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50日前:始まりは台風前のゲリラ豪雨の中で。

はじめましてこんにちは。
本作「運命ボイス」のプロデューサーを務める「益田(ますだ)」です。

いつも突然新しい事を初めて、突然発散して猛進して進んで「あぁー記録を付けようと思っていたのに」と成功したためしがないので「今度こそは」と舞台裏を兼ねた開発日記を記していきます。

10年前には形が成し得なかったこと

本作「運命ボイス」は、まさに偶然的にパズルのピースがハマったため、文字通り爆誕した企画でした。

ことの発端は遡ること、2013年。(10年、前…)
当時まだゲーム会社にてサラリーマンをしていた私は「私の事を中堅だと思ったのでさっきめちゃくちゃ叱ったけど、2年目だったと知って怒り過ぎたと思っている」と謝罪されて以降とても仲良くなった上司に、突然
「占い市場ってすごいんだよ、絶対なくならない産業なの。だから何か企画作って。」
と無茶振りされ、私は至極真面目に「占い男子(仮)」という企画を作成してプレゼンしに行きあっさり撃沈しました。仕方ありません、2013年はうたプリがやっとアニメ化、sideMもアイドリッシュセブンもまだ生まれてない時空だったのです。

それでも元々占いのような「今はまだ科学的な再現性では説明が出来ない力」が好きな私は、占い市場の調査をすると同時に占いがもたらす本質的な魅力に向き合いながら、
「これどう考えてもイケメンコンテンツと相性が良いんだよな…」
と思いつつも、その時にはどうしても突破口が見えず、上司に再チャレンジすることなく記憶の奥底に沈んでいきました。

2023年だからこそ、爆誕した本作

時は流れて2023年、私はついに隠しに隠していた社会不適合者の本性を隠せなくなり、独立しふらふらと企画の仕事やデザインの仕事をしていました。

その日は、20年来お世話になっている人に合う火曜日と水曜日でした。
火曜日にお会いしたとんでも恩師からは「声優を目指す養成所をまた本気でやりたくて」という話。
水曜日には、「今ちょうど占い師を育成している先生が新しい事業にチャレンジしようとされてて」
という話。
それは、木曜日に台風が来ると予告されており、早めに解散したゲリラ豪雨の夜でした。

「あれ、何かこれ何か見たことがある絵柄に似てるな。」
台風が来る前のじわじわとした空気感が運んできたもの、
それは私が10年前には辿り着けなかった「占い男子(仮)」の完成図でした。

15年前、占いは確率論的な手法ではなくスピリチュアル的でちょっと触れづらいものでした。
10年前、今程「イケメン」や「推し」という言葉は一般的ではありませんでした。
5年前、占いは「対面で見てもらうこと」が必須でした。

今、このどれもが変わっています。

占いは、ゲッターズ飯田さんや星ひとみさん等の影響で手法の話になり、世界中で「引き寄せの法則」が量子力学の話で語られるようになりました。
女性向けコンテンツは、今や強力な市場価値を産み、推しは文化であり「イケメンコンテンツ」は不動の地位を築きました。

そしてアフターコロナの世界を迎え、占いも対面から「通話」で行う機会が増え、また人に言えない悩みを打ち明ける場を探している人も多く増えた世の中となりました。

だからこそ、本サービス「運命ボイス」は、今、このタイミングで形を得てみなさまにお届け出来るサービスになりました。

「声」で相談できる、イケボ寄り添いコンテンツ「運命ボイス」

今の世の中だからこそ形を成し爆誕した、本コンテンツ。
ぜひお届け出来るように組み立てていければと思います。


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