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沼への誘い -クエスト(Oculus Quest)対応VRChatワールド特集-

#ワ探アドカレ 12/11の回です。

はじめに

ちょっと語りが長くなってしまいましたので、Oculus Quest(以下クエスト)対応ワールドだけ知りたいよ!という方は、枠線内はすっ飛ばしちゃってください!
※「VRChatに友人を誘いたい!」という方向けに、おすすめのクエスト対応ワールドを紹介するよ~ということが書かれています。

-----------------------------------以下語り-----------------------------------------

はじめまして!ワ探ことVRChatワールド探索部という部活で毎週素敵なVRChatのワールドを巡る活動をさせて頂いている、VRChat歴=ワ探歴のYuki(ユウキ)と申します。

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ワ探が1周年を先日迎えましたので、僕もVRChatを始めて1年が経つことになります。初VRChatによくある洗礼(とりあえず飛んでみたワールドで謎の言語を発しながら押し寄せてくるアバター達から逃げるもログアウトの方法すらわからずHMDを放り投げる)を受けて「VRChat恐い......」となっていたのも今は昔。すっかりVRChatの世界の魅力にハマっており、この世界を色んな人に知ってもらいたいな~!と思う日々です。

ですが、やはりVRChat、最初に始めるのが少しハードル高いですよね?
先の洗礼もそうですが、PCVRをするにはハイスペックPCにお高いHMD、色々と投資も必要です。そして、なかなか外からはVRChatがどんな所なのかはうかがい知ることができません(普通に魔窟に見えますよね。間違いではない気もします。)

僕の場合は部長のtakaomiさんにワ探にお誘いいただき、ワ探の活動の中で素晴らしいワールドやクリエイターの方々と出会うことができたお陰でVRChatの世界の魅力を知ることができました。そうした経験から、やっぱり最初の案内がとても大切だよなぁと感じています。
自分が好きになった世界、勧めた友人にも好きになってほしい。だから最初の案内には気合い入れてワールドを案内したい。ただ一方で...

「全くの未経験者に数十万の機材を勧めるのは心苦しい......そうなるとOculus Quest2か.......だけどクエストだと制限が~~~~!」

という葛藤を抱え、なかなか上手に勧誘(?)することができていませんでした。折角VRChatやるなら頭の先まで沼に浸かってほしいというピュアな願望......

ところが、最近になって改めてしっかりクエスト対応ワールドを調べてみますと、素晴らしきかなワールドクリエイターの諸先輩方。VRChatワールドの素晴らしさを体験できるワールドが数多くあることに気付かされました。

「これでQuestからVRChatに引き込んで後々高額機材を買わせる導線が作れるぞ!」

ということで......前置きが長くなりましたが、この記事は僕のように友人をVRChatに引き込みたい方向けに書きました。
僕の活動範囲ということで偏りもあるかと思いますが、ご友人をVRCワールドを案内する際の参考にしていただけたらとても光栄です...!

※これからVRCを始めたい!と思ってこの記事にたどり着いた方は、なにも考えずにこちらからOculus Quest 2をご購入ください!(アフィリンクではないです)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09B9F7439/ref=cm_sw_r_tw_dp_FX4RNKPZSAYH3GXH1M9Z

※それとこれは本当に申し訳ないのですが、僕はクエストを持っていないのでクエストでの紹介ワールドの体験は未検証だったりします......基本的には問題ないはずですが、体験に大きな相違が見つかった場合は追記させていただきます...!
----------------------------------語り終わり---------------------------------------

ようやく本題です。クエスト対応ワールド特集~!

「美しき世界に溺れろ!」映像美に圧倒されるワールド

僕は仕事柄、写真や映像系の友人が多いのですが、そういった方々を是非案内したいのがこれらのワールドです。
まずはワ探メンバーでもいらっしゃるEstyさんのワールド。

Steps of the Campanula - カンパニュラの足音 — by EstyOctober

無機的で有機的な、不思議なカンパニュラ。このワールドの主役は、見れば見るほど魅力にあふれています。

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ワールドの全体のルックは静謐を感じる落ち着いた色味ですが、どこか力強い生命の鼓動を感じる。そんな迫力を感じます。
言葉で説明する間でもなく、「こりゃすごい~!!」となるこのワールド、最初に案内するワールドにもおすすめです。

尚、Estyさんのワールドは全てクエスト対応していて、どのワールドも素晴らしいので是非訪れてみてください...!作者さんという軸でワールド探索するのもとても楽しいですよ!

