AC音ゲーとボカロ曲③オンゲキ編 #ボカロリスナーアドベントカレンダー2019
obscure.(@voca6458)です。ボーカロイドなんにもわかりません。
さて、唐突かつ軽率に始めてしまった #ボカロリスナーアドベントカレンダー2019 、皆さん楽しんでいますか?僕は思ってた三万倍くらいのスピードで全日埋まってしまったので正直滅茶苦茶ビビっています。どうしてこうなった。ありがとうございます。
僕は適当に12月15日を担当日にしておいたので、一年を振り返ってボーカロイドなんにもわからないねって感じの話を書いていました。が、三割くらい書いた辺りで頭痛、眩暈、不眠等々体調不良が一気に出て結果的に主催なのに大遅刻となりましたごめんなさい!
ボーカロイドについてクソデカ情緒スパイラルハリケーンを安易にやらかすと精神と体調を持っていかれるので皆さんも注意しましょう。
(幻の原稿は #2019年ボカロ10選 出す前位には出せればいいな)
あとまだクリスマスまで時間はあるのでカレンダーに名前登録して無くても、二周目でもいいので是非 #ボカロリスナーアドベントカレンダー2019 のタグを付けてじゃんじゃん投稿してください!!!!!!!!!!
③オンゲキ(株式会社セガ・インタラクティブ)
今回の記事はお久しぶりのボカロ系から始めるアーケード(AC)音楽ゲーム紹介企画、オンゲキ編です。
オンゲキは2018年7月稼働開始した割と新しめのAC音楽ゲームです。ボーカロイドのオタクの皆さん的には昨年、今年のマジカルミライの企画展でのSEGAブースの出展作品として記憶している人も少なくないのでは無いでしょうか。
ゲーム性としては、三色のボタンと両脇の壁ボタンをリズムに合わせて叩く従来の音楽ゲーム要素に加えて、真ん中のレバーを操作することで敵の攻撃を避けながらベルと呼ばれる回復アイテムを集めていく、所謂弾幕ゲームの要素を取り入れた新感覚の音楽ゲームとなっています。
制作は前の記事でも紹介したmaimai、CHUNITHMの制作チームが手掛け、さらにKADOKAWAが制作協力しているのでメディア展開も割と強めに行っており、CDやグッズの販売、ライブ等も積極的に行っています。
何より、収録曲が版権曲からゲームオリジナル曲までかなり気合の入った曲選となっているので今回は独断と偏見で収録曲のお勧めを挙げていたいと思います。
①STARTLINER 曲:kz(livetune)
なんとこのゲーム、メインテーマは皆さんお馴染、livetuneのkzさんが手掛けています。本気だ…! 初めて聴いたときには、王道のアニメアイドルユニットの看板曲という逆に難しい立ち位置の楽曲にもかかわらず、音楽ゲーム映えする音作りと展開、歌詞で仕上げてくるあたり流石だなあと滅茶苦茶感心した記憶があります。個人的にはアウトロがlivetune楽曲の中でも五本の指に入るくらい好みです。
②タテマエと本心の大乱闘 曲:鯨井国家
オンゲキですが、メディアミックスコンテンツということもありキャラクターの作りこみもかなりしっかりしていて全キャラクターフルボイス、キャラソン付きというその辺のソシャゲ顔負けの仕様になっています。
この曲そんなキャラクターの中の一人藍原椿ちゃん(推し)のキャラソンのこの曲は椿ちゃんのボカロ曲を良く聴くという設定(というか全キャラクターのプロフィールに良く聴く音楽が設定されている )を反映して「ボカロ好きなら絶対好きだろ~~」みたいな進行に歌詞、音作り等々かなり意識した要素をビシビシと感じる曲となっています。案の定僕の推し曲です。ボーカロイドの雑魚オタクだからこういうのに弱いんだ…悔しい....!
ところで鯨井国家って絶対どこかの誰か(たぶんボカロP)の別名義だと思うんですけど初出から1年たった現在でも未だに正体は不明なんですよね一体誰なんだ?
