競技としての修学旅行 女子 しおりの部 No.3 甘咲那乃花
【#86】Ｖあっとーく！月曜日【MC：桜衣ゆめり ゲスト：甘咲那乃花・世界こはく・結木りぼん】
現地で観戦の皆さま、しゅがほわ星から応援してくださった皆さま
沢山の応援ありがとうございました！
結果としては残念なものになりましたが、
いただいたコメントから競技を提案し、
パリをめざして奮闘した数日間は
人生においてかけがえのない時間でした。
報われない努力と言われるかもしれませんが、
この経験は決して無駄ではなかったことを
私の今後の人生を通して証明していきます！
では、今回の演技で披露したしおりを簡単に解説していきたいと思います。
●表紙
日頃からノートや机に絵を描いている姿を
案外先生は見ているものです。
「甘咲、修学旅行のしおりを描いてくれないか？」
と頼まれ、使命感に胸をいっぱいにしながら描いた表紙をイメージしました。
今回作業環境はデジタルでしたが学生をリスペクトしまず鉛筆ペンで下書きし、ボールペンペンで清書しています。
また、余談ですがアザラシの親子的なのは
「パリの動物」で検索し見つけました。
アザラシに会いたい。
●P1 テーマの提示
テーマ選定においては、
いちばんのライバルである世界選手がまず選ばないだろう
かつ、自分らしさを表現できることを重視しました。
またこのページ最大の技は左側
そうです、表紙の透け感を表現致しました。
しかし、ノスタルジーを体感いただけるはずの技でしたが
あまりに繊細すぎたため、あいにく配信では上手く表現することが出来ていませんでした。
技術と芸術をどう両立するか、
この点は4年後への課題に致します。
●P2.3 1日目
マカロン、メリーゴーランド、オペラ、ナイトクルーズなど
うっとりとした気分に浸れる甘い1日を演技出来たと考えます。
世界選手に入浴が短いと技術点を指摘されましたが、
修学旅行にて規則正しさをいちばん求められるのが宿での行動であると考え、リアリティーを追求する演技を披露致しました。
余談ですが、オペラ座では過去に日本の歌舞伎も上演しています。
そのため形式に囚われない芸への理解があると考え、今回しゅがほわ星プレゼンツを上演させていただく運びとなりました。
大侵略後の地球、気になりませんか？
●P4.5 2日目
2日めは熟成肉のステーキ、可愛いカフェ、フォアグラと、常にお腹を空かすことなくパンパンな演技構成がポイントです。
メルヘンと同じ、いえそれ以上に食が好きな私にとってどうしても表現したかった技でもあります。
しかし、日常生活という練習ではこのような過酷なプログラムを完遂することは胃袋の都合上できていません。俺は弱い。いつも己の弱さを実感し帰宅しています。ひとりランチ→スイーツ→ラーメンコースしたい。
でも修学旅行なら。
ひとりじゃない。仲間がいる。
だって私たちは友達。そして友達。
●P6.7 3日目
お城でドレスで舞踏会。
誰もが抱くメルヘンな夢を叶える技でした。
これが修学旅行の4回転半アクセルだ！！
ドレスでマカロン食べたい。食べましょう。
どうしても食に意識がいってしまう。
これが己の未熟な点、パリに届かなかった要因なのかもしれません。
でもこれが私。
今の私が表現できる最大の演技だったのです。
ただ、演技が終わった今だから思うのは…
私たちはバーチャルメイド。
魔法を使ってばびゅーん！できるのは武器ですが、
帰り道はゆっくりバスに乗って思い出話に花を咲かせてもよかったかな。和歌山じゃないから無理か。じゃあ飛行機で。
●P8.9 図解
工程表だけでは修学旅行できません。地図がなきゃね。
イメージ写真は間に合わなかったの。許してなの～。
また、こちら、見開きページになっています。
真ん中で谷折り、半分を山折りにするあれです。
目的地の確認でぱさーっと開き、
時に折り目を無視し乱雑に戻す、青春の焦燥感を技にしました。
だって今は修学旅行。
駆け出すまでの時間は1秒だって惜しいのです。
以上、競技としての修学旅行旅のしおりの部パリオリンピック予選演技解説でした。
演技中の台本はなく、走り書きのメモを手繰り寄せながら何とか時間内に納められてよかったです。
実は他選手の抗議による審議対象となったのですが、未公開シーン公開あるかな？
まだまだいくらでも語りたいのでお屋敷でお話させていただけたら嬉しいな。感想、労い、励まし、何でもありがたいです。
最後に、
限られた時間で最善を尽くした結木選手。
行き先から変えるアイディアとハングリー精神にはびっくりぼんでした。堂々とした演技リスペクトだよ。
車酔い部門ならあなたがチャンピオンだ。
最大のライバル世界選手。
あなたが美術館をメインにすることは予想していました。
でもTシャツは読めなかった。さすが友達、そして友達。
代表おめでとう。
パリでも齢17歳の力を見せつけてやれなの！
そして審査委員長の桜衣ゆめりさん。
スムーズで公平な進行ありがとうございました！
今からでも北京に派遣したいくらいのオリンピックに相応しいジャッジでした。
4年後、一回り大きくなった姿でまたお会いしたいです！
応援本当にありがとうございました！
競技としての修学旅行 しおりの部 女子
SGH代表 甘咲那乃花
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