『百年の孤独』 と 高村 薫 と 「ダメだこりゃ!」

朝弘さん の日記を拝読して 高村 薫 『土の記』を思い出した。
(朝弘さんはパリでダンスをされていて、日本に戻られた公演で先輩カメラマン・大洞さんにお声掛けいただきビデオ・カメラを担当させていただいた御縁。)

昨今巷では文庫化された『百年の孤独』がチラホラ話題になっていたが、、朝弘さんの日記の中で、往年の「ダメだこりゃ!」のドリフのコントが同じ線上で語られている、、のかなぁ?w

『百年の孤独』はずいぶんと昔に読んだんだけれど、分かりやすかったり引き込まれていくようなドラマチックな展開は無く(って思って読んでた記憶)、ただただ、とある場所のとある家族とその周りの人たちの長い長い物語ってくらいな記憶。

それでもありありと脳裏に浮かんでくる街の景色や視界の描写が凄く印象に残っている。

最初に戻って、高村 薫 『土の記』を思い出したっぅのは、この話も特段にドラマチックな展開はなく、読後にもスカッとするよーな展開や結末はなくって、「ぇぇっっっ、、こんな終わり方かょ、、」なんてフゥに感じたのだ。けれど、読み終えて時間が経つにつれ「まぁ人の一生なんて、、そーいうモンかもしんないよねぇ、、」なんて思える様になってった、のかなぁ。

で、『百年の孤独』、 高村 薫 『土の記』、「ダメだこりゃ!」のドリフターズ・いかりや 長介、それらこれらを一寸離れてフワっとした視点から観てみると、本質の部分で C’est la vie ! な感じで通じてんじゃねーかなぁ、、なんて思えた次第なのですが、、どーなんでしょーかね。 (^_^;;



新しく文庫されたものの解説が 筒井 康隆 さんという、、これだけでも買わなくちゃって理由だな。

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隙間灯りのもつれる - L’écume des lueurs(short version 2017)

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どーでもアレですが、、度数高すぎてオイラには味が分からない 百年の孤独 より 中々 の方が丁度良いっぅか、好みです。w

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