20201129

29日って、毎月、誰かの誕生日だったような、何かを忘れているような気持ちになる。

彼氏が9時に起床したので、どこかへ出掛けるのかもしれない。出掛けようと言われたときにすぐ出掛けられるくらいの身支度を済ませて、洗濯物を干す。右目がころころするので、コンタクトレンズを外す。下瞼に、ものもらいを見つけた。

宅急便を受け取っても、外出する様子はないので、米を炊いてカブと油揚げの味噌汁、紅しょうがとカブの葉の卵焼きを準備する。新しい卵焼き用の四角いフライパンは、使い勝手がまだいまひとつ掴めないけれど、焼き上がりに包丁を差し込むとだし汁が染み出してきた。

浅草演芸ホールの中継にチャンネルを合わせると、「らくだ」の途中だった。

金曜に購入した「極北」の続きを読み、一服しにベランダへ出たところでスコーンを焼こうと思い立つ。豆乳を代用するレシピを調べて、オーブンを温めると部屋も暖まるので暖房を一旦切った。混ぜて、伸ばして、切って焼くと、さっきまで粉と液体だったものがスコーンになる。

オーブンの残り時間があと2分と表示されるのを見て、コーヒーを淹れる。朝と同じドリップコーヒーなのに、午後に淹れるコーヒーは午後の匂いがする。

スコーンは、小ざっぱりとした、味というか風味。ビスケットより、クラッカーに似た、軽さか

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