<Estyさんの他のワールド>
Breezing in the epilogue - 終末のそよ風 
Mirrored Flowers - 鏡に咲く花
The labyrinth of sanctuary - 彼の故郷へ至る道
Isolated Towers - 隔離の塔
Twisted Forest

8-bit Cyberpunk Junction — by Nerd Koopa

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レトロゲームのような8bitルックで作られたワールドです。
見た目の楽しさもさることながら、BGMもしっかりこのルックにマッチしていて最高。ワールドにいるだけで心がウキウキしてしまいます。


ソヨカゼ荘 -SOYOKAZESO — by yo-guruto

こちらはワ探内にも数多くのファンを持つよーぐるとさんのワールド(よーぐるとさんもワ探メンバーです)
よーぐるとさんのワールドはどのワールドも本当に光が美しく、写真を撮る人なら涎を垂らしてし延々とシャッターを切り続けることになるでしょう...

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他の、ColorShowerMemory Terrariumも最高にお勧めなのですが、このワールドはクエストでも写真を撮ることができるため、ピックアップさせて頂きました。是非写真好きのご友人を連れて美しい世界をご堪能ください...!

※最近クエストでのVRCにも写真機能がついたらしいですね......未検証......切腹!


星屑ノ街-City of stardust- — by yuki-jp

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先日訪れた際、「わ~!ストライク~!」と思った星屑ノ街。
ワールドに入る時の体験から置かれているオブジェクトまで、世界観が素敵に統一されています。ワールドのどこかにメッセージが隠されているようなので、それを探しながらフラフラと散策するときっと楽しいと思います。


Procedural milky way — by AYANO_TFT

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星繋がりでこちらのワールドも!こちらはワ探メンバーのAYANOさんのワールド。自分好みの星空を作ることができちゃう、全世界のロマンチスト待望のワールドです。※クエストは低負荷verで見え方が少し異なる部分もあるようです。

謎の技術(シェーダー)でテクスチャ解像度の制限を受けない星空の美しさ。そして自分で世界を作ることの楽しさたるや...!
なんとこちらのSkybox用シェーダー、販売もされています。案内した方が先々ワールド作りにハマったら是非買っていただきましょう。

Paracosm — by Blue Cat

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あそこは流石にクエストじゃ無理だよなぁと思って調べたら、なんとびっくりクエスト対応!のBlue Catさんのワールドたち。
このParacosmは「(子供が思い描く)空想の世界」を意味する単語で、ここからBlue Catさんの作ったワールド群を訪れることができます。
どのワールドも少しダークで、良質なSF映画の中に入り込んだような気分にさせてくれます。あと個人的には少しファイナルファンタジー7味を感じたのですが一緒に行った人たちから共感を得られなかったので気のせいかもしれません。※The Heartというワールドで感じました。同じことを思ってくれたら僕と握手!


「行ってみな。飛ぶぞ」飛べるワールド

VR空間でなにしたいですか?うん!飛びたいですよね!!!!!!!
ということで飛べるワールドをご紹介。

end point — by mikka-bouzu

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ワ探のマスコットキャラクターでサンリオが大好きな三日坊主さんのワールドです。※ちょうど今日明日(12/11、12/12)に行われるSANRIO Virtual Fes in Sanrio PurolandでもVJとして参加されます。三日坊主さんの初VJを是非チェックしましょう!

このワールドで使われている飛行システムは、頭の後ろ側でトリガーを引くと起動し、そこから腕の方向に向かって飛ぶことができるというもの。酔いにくいので、初めて飛ぶ方におすすめです(とは言え酔う方は酔うので、少し様子見ながら案内してあげてください!)

三日坊主さんのワールドはどれも個性的で魅力的なのですが、巨大なワールドであることが一つ特徴としてあげられると思います。巨大ワールドは正義。是非巨大ワールド入門としてこちらのワールドを訪れてみてください。


Half Line — by phi16

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こちらのワールドは別の意味でもぶっ飛びます。
作者は前述の飛行システムの制作者でもある、phi16さん。
不思議な杖を使って白と黒の直方体を空間に描くことができます。しかも放出した直方体にはコライダーがついており乗ることができ、まさに気分は世界の創造者......
直方体を放出する際の音も心地よく、世界が生まれる時は本当にこんな音がするのかも...という気さえします。
飛べます。


※こちらの飛行システムについて詳しく知りたい方は、昨年のBoze Advent Calendar 2020 でphi16さんが解説記事を書かれていますのでどうぞ。めちゃ面白いです。

「どこでもドアとタイムマシーンが欲しい~!」はい!フォトグラメトリー!


