見ているような体感ができ、あまり画面の大きくないブラウン管のテレビが主流の当時では特別な体感ができたと言えます。

🥽2016年(7年前)

2016年はVR元年とよばれています。
一般人に手が届く価格で発売されて、世間に広まる第一歩を踏み出しました。VR体験をする際にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使用することが多く、2016年に多くのHMDが1千円~10万円程で発売されたそうです。

🥽2023年(元年からもう7年)

そして、2023年、新しいものに飛びつきがちな層に広まったものの塩漬け率はおそらく80%以上(ひげ部独自調査(笑))

そんなわけで、VRゴーグル未経験の方々、VRゴーグル独特の「塩漬けステップ」なるものがあるため、ブーム出遅れ感はまったくございません。
むしろ、最新のQUEST3を買えば、塩漬け民より優位にたてますヨ

みなさま、ひげ部入部待ってまーす。

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