③UTAKATA 曲:ゆよゆっぺ
キャラソンからもう一曲。ゆよゆっぺさん作詞作曲の九條楓さんのキャラソンです。個人的にはオンゲキキャラソンの中で一番の好きな曲になっており、また自分のゆっぺさん名義曲で好きランキング一位を掻っ攫っていった曲でもあります。LeiaやPaletteが好きな人には絶対刺さる。オンゲキという相手との対戦を主軸にしたゲームの曲としてはこれ以上ないくらい相応しく、またゲーム内の数多の内の一曲としておくにはあまりにもに美しく繊細な曲だと思っています。凛々しさと儚さの結晶みたいな曲です。
④Y.Y.Y.計画!!!! 曲:烏屋茶房
AC音楽ゲームの曲は音源を手に入れるのが大変なのが良くないところなんですが、オンゲキはなんと全オリジナル曲CD&配信を行っています。素晴らしい。オンゲキのキャラソンはユニットごとにCDが出ているのですが、九條楓さんが属するユニットR.B.P.のCDも好評発売中です。
そんなユニット曲を手掛けるのは今年2019年、デレステのO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!やアニメ「ダンベル何キロ持てる?」OP等話題の曲を手掛けたカラスヤサボウさんです。キャッチーなメロディが乗るギターとシンセのサウンドは、架空の映画シリーズを彷彿とするようなワクワク感を想起する、烏谷さんの真骨頂を十二分に発揮したアンセム曲になっています。視聴でピンと来た人はitunesとかで是非単曲ででも良いので買って聴いてください。
⑤ブツメツビーターズ 有形ランペイジ
今まではキャラソンばかり紹介してきましたが、インスト曲の力の入れ方も半端ではないです。maimai、チュウニズムでお馴染みのコンポーザー総力戦か?と疑うほどの豪華な面子の書き下ろし曲で構成されています。ボカロ系のコンポーザーではまらしぃさんやSHIKIさん、Junkさん等々名だたるメンバーの書き下ろし曲が揃っていますが個人的には再始動後初の商業案件曲でもある、sasakure.UK率いる有形ランペイジのブツメツビーターズを紹介したい!……のですがいかんせん公式のプレビューが短い!moraの視聴が割と聴けるので是非チェックして購入するかゲームセンターでプレイしてみてください。和ロック軸でささくれ節が炸裂しております。
⑥グリーンライツ・セレナーデ Omoi
ここまでオリジナル曲を紹介してきましたが、やっぱりいきなりオリジナル曲をゲーセンでやるのは気が引ける…というそこのあなた、安心してください。オンゲキはアニソンやボカロ曲等、新規プレイヤー向けの楽曲もかなり充実しています。
YuNiの透明水彩やキズナアイのHello,moringのような最近のトレンドのポップスからけいおん!、ハルヒ等懐かしのアニソンまでかなり豊富なバリエーションを取り揃えております。
また最新シリーズということもあり、同チーム制作のmaimaiやチュウニズム収録済みの人気ボカロ曲を選りすぐって収録しているので、ボーカロイドなんにもわからない人でも大体知ってる曲揃いなので非常に取っつき易いです。(まあ奏音69さんのクイーンオブハートだったりピノキオピーのこどものしくみだったり何気にAC音ゲー初登場のボカロ曲も入れたりしてるのでよくわからない部分もありますが…個人的にはもっと攻めた曲が欲しい)
特にグリーンライツセレナーデに関してはセガ特権か、上リンクのライブバージョン(最後の歌詞違い)の音源で収録されてたりします。芸が細かい! また今年のマジカルミライテーマ曲のブレス・ユア・ブレスもAC音ゲー最速収録されています。抑えるところは抑えてるな~~って印象です。プロジェクトセカイの書下ろしもこの調子で入れてくれないかな……
また常設されているバーチャルシンガーのイベントチャプターではゲーム内で使えるクリプトンボカロのキャラクターカードを入手することが出来ます。二、三曲プレイしたら一枚くらい手に入るのでとてもお手頃です。二頭身3Dキャラの造形がかわいい。
まとめ
そんな感じでボカロリスナー向けオンゲキの紹介記事でした。少しでも興味が湧いたなら是非ゲームセンターにお立ち寄りの際プレイしてみてください。なんならプレイする前に曲をチェックしてみてください。公式サイトに各種CD、配信の導線があります。丁寧!↓↓
そんなこんなでobscure.でした。ボカロリスナーアドベントカレンダー、よろしくお願いします。メリクリ。