僕がVRChatを始めたのはまさにコロナ真っ盛りの2020年12月。元々旅行好きで旅行に飢えてた僕ですが、ワ探での活動はまさに友達と一緒に旅行しているような感覚で随分と救われました。そして、僕が最初にワ探で訪れて、「完全に旅行じゃん!!」となったのがフォトグラメトリのワールドです。※ちなみに一番最初に訪れたワールドはMayakan Volumetric、麻耶観光ホテルのフォトグラメトリワールド。クエスト非対応。

Venice Canal Widmann — by nobelchoco

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こちらのワールドはイタリア・ヴェネツィアのフォトグラメトリワールド。ゴンドラに乗って水の都ヴェネツィアを巡ることができます。
僕はかつてヴェネツィアに行ったことがあるのですが、完全に「ここじゃん」となりました。また、逆にVRで訪れた後に、実際の撮影場所を訪れるのも新鮮な体験となりそうですよね。
旅好きのご友人がいらっしゃったら是非連れて行ってあげてください!

Valve Lobby — by Ocublox

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PCゲームプラットフォームを運営するValve Corporationのロビーのフォトグラメトリ。超高品質で、こちらに飾ってあるフィギュアなどは「実写やん...いや実写か...」とよくわからない感想を思わず持ってしまいます。

フォトグラメトリワールドは容量が大きくなる傾向にあるので、クエスト対応は少ない印象でしたが、CGソフトで0から作られたワールドとはまた違った味があります。なにより、一瞬過ぎればあっという間に過去になってしまう「いま」の世界を保存してくれるフォトグラメトリは、とっても貴重な人類のタイムマシーン。是非そのエモさを感じてもらえたら嬉しいです。

※ワールド紹介と少し逸れますが、最近ブロガー・YouTuberのトバログさんがフォトグラメトリを使って自分の部屋の実寸大のワールドを作ろうとしているという記事を読みました。こんな風に自分の周囲の空間をフォトグラメトリでVR上に拡張・保存していくというのも素敵。まさに、どこでもドアであり、タイムマシーンですよね。僕もやってみようかなぁ...(ぐちゃぐちゃの部屋を眺めながら白目)


「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ...」動物と触れあえる癒しワールド

刺激的なワールド探索に少し疲れてきたら、頭からっぽにして動物たちと触れ合いませんか?締切ギリギリでひーひー言いながら記事を書いている僕も、ちょっと紹介文を休憩させていただきます。大丈夫、一言で魅力が伝わるワールドです。

Happy Hill Dog Park — by Dr․Kim

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犬と戯れるワールドです。

Udon Bird Sanctuary — by 1029chris

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鳥と戯れるワールドです。

Noriben AQUARIUM — by noriben3

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魚と戯れるワールドです。

「僕ここに住みます」居心地の良いワールド

さて、動物たちと頭からっぽで戯れたら、その調子で洗脳...じゃなくて案内を進め、VR世界の住人になってもらいましょう。

鉛色茶寮 ーcafe Namariiroー — by O․Usagi

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雰囲気の良い喫茶店。「降りしきる雨のなか、うっそりとしたひとときを」というワールド紹介文の通りにゆったりとした時を過ごせます。
忘れてく感覚 遠ざかる記憶 将来の希望 忘れたい過去
なんかをしっぽりと話すと良いんじゃないでしょうか。

the seahouse

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実際にあるClaude Costy's Bubble houseにインスパイアされて作られたというこのワールド。曲線とマットな質感、色彩が見事です。室内の導線や色使いも非常に心地が良い作りになっており、建築好きのご友人とゆるりと喋りながら訪れてみると楽しいかもしれません。


雨端 Amahaji — by お休みさん

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沖縄の昔ながらのお家を再現したワールド。とても丁寧に作られていて、沖縄のゆったりとした空気を肌で感じることができます。
泡盛などを用意して、VRC飲みをしながらゆったり過ごしたりするのもおすすめです。島人ぬ宝を歌っちゃったりしましょう。

