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少しだけ、ほんの少しだけ

「あなたたち、悲しみで繋がってるわね」
「あなたが癒されたら、彼も癒されるわよ」

ガチ陰陽師に出逢ったとき、
あなたの話をしたら、そんなことを言われたの。

たしかに
わたしがかなしいとき
あなたに連絡がつく

わたしがたのしいとき
あなたも楽しんでるから
連絡が滞る。

連絡がないと不安になってたし
こわいし、
寂しいって思ってたけど
最近,それは勘違いかもっておもうときがある。


口紅を買いに来たの。
で、
口紅をつけなくなった理由を思い出して笑っちゃった。

あのね、
あなたにキスした後に
あなたの唇にも、わたしの色がついて、
「あっ、ごめん」って思うの。
あなたには似合わないサーモンピンクのわたしの証。


だから、
付き合ってから、
口紅をつけなくなったの。


口紅…買うか悩むなぁと思いつつ、

わたしが指で
あなたの口をぬぐったときに、
「ん?」って顔して見つめる目線を思い出しちゃって、ちょっとだけ子宮がきゅんとする。
心臓もドキッとする。




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