米国のスタートアップ企業のASPIRATION(アスピレーション)という次世代カード会社の事業戦略がとても気になったので、まとめてみました。
Aspiration, Inc.
CEOは異色の経歴Andrei Cherny
ASPIRATION_ビジネスモデル_1
ASPIRATION Summit Account
顧客が10ドル払えば、最低残高要件や月額手数料なしで2500ドル以上の口座には年率1%の利回りを約束する預金サービス
ASPIRATION Redwood Fund
アルコール、タバコ、武器、原子力、ギャンブル、ポルノ、
石油・ガス産業に関わる企業には投資しないフォンド
ASPIRATION Impact Measurement(AIM)
顧客は購買を行う時にAIMにより、購買先企業の環境に対するスコアを知ることができる。個人のAIMスコアも計算され、自分が適切な企業から購入しているのか確認ができる
ASPIRATION_ビジネスモデル_2
Plnat Your Change
顧客の購買での支払いのたびにに1ドル以下が切り上げされ、その度にパートナープロジェクト経由で1本の木を植樹。30本以上となるとキャッシュバックも受けられるそう
ASPIRATION Zero
クレジットカード利用時にキャッシュバック特典を用意するとともに、カードが使われるたびに、森林再生パートナーに一本の木を
植えさせる機能を実装
ASPIRATION_ビジネスモデル_3
Planet Protection
顧客がガソリンスタンドで使った際のカード明細書からオイル使用量を算出し、二酸化炭素排出量を計算、そのオフセット分をASPIRATIONが購入、購入を通じてプロジェクトを支援。
ASPIRATION ビジネスモデル_4
FDIC
B Corporation
ASPIRATIONのAppは残念ながら日本ではダウンロードできないので、そんなUXUIなのか確かめることができませんでした・・・
企業と顧客をサスティナビリティというキーワードで繋いでいる秀逸なビジネスモデルのスタートアップ。日本にも同じようなスタートアップが出てきて欲しいです。
次回 ASPIRATIONの業績を見てみます
以上