↓夜もあります
雨端 Amahaji -Night- — by お休みさん



「へ、変態か?(誉め言葉)」狂気的なこだわりの詰まったワールド


Architecture Museum

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ここは刺さる人にはめちゃくちゃ刺さると思います。
3Dモデルを見ながら建築の歴史を学べるワールドなんですが、各エリアにとんでもない情報量の解説があり、加えて後半にはUnityやBlenderの解説記事まで置いてあります。

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なにが作者さんを駆り立てるのか......見れば見るほど凄まじい情熱を感じるととともに、普通にVRで実際に見ながら学ぶ建築様式はわかりやすい。そのギャップ(わかりやすさと、1日では到底読み切れないテキスト情報量)に混乱しながらも楽しめるおすすめワールドです。

Particle LiVE 《WAVE》 — by yorimiya57

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音楽系のワールドでクエスト対応あまり見つけられなかった~!ですが、こちらのyorimiyaさんのワールド、VRでの音楽体験への入り口としてとてもおすすめです!
メジャー感のある正当派音楽系ワールド味があるのですが、なにが狂気的かというと、オブジェクトやアニメーションを全てUnityのパーティクル機能のみで表現しているところ。そのため、驚異的な軽さで非常にリッチなVR音楽体験をすることができます。MVの中に放り込まれたような体験はVRならでは。是非。

「ゲームじゃ~!ゲームをさせろ~!うどん~!!」ゲームやギミックが楽しめるワールド

VRCには最高に刺激的なゲームワールドも数多くあります。ゲームワールドはハマってしまって永遠とやり続けてしまう場合があるので、僕の場合は最後の方に案内することが多いです。というのは嘘で、ワ探以外でゲームワールド行ったことないです(あ、麻雀ワールドは案内しました)。ゲームやれるほど友達集められないですね。でも大人数でやるとめちゃ楽しいので、いける人は是非。

TonboBattlefield 01 v1․4 — by LefTonbo

FPSゲーム(銃などで戦うゲーム)はVRChatの中にもいくつかありますが、僕が体験した中だとこれが一番楽しかったです!
豊富な種類の武器があり、近接ゴリ押し戦法もいけちゃったりするので、FPSに慣れない方でも楽しめます。写真?ないです。そんなの撮ってる暇なんてないほど熱中してしまいました.....

Murder4 by Jar

<過去ワ探記事からゲーム説明抜粋>
人狼系のゲームで、ゲームが始まると参加者の中から殺人鬼が1人、探偵が1人ランダムに割り当てられ、残りは一般人(役なし)になります。
殺人鬼の人は自分以外の人間を全員殺害すれば勝利。探偵およびその他の人たちは、殺人鬼を見つけてその人を殺害できれば勝利となる……、というゲームです。(詳しいルールはこちらから)

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これもめちゃめちゃ面白い。バレないようにナイフをそっと隠し持ち、殺害する犯人役は「あ......殺人鬼ってこんな気分なんだな......」とリアルに感じることができてゾクっとしますし、殺害されるときはマジでビビります。

たまに殺人鬼役がとても上手い人や、笑いながら刺してくる人もいて、友人の知らない顔を伺い知ることができるかも?!

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QuestでMahjongしたい(夏) — by かくちゅ(kakutyun)

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麻雀ができます!麻雀ワールドここしか行ってないので比較はできませんが、cpuもつけれるので4人集まらなくてもできますし、打ってて操作にストレスもないなと感じました(CPU動作中は視界が一瞬固まるのでそれで少し酔いそうになるかもです)
普通に話しながら基底現実で打っているのと同じ感覚でできるので、麻雀好きの方におすすめ。

書道ラボ2 shodo lab 2 — by enfutu

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ゲームとは少し違いますが、こちらは筆で書道・お絵描きが楽しめるワールド。筆で書く感覚が非常に繊細に再現されていて、繊細なタッチも反映してくれますし、色変更などのUIもとても使いやすいです。
来月(1月)案内予定のある方は、こちらで書初め会をしてみたりするのはいかがでしょうか?

おわりに

クエスト対応ワールド紹介はこれで以上です。

ここでは紹介しきれなかったワールド、僕がまだ出会っていないワールドもまだまだたくさんありますが、それらは是非皆さんが案内したご友人たちと是非探索してみてください。

この記事を読んでくれた方に、新たなVRChatフレンドが増えますように!と願いを込めてこの記事をしめさせていただきます。
それでは!どこかのワールドで会いましょう!


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