見出し画像

【ワーフリ】今から間に合う廃竜マルチ虎の巻

念願のマルチボスピックアップが開催されますね。
期間中は獲得ボスコインの数が増えるので、ガッツリ周回するチャンス!ではあるのですが、今回メインとなる(筈の)マルチボスはワーフリ史上初の『廃竜』達です。

全滅必至とか言ってるけど、いつもみたいにフォロワーのゴリラ(上級者)達が瞬殺して終わりじゃないの?→分かる
まるで初心者に"圧"をかけるかのようなツイート、よくないですね

こんなツイートも見られる『廃竜』って何?
他のボスとどう違うの?
何に気を付ければ良いの????

そういう最近相互で始めた、または復帰した人向けにざっくり解説出来ればな…と思いながら書いています。よろしくお願いします。
主に超級マルチを対象としたフルオート編成の話になります。


①廃竜のギミックと『強化効果解除』の重要性を知ろう

まず大前提として、現在は恒常ボスとなっているものの、廃竜は元々イベントボスであり、他のボスと比べて攻撃力やHPが高く非常に強敵です。

そして最大の特徴は、全ての廃竜がバトル開始時に自身に複数の"超強力なバフ"を張ってくる点です。

水廃竜の『イルラウドレス』は属性耐性を2枚、弱体効果無効、攻撃力UPの合計4枚もの超強力なバフを張ってくる

全ての廃竜で共通して弱体効果無効のバフは必ず張ってくるので、属性耐性低下や毒・麻痺といった火力に繋がるこちらのデバフ付与スキルは全て弾かれてしまいます。

チャレンジシングルバトルのヤドリオー地獄級を瞬殺(画像左)出来る背水スキルPTでも、水廃竜のバフの上からスキルを撃つと半分以下のダメージとなってしまう(画像右)

ただし超強力なバフではあるものの、それをこちらの『強化効果解除』(俗にディスペルと呼ばれる事が多い)スキルで全て剥がせば、今度は逆にこちらが有利になるギミックが発動します。

バフを全て剥がせば属性耐性低下のデバフが付与される。これは一部を除いてほぼ永続のもの

上の画像のように『〜鱗が朽ちていく』の表示と共に、強力な属性耐性低下のデバフが付与されるので、味方の火力も爆発的にUPします。
廃竜はこのギミックを発動させる事を大前提としたボスだということを覚えておきましょう。

②『強化効果解除』(ディスペル)スキルを持つキャラを編成しよう

上記の通り、廃竜にはディスペルが必須です。
多少火力を犠牲にしてでも、ディスペルスキル持ちのキャラクターを最低1体、廃竜のバフの枚数によっては複数体編成するのがベストでしょう。

『わーすく』のデータベースなら強化解除スキルを持つキャラクターはすぐに調べられるので活用してみよう
サイドストーリーで入手出来る配布キャラクターのプリカ。胸元と下半身がとても強力
こちらもサイドストーリーで入手出来るネイト。全画面範囲の単体突進+強化効果解除のスキルが非常に優秀
ガチャ産最低レアリティである星3キャラのジャスター。ただしスキルは2ヒットするので、なんと強化効果を2枚も剥がせる非常に強力なキャラクター

配布、低レアの有用なディスペルスキル持ちのキャラをざっと挙げましたが、上記のキャラクター達には"開幕からスキルを撃てない"という難点があります。

③速やかに廃竜の強化効果を解除しよう

何人ディスペルスキル持ちのキャラクターを編成しても、発動が遅ければ殆ど意味はありません。
特に開幕から強力な攻撃スキルで敵を倒す"スキルPT"一強の現環境では、"廃竜のバフを剥がす前に攻撃スキルを撃ってしまう"ケースは致命的です。
よって上で挙げたようなディスペルスキルを持つキャラクターは味方のリーダースキルやアビリティ・装備等でスキルゲージを100%にして、開幕からスキルを撃てるようにしておくのがセオリーです。

全画面範囲のディスペルスキルを持ち、更にアビリティ1のお陰で開幕からスキルを撃てるエンニ。火属性耐性ダウンのデバフ等も相まって、低レアながら現環境でも活躍する機会は多い

もっと言うと、廃竜のバフが全て剥がれる→『〜鱗が朽ちていく』(デバフ付与)までは若干のタイムラグがあるので、開幕1発目かつ最速でディスペルスキルを撃つのがベストです。

その辺まで気になる人は以下の記事の『⑤スキルを発動する順番を意識しよう』を参考にしてみてください。

④各廃竜ごとのセオリーを把握しよう

上記のギミックの他にも、廃竜には固体により様々な特徴があります。
より詳細なものはわーすく等の攻略サイトを確認して貰うとして、ここではざっくりとだけ紹介しておきます。

火廃竜:イルサバティカ
バフの数:2枚

イルサバティカのバフは2枚のみなので簡単に剥がせます。それ故高ランクプレイヤーが揃えば瞬殺も珍しいことではありません。
ただし火力が高く、半端に撃ち漏らしてしまうと終盤の発狂攻撃で全滅の危険性もあるため、自信が無ければリーゼル等のヒーラーも編成するのがオススメです。
また参戦者攻撃UPや水属性デバフ付与のスキル(勿論ディスペルの後に撃つ)持ちのキャラを編成して参戦者全体の火力を底上げするのもいいでしょう。
マルチでは主に渾身スキルPTが多い印象。

