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NEon baThz2ありがとうございました

 主催イベントであるNEon BaThzの第2回が無事終了しました! 出演者の皆さんお疲れ様でした、そしてご来場いただいた方ありがとうございました!

ONE'sお洒落すぎて、そういう会社みたいだ

 まずは出演者の皆さんへひとことずつ。

出演者の皆さんへ

飯島れん

 前回に引き続き参加、今回は運営にも携わってくださった飯島れんさん。前回ノリでつけたこの名前を背負っていくことを決めたとき、めちゃくちゃかっこよかったです。オープンお任せしてしまい申し訳なかったですが、オープン用のセットが聴けて良かったです!

Lull

 初回から一緒に主催をやってくれてる夕凪くん。なぎくんの行動力がなければこのイベントはありませんでした。DJも盛り上げてくれて、会場の雰囲気を作ってくれたなと思っています。運営の何からなにまでありがとうございました!

KJ Physical

 Kawaii Future Bounce最高‼️‼️ 最近のKawaiiが飽きられたり冷笑されたりしている風潮のなかで、真っ直ぐにKawaiiをやってる人ってやっぱりかっこいいです。後半のダリアコアもめちゃくちゃアガりました!

Sigha

 ほかのゲストと違ってdiscordで「破壊」とか言っていなかったのに、いちばん破壊してたと思います。デカすぎる音で整いました。誰もが知っている名曲がSigha流のhardcoreになっていて楽しかったです。盛り上げるのも上手で、見習いたいです……!

wa7er

 アンセム大量で楽しい……かと思いきや、聴いたことないRemixだらけでもっと楽しかった! wa7erくんのおかげでDJあんまりわからんけど来てみたっていう人にもDJイベントの楽しさが伝わったんじゃないかと思います!

りぃ

 出番前あんなに緊張してたのに、出番ではめちゃくちゃ盛り上がっててすごすぎた……! サークルではあんまりオタクの曲を流せないと言っていたので、本気のオタクセットが見られて嬉しかったです。またやってくれ〜!!

asuzora

 すみません!! 知らないRemixがたくさんあるのですが!!! ID曲だらけで豪華だったし、知ってるはずの曲がasuzoraサウンドになるたびに爆上がりしました。もちろんいつも聴いてる曲を本人が流すのも嬉しい! discord荒らし罪で出禁にしなくて本当によかったです。

VOLTA

 知らないRemixがたくさんあるのですが!!!2。ねおばずに備えて大量のRemixを作ってくれているところをTwitterで見ていて、こんなに気合い入れて参加してくださるの本当にありがたい……!と思っていました。あと当日伝えそびれましたが、本当にいつも聴いています。
 そしてカミるれさんもありがとうございました! 生歌綺麗すぎました……!

akkichan・じゃがさん

 あの……! VJ最高でした!! 前回はVJなしでしたが、無理を言って設置して本当によかったです。特にアニメやネットミームを流すこのイベントでは、VJあってこそだなと思いました。B2Bもっとやってほしかった! 次は長めに取ります!!

きーはら

 満員のフロアでめちゃくちゃ頑張って写真を撮ってくれていました。きーはらくんのキラキラの写真のおかげで、いつでもこの日のことを思い出せます。前回に引き続きありがとう!

イベント・自分の‪DJについて

 正直、主催としてやることが多すぎて当日は自分のDJを忘れかけていました。しかし、イベント自体の計画やセトリを組む段階で色々考えたことがあったので少し書いておきたいと思います。

 前回が終わってから、私の人生にも色々ありました。細かくはプライベートなことなので割愛しますが、とにかく変化が多く、考えを整理して自分とひたすら向き合う期間でした。間違いなく成長はしましたが、それとともに失うことも多かったです。そこで失ったもののひとつが、インターネットに対する愛憎でした。

 高校生でようやくスマホを持ち、自由なインターネットを手に入れた私は、Twitterで大暴れのちプチ炎上をしました。これが私のインターネット1です(それ以前のPC・チャレンジタッチ・iPad時代はインターネット0とします)。当時はもう素直にインターネット最高をしていて、いま思うと痛くても楽しかった思い出です。
 炎上してからの私は、鍵垢でひっそりインターネットをすることにしました。ツイートも落ち着き、インターネット最悪!でも最高!と思っていました。傍から見れば冷笑かもしれませんが、ネットミームやバズツイの話をするのが楽しかったです。前回開催のときはこの状態でした。
 それから変化を経て現在、インターネットのすべてがくだらなく思うようになってしまいました。ネットミームでうまく笑えない状況が続き、Twitterからも以前より距離を置いています。

