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かくこと

なかなか投稿にたどり着けず…マイペースに書いていけたらよしといたしましょうか。

これまでの数年間、自分なりに全力疾走してきたことが、自分の中で終わり、今は次の場所が見つかるまで、しばらく手探りで、巣ごもりが続くので、空いた時間に自分の好きなことでもしようと手を動かしたら、自ずと思春期の頃と同じようなことをしていると気づいた。気ままに落書きをしてみたり、文章を書いてみたり、新しいことを勉強したり、フィクションの世界に浸ったりするのは、思えば、これらはここ数年の間一番大切にしてきたことのために、手をつける気にならなかったことである。これらは旧友のように、戻ってきて、生活に馴染んできており、不安や焦りといった感情と闘うための源泉になってきている。自分の趣味、というかどこかフェチの領域に達する「好き」に、どっぷり浸かり込んでいる自分に自分で引いてしまうので、そこから距離を取って、少しずれたものを選択しがちなのかもしれない。ここ数年一番だったことのためには、これがない時間も大切だったけれど、これらがある生活は、世間的には価値にはならないし、褒められたりすることでもないのだけれど、これがあることで自分という存在が少しは安定するように思えるのだから、やっぱり良いタイミングでここに戻ってきてくれて嬉しいのである。

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