水廃竜:イルラウドレス
バフの数:4枚

バフの数が4枚で体力も多く、更に終盤には味方の動きをスローにする嫌がらせの遅延攻撃付き。
とはいえ記事の冒頭でも紹介した背水スキルPTが揃うと瞬殺する事も可能です。
上記も踏まえて、イルラウドレスでは絶対に参戦者を回復するスキルを持ったヒーラーを編成してはいけません。
背水スキルPTとは、アビリティや武器の効果により自身のHPを一定以下に減らす事で莫大な火力を得るビルドなので、それを参戦者回復スキルで回復してしまうと無力同然になってしまうからです。
※アップデートにより他プレイヤー側からの回復を拒否出来るようになったため、上記の心配は要らなくなりました。

かなりよく見る。ソロプレイ時なら非常に強力で心強いヒーラーなのだが…
如何にお空からのお客様といえど出禁なものは出禁。フォウラと同じくソロコンテンツであれば非常に強力

マルチでは主に背水スキルPTが多い印象。

雷廃竜:イルコオプス
バフの数:4枚

『飛翔』で画面外へぴょんぴょん飛び回り、こちらへ麻痺(スキル発動不可)も付与してくる遅延行為の化身。強力な別枠強化を持つフラフィの居るスキルPTが集まれば瞬殺も可能です。
バフの枚数が多いので、取り敢えずジャスターやネヴィアのスキルを開幕からぶっ放してさっさと剥がしていくのがオススメです。もしディスペル要員として他プレイヤーと被っても、スキルに『風属性耐性低下』のデバフ付与も含まれるので無駄になりません。
ただしネヴィアのスキルは開幕最速で撃つと飛翔で避けられてしまうので、接近して撃つタイプのスキルと組み合わせる等、少し工夫が必要です。
こちらも長引くと大技を撃ってくるので、自信が無い場合はヒーラーを編成しましょう。
マルチでは主に浮遊スキルPTが多い印象。

闇廃竜:イルアンスラ
バフの枚数:3枚

兎に角デバフをモリモリ付与してくるボス。特に闇属性デバフは放っておくと何重にも付与されて被ダメージが爆増しまうので、火力に自信が無ければデバフ無効やデバフ解除のアビリティ・スキルで対策するのがオススメです。
オルヴェールやスティネルが主砲のスキルPTが集まれば瞬殺する事も可能。
また、イルアンスラは廃竜の中でも珍しくHPが残り3割程度になると自然にバフが剥がれるボスです。
とはいえスキルPT一強の現状、開幕からディスペルスキルを撃った方が圧倒的に早く倒せます。
マルチでは主にスキルPTが多い印象。

光廃竜:イルメタレイ
バフの枚数:3枚

イルメタレイはバフを全て剥がすと闇属性デバフと共に『直撃耐性低下』のデバフも付与されるので、恒常コンテンツでは数少ない直撃PTの活躍の場にもなっています。
注意点としては貫通しない飛び道具タイプのスキルを開幕の2発目以降に撃つと、ボスの正面に展開される『ブライトウォール』と呼ばれる障害物に邪魔されて当たらないという事です。

対イルメタレイ御用達のディスペル要員であるヴィルジア。スキルの煙玉は障害物を貫通しないので、2発目以降に撃つとボス本体にヒットせず、強化効果が解除出来ない。カーラ等の接近してから発動するスキルを持つキャラクターと合わせて使うか、しっかりと開幕1発目から発動させよう。

マルチでは主に貫通直撃PTとマルボスキルPTが多い印象。

⑤風廃竜イルグラウルの仕様を知ろう

廃竜随一の問題児。これでナーフ入ったってマジ?

風廃竜イルグラウルについてですが、既存の廃竜とかなり仕様が異なり、かつ廃竜の中でも最難関であるため個別に解説します。
バフを解除しないとダメージがまともに通らない点は同様ですが、イルグラウルの4枚のバフは強化解除スキルで剥がせません。
上の画像にゲージと共に『ヒット数【直接攻撃】』の表示があるように、イルグラウルのバフは規定の回数の直接攻撃を加えないと剥がれません。ひたすら体当たりしろ、という事ですね。

ではどうすれば直撃回数を稼げるのかといえば、一番有効なのは"マルチボール召喚スキル"を使ってマルチボールを召喚し、体当たりの回数を増やす事です。

低レアながらマルチボールを2つ召喚する事が可能。因みにマルチボールにもHPや属性の概念があるので、イルグラウル戦では火属性以外のマルチボールは簡単に倒されてしまう。
スキルウェイトこそ重いものの、なんと子分の海賊(マルチボール)が3人も参戦してくれる。パワフリPT等でも活躍する優秀なサポーター。

基本的に火属性のマルチボールを可能な限り敷き詰める形になりますが、唯一ハナビのスキルだけは敵に当たると爆発してしまうタイプのマルチボールなので、イルグラウル戦には不向きとなっています。

因みに直撃回数のゲージは合計で3本も出てくるので「他の人がゲージを割ってくれるから平気だろう」とてきとうな編成で挑むと死ぬ程長引く事になります。
そうでなくても他の廃竜と比べて長期戦になるので、不安な人はヒーラーを編成するのも良いでしょう。
バフが剥がれた後はこちらのデバフも通るので、エンニやビアンカ等で火属性耐性低下を付与するのもオススメです。

マルチでは主にマルボ直撃PTとマルボスキルPTが多い印象。


色々と面倒くさそうに見える廃竜ですが、ギミックを理解していれば(一部除いて)超火力を出したり瞬殺する事も可能で、上手くハマった時は非常に気持ちがいいです。
なにより廃竜は毎月ボスコイン交換所に対応した属性のエーテルが補充されるので、まだの人はこの機会に挑戦してみてはどうでしょうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?