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実写VR(バーチャル・リアリティ)の歩き方

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Virtual Reality Specialist(日本バーチャルリアリティ学会公認)の筆者が、2045年のシンギュラティ世界にむけた1つの要素、VR(バーチャル・リアリティ)…
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#オキュラス

実写VRの歩き方7(VR制作のレベル)

これはRICOH THETA V~360度静止画(VR)で撮影したもので、誰でも撮影出来る。 又、2019年5月にRICHOはVRカメラのフラッグシップモデルとしてRICOH THETA Z1を発売している。気になるのはTHETA Vと同じように内蔵メモリー 約19GBでSDカードが使えない点だ。それ以外は一般的に扱いやすい国内製品なのである。 VRでの動画作品をと思うと、もう少しスペックの高いカメラの方がいいが、といって、上記のカメラが使えないわけではない。VR撮影と

実写VRの歩き方8(3脚の選択)

実写VRは、これまで述べてきたように、カメラの種類が色々とありそのカメラの大きさもマチマチ、ハンディなものから、固定設置しないと撮影がしにくいものなど。  三脚。撮影に欠かせないものは従来のビデオ撮影やカメラ撮影と同じでまずは、三脚である。360度カメラは全周天=その世界すべてを映すので当然三脚も映ることになるので、眺めた時の映像への視点で気にはならないのであれば何もしないが、編集で消去したり、ぼかしたり(ブラー処理)して修正することが多い。又、水平を確認できる水平器もあっ

実写VRの歩き方6(マイク&再生編)

実写撮影に使用するマイクは、こういう無指向性モノラルマイクも ボーカルで使うような モノラルマイクは品質は関係なく使わない。 じゃあ どういうマイクがVRにはいいのだろうか。それはAmbisonics(アンビソニックス)方式つまりは空間音声(SPATIAL AUDIO)360°(空間音響マイク)を録音できるマイクシステムがベターなのである。 最低でも2CHステレオマイク、この場合は180度VR撮影でステージなどの空間では良しとしたい。  これはTASCAM XY方式ステ

実写VRの歩き方 CofeeTime

実写VRの歩き方というマガジンを記載しつつあるけれども、いつもこんな格好で山を海を歩いているわけではありません。 実写VRを撮影して多くの人にその楽しさを味わってもらう、現実のような大自然を家で満喫していただこう、今日は実写から離れた番外編。 誰かが病の床にあれば出かけていって、「アルプスの頂上をベッドから眺めてください」と言い、いつかいってみたいところがあれば、そこへ出向き現実さながらの3D映像を全天周で目前にみせてあげることができる。 実写はそんなことが手軽にできま

実写VRの歩き方5(VRゴーグル選択)

VRゴーグルといったり HMDっていたり ごちゃごちゃにならないように整理をしたい。 VRゴーグルとは VRヘッドセットということもある。 スマホを挟んで利用してそこに映し出された左右分離された動画を視聴するものである。もう1つは価格的にはUPするけれどVRを堪能するにはHMDというゴーグル?である。 これは VeeR Falcon VR Headsetで30ドルぐらい。amazonで3,590円だった(2019.8) しかしこれはスマホの重量や操作性の面では今一歩と筆