 この状況でねおばずを主催することに対して、葛藤もありました。しかし、プロジェクトとして進めてしまっている以上、抜けるのもはばかられました。何より、最高のメンバーとゲストを呼んでいたので、イベント自体かなり楽しみでした。
 でも、自分のセトリを組む段階ではもうどうすれば良いかわからなくなってしまいました。この状態の自分が、インターネットに真っ直ぐ向き合えるのか。何を流したら、誠実さと非-独りよがりを両立できるのか。一生懸命考えながらセトリを作りました。

 当日流した曲がこちらです。

 こちらがmixです。よければ聴いてください。

 全体の構成としては、Kawaiiを入れながらDub→hyperpop→IDM→テクノと落としていきました(ジャンルの名称に関しては諸説ありますが、このnoteではこの名称で統一します)。最近、自分と向き合うとともにDJの方向性も固まりつつあります。言語化が難しいのですが、「Kawaiiが殿堂入りしたIDM」とします。
 Kawaii音楽は、近ごろ流行りから逸れてきている気がします。私も例に漏れず、以前よりは聴かなくなってしまいました。しかし、好きじゃなくなったわけではありません。私のなかで殿堂入りしてしまっただけです。界隈ではKawaiiを冷笑する人も多くなっていますが、自分が好きだったものを否定し始めたらそれはお前Ai○bahnだよ、と思います(最近のAi○bahnはしっかり向き合っている気がしますが)。Kawaii Future Bass最高‼️
 なので、何を流しても結局自分のDJにはKawaiiの残り香があります。それは恥ずかしいことではありません。むしろ個性として誇っていきたいと思います。話が逸れましたが、今回のセトリもそんな感じでした。

 前回のあとのnoteで、すこし卒論の話をしました。そこで、Dubを含むハードコア連続体とhyperpopムーヴメントには社会の行き詰まりに対する情動を表現しているという共通性がある、という考えを書きました。そのため、Dubとhyperpopを繋ぐのは以前からやりたかったことです。今回はうまく織り交ぜながら橋渡しできてよかったです。
 hyperpopとIDMは地続きな感じがします。個人的に、今の情動にいちばん近い音楽がIDMです。
 最後に、池電とTelematic Visionsにインスピレーションを受けてテクノを流しました。池電はテクノで、IDMです。皆さん池電ノベルを読んでください。今回みたいに池袋でDJをやるのってエモいってわかるから。おい、早くこちら側に

 また、前回のゲストの曲を1曲ずつ流しました。2期の最後で1期の要素が出てくるのってアツいので。Tsuyoshi A.さんのamidst(vip)、DoubleLiftくんとあずきういちゃんのStar(vip)、9W3R7YくんがRemixした蕾。Star(vip)は前回ダブリフくんがこっそりくれたもので、それもあってなぎくんと被ってしまいましたが、いい曲すぎるのでしょうがない。
 前回が終わってから、私は友達や知り合った人の曲をよく流すようになりました。それまではなんとなく恥ずかしくて、自分から遠い人の曲を流しがちでした。イベント運営を通して、繋がりを大事にするのってやっぱりかっこいいし、良いと思ってるのに伝えないのはダサいと思ったからです。今回流したなかでねおばず以外だと、zenithを作った前澤さんとicesawderさんはOur Intelligenceのリリパ(これもダブリフくん繋がりで行った)でお話させていただきました。icesawderさんとは、river flow(無印)で共演させていただいたこともあります。また、G.G.G.(tomatoismさん)が入っているEPを主催しているr1cefarmさんは中村さんそクラスタと繋がりたいでご一緒し、お話しました。これからも好きな曲は伝えていきたいなと思っています、が、asuzoraくんやVOLTAさんの曲めちゃくちゃ聴いてるのに伝えられなかったーーーー!!!! 助けてーーーーーー!!! 自意識との格闘、頑張ります。

 3期についてですが、asuzoraくんが曲を作ってくれたせい(おかげ)でやらざるを得なくなりました。ですが、私個人としてどのくらい関わるかは微妙です。前述の通り私はインターネットから離れつつあり、このコンセプトでイベントができるほど瑞々しい感性ではなくなってしまったからです。とはいえ、イベントは続きますし、私が関わることになればそれはもちろん全力でやります。
 いまの私と感性が近い人にとって、ねおばずはいちばん冷笑したいイベントだったと思います。インターネット最高とかで盛り上がってるの痛いとか、周りからそうやって見られているのをひしひしと感じながら進めていました。負けそうになることもありましたが、最高のメンバーのイベントがシンプルに楽しみでした。前日には、ワイ将らは最高のイベントをやるから信じてクレメンス、という気持ちになっていました(それはオモコロのインターネット大運動会を見たからでは?)。
 なので、次回もやるときには本気になるはずです。信じてクレメンス。やらせてください。

 ということで、今回関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

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