FanatecのCSL Elite Pedals LCが最強だった話
FanatecのCSL Elite Pedals LCはブレーキペダルのブッシュを高硬度のにするとマジで実車のPorsche(空冷時代の車)やフォーミュラみたいなフィールになるから超おすすめだぞ!
具体的にはショートストロークなのに入力に対して非常にリニア(プレイヤーの感覚とのズレが少ない)なブレーキのペダルフィールだ。
ペダルの値段考えたらコスパ最強、マジで最強。
2021年1月30日現在税込で25,900円。
これ以上良質なフィーリングを持ったブレーキペダルは本物を使ったペダルキットか、それに近い物みたいなのしか無いからある意味レースシム用ペダルの入り口にして一般?人用の最高峰と言えるんじゃないかな。
正直な感想として、G29やT500付属の3ペダルとはフィーリングが比較にならないほどFanatecのLCペダルは良質だ。
ただし・・・抜群のブレーキフィールの代償としてペダルもシートもフレームにリジットマウントしないと椅子かペダルが滑って動くだけになるので注意。
そして付属のヤスリ状になっているグリップシートをペダルに貼り付けてレーシングシューズを履いてプレイしよう。(素足だと血まみれになっちゃうぞ・・・)
そうする事でこのペダルキットは真価を発揮する。
当然踏力も無いと100%まで踏み込めないから(ブッシュで3段階に調整可能ではある)その点もそう言う物だと思って買う必要はある。
さらに加えて困ったちゃんな所もあって、ベースになるCSL Elite Pedalsはクラッチ側もガス(アクセル)ペダル側も寿命が結構?短い。
使っていて気が付くとアングルセンサー?がおかしくなってチャタリング(一定量で踏み込んでいるのにペダルをパカパカ踏んだり抜いたりしている様な挙動)を起こし始める。
だから自分で直せない人は年イチ位で修理に出すか買い換える覚悟が必要。自分はやらなかったけどセンサー部にカバー作って被せておくと良いらしいけど、実際の所はわからない。(試す前に手放してしまった)
感覚的には使い込んでたのに急に使わなくなって、しかも使わない期間が長ければ長いほど故障する確率が高い気がする。(蓄積したチリやホコリが悪さをしているのか?)
そしてLCペダル(ロードセルのブレーキペダル)自体のブッシュも硬度の高い物を使っていると中間に入っているスポンジ状のブッシュがあっという間にヘタるのか、いつのまにか気がつくとブレーキを引きずっている状態になっている。(ペダルが微妙に入力された状態になる)
でもこれはストローク量のキャリブレーションで対処可能。
自分はストローク量80%に設定して対処してFIA-F3をドライブするのに使っていたけど実使用上何も問題は感じなかった。
とにかく実車感覚をローコストで実現したいユーザーには本当におすすめの逸品!(但し使用頻度が少ない人や極端に多い人は故障も多少覚悟してね)
これ以上を求めるともう日本円で約14万円位するHeusinkveldのSim Pedals Ultimateとかになってくるんじゃないかな?(更に人によっては固定用のベースプレートも必要になってくる)
・・・とか言ってたら、Thrustmaster(スラストマスター)からもロードセル仕様のブレーキペダルを使っているT-LCM Pedalsが発売された。
こちらはAmazonで見る限り27,800円。
固定方法はスラストマスターの方が簡単そうだから、これも一つの選択肢かもしれないね。
耐久性もどうなのかちょっと気になる・・・でも自分は選ぶとしたらやっぱりFanatecかなぁ?悩ましい。
以上!答えが出たような出てないような、ちょっと迷うところもあるけど間違いなくFanatecのCSL Elite Pedals LCは超おすすめってお話。
今回はここまで。