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実写VR(バーチャル・リアリティ)の歩き方

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Virtual Reality Specialist(日本バーチャルリアリティ学会公認)の筆者が、2045年のシンギュラティ世界にむけた1つの要素、VR(バーチャル・リアリティ)…
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実写VR(Virtual Reality)の歩き方 2

昨今のVR技術でその応用はこれまでの映像経験や視覚以外の五感で感じる人工的な場所、エンタメでもいいのだが、これまでに存在しないような空間や実写されたそのものに近い空間映像を個人に提供できる技術である。 一番近いVR的な既存の空間は「プラネタリウム」だろう。自分のまわりに繰り拡がる現実と見紛うばかりの世界を視覚と聴覚で体感できる。ある時は宇宙へある時は世界のどの場所へも、リアリティをもって、経験できる場所である。この典型的なプラネタリウムは現在のVR技術ではHMDを装着して同

実写VR(Virtual Reality)の歩き方 1

Virtual Reality = 仮想現実と訳されているが 実はそうではない。これは誤訳といったらいいか、いつのまにかそう訳されてしまった。 仮想という概念が 仮定しての想像である。 実は Virtualとは 表面または名目上はそうでないが事実上,実質上は、という意味である。  Realityは 現実(性),真実性 である。なので、実際は仮想でもなんでもない。 名目上はそうでないが、現実さながらであることだ。 「人工現実感」というが 日本語的にはいいらしい。古くはラスコ