VIVE XR Eliteレビュー VRChatで数日間使ってみた
2023/04/28 にVirtual Desktop リリースされました！VIVE XR Elite始まった！
はじめに
先に「こはろぐ」さまのVIVE XR Eliteレビュー記事を読むことを推奨します。
詳細な情報は「こはろぐ」さまの記事が非常に詳しいです。
このnote記事では、しおんぬが感じたことをゆるーくかいていきます。
しおんぬのプロフィール
所持VR機器
Quest2を所有しているため、主にQuest2との比較になります。
VRChatでの使い勝手
コントローラー
VIVE FOCUS 3の使いまわしらしいです。
SteamVR上でコントローラーのバインディングをQuest2互換として設定すると、概ね違和感なく操作できます。
ただし、ボタンにタッチセンサーがないのか、指をおいても反応しません。VIVE XR Eliteでピースをするには、スティックに指を置く必要があります。
Quest2で行える表情はすべて出すことができるのですが、安定しないです。私の場合、たいていパーの表情を使っているので誤爆はあまりしないようです。
ピースやガン、人差し指の表情を頻繁に使い分ける人はストレスが溜まる可能性があります。
また、コントローラーは充電式です。電池もちが悪いです。
厳密に計測していないですが、3日に1回は充電が必要と感じました。
(Quest2であれば、2週間は電池交換なしで稼働している感覚)
2023/04/19 追記
VIVE XR Eliteでは、Quest2と異なり自動でコントローラがスリープ状態にならないようです。使用後に手動でメニューボタンを長押ししてスリープにすると、電池消費はかなり緩和されました。
(少なくとも、数日で電池切れはなさそうです)
HMD
ゆるーっと過ごす場合はメガネモード一択。軽いは正義。ただし、ツルの締め付けの影響で長時間着用すると側頭部が痛くなってきます。
ファンの音はガッツリ聞こえます。カラーパススルーを起動するとファンが大きくうなります。通常使用ではあまり気になりません。
スピーカー
特に違和感なく使えています。普通。
指向性が高いため、ハウリングはしづらいようです。
マイク
Quest2と比べてマイク感度が若干低い気がします。それ以外は問題なし。
VRChatで使用する際は、VoiceMeeter Bananaで1dBほどブーストしてちょうどよいと感じました。
イヤホンジャックがないので、外部イヤホンマイクを利用するハードルは少し高めです。「USB Type-Cイヤホンジャック変換 + PD給電」のような機器を利用する必要がありそうです。(手持ちにないので使えるかは未検証)
まとめ
VRでゴロゴロしたり、鏡の前でゆったりおしゃべりする使い方にぴったり。
ただし、ソフトウェアに未完成感があったり細かいところで不便があるため18万円出して買って満足できるかは人を選びそう。
大多数は少し様子見をしたほうが良いでしょう。
余談： 推測、未来の話
Virtual Desktop
2023/04/28 リリースされました。VIVE XR Elite始まった！
reditに開発者からコメントがあります。
抄訳すると、
「FOCUS3とVIVE XR Eliteと向けにアプリをリリースする準備は完了している」
「OpenXRランタイムのバグ、不足している機能の実装待ち」
だそうです。
つまり、ファームウェアのアップデートがくればVirtual Desktopが正式リリースされます。
Virtual DesktopのリリースでVIVE XR Eliteの価値が化ける可能性は十分ありえそうです。
ただし、心配事が一つあります。
VIVE FOCUS 3は2021年6月30日発売しているのですが、現在までOpenXR周りでバグを抱えたままなのは不自然です。
Virtual Desktopが必要としているファームウェアが数週間で出る可能性は低いでしょう。
Self Tracking Tracker
Quest Proのコントローラーと似たようなものと思われます。
HTCはその気になれば、Quest Proと同じような高精度のコントローラーを作れるのではないでしょうか。数年以内に高性能なコントローラーの発売が期待できそうです。
サードパーティへの期待
VIVE XR Eliteはツル部分が着脱可能です。
Quest2のようにサードパーティが良いアタッチメントを出してくれることを期待します。
(ごろごろVRがさらに快適になるととってもうれしい)
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