【リレー台本】夏休みの宿題(6)
スパンキープロダクションの芸人による『リレー台本』という企画をやってます。
内容は「スパンキーの芸人数人でリレー形式に台本を書き足していってひとつのネタを完成させる」というものです。
今回の参加者は全6人で、全員を2周(12ターン)で完成となります。
▼全て読むならこちらのマガジンから▼
https://note.com/yamashigo/m/mf5b41d2358f6
【コンビの設定】
A→ボケ(二十代半ば、中肉中背、見た目の特徴無し)
B→ツッコミ(二十代半ば、中肉中背、見た目の特徴無し)
A「プールで遊んでたら偶然自分のナニがママのアレに入っちゃうっていう宿題」
B「なんだよ!それ!!
詳しく聞きたいから信じるよ!どんな感じなんだよ!」
A「帰りに食べるアイスがさぁ、不思議な味がするんだよ」
B「そこじゃないよ!もっと大事な事があるだろ!」
A「プールの水の塩素濃度は0.4mg/L以上、1mg/L以下とされているんだけど…
B「怒るぞ!キレたら泣くタイプだぞ!」
A「分かったよ。話すよ。
夏休みの前に1本の作品を観せられるんだ…」
舞台上暗転 Bにピンスポ
B「彼はこの宿題に関する事を、
丁寧に、静かに、そして真剣に話してくれました。
宿題をする場所と日時は予め決まっている事。
実は母親もその事を知っていて、当日はセクシーな水着を着て、体勢も入り易いように配慮をしてくれている事。
前日に父親が泣いている事。
外部から審査員を呼んでお客さんの中に紛れ込ませている事。
入った事を報せる隠語として、「ここ深くなってるから気をつけてねー!」と言う事。
採点は芸術点が主だという事。
その様子を地元の高額納税者が別室のモニターで見ている事…etc」
舞台上明転
A「で、その審査員ってのがさぁ…」
B「はぐらかすなよ!結局の所どうだったんだよ!」
A「勃たなかったよ。」
B「な訳ねーだろ!お母さんも頑張ってくれてんだろ!」
A「いや、正確には、いざ目の前にすると萎むんだよ。」
B「なんでだよ!」
A「愛だよ。家族愛だよ。
俺も信じられなかったよ!
だから試しに友達のお母さんにトライしてみたんだ。そしたらすんなり。
でも、その友達のお母さんってのが…
※次はセンサールマン山﨑仕事人さんです
https://note.com/yamashigo
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