【VDMX】VJのこと

2回目の投稿です。今回はもう少しVJソフトのことについて触れていこうかなと思います。
今回もVJの話ですので、興味ない方はスルーとかで大丈夫です。

本題に入る前に、VDMXについてはYuichiくんが基本的な部分を分かりやすく纏めてくれているので、基礎的な部分はそちらも参考にしていただけると助かります。(掲載許可済み)

http://saikuro0526.hatenablog.com/entry/2015/07/07/013125

では本題です。
今回は「透過」をテーマに書いていこうと思います。
完全に個人的な見解ですので、これが正解というわけではありません。
ちょっとでも参考になったら〜という感じの記事です。

いきなりですが、以下の2つのレイヤーを同時に出力した際には、どのような最終出力になるでしょうか。

[出力結果]

なんかめっちゃ白くて見づらい。
静止画なので分かりづらいかもしれませんが、明るい映像に対して黒い部分のみ透過された映像を重ねると色が薄くなるというかなんとも見づらい感じです。

「白い部分が透過されて、黒い部分だけ透過されないようにできないかな」っていう事を過去に思ったので、自分なりの実現方法を2通り紹介します。

①FXを使う方法

まず、黄色で囲った部分を「OpenGL- Over」に選択しましょう。
この設定は、レイヤーの配置が上にあるものが優先して出力される設定です。
※2ここで言うとこのレイヤーとはWorkspace Inspector内のLayersの事です。

で、この状態でLayer1の方のFXを設定します。
「Chroma Mask」というFXを使いましょう。
以下の通り設定してください。

すると白い部分が見事に透過されます。

[最終出力]

ここまでが ①FXを使う方法 です。

②FXを使わない方法

実はこちらの方が設定は少ないです。
①の方法で「黄色で囲った部分を「OpenGL- Over」に選択しましょう。」と説明しましたが、この部分を他のものに選択するだけです。

レイヤーが上のもの(Layer1)を「Minimum」
レイヤーが下のもの(Layer2)を「Maximum」に設定する事で、①と同じ出力結果となります。

ここまでが ②FXを使わない方法 です。

もちろん、どちらにもメリット、デメリットはありますのでそちらも合わせて。。。

①の方法ですと
・設定を変えれば好きな色を透過することが可能。
・FXを使うためON/OFFボタンにアサインしておけば、ボタン1つで透過する/しないを切り替えることができる。
・ON/OFFの扱いを間違えると、透過してるつもりで出力したものの、実は透過されていなかった(うっかりミス)がある。

②の方法ですと
・常に白色が透過されているため、うっかりミスが起きにくい。
・出力値が0.02など小さい値だと完全に暗転してしまうため、一瞬だけ画面が真っ黒になる。

みたいな感じです。。。
上手に取捨選択していただければと思います。

またFXの「False Color」を使って白黒反転を合わせて使うと上手に使いこなせるかと思います。

と、言うことで今回はこのあたりで。。。

何かVDMXのことで聞きたいことありましたら、コメントなりDMなど頂けたら助かります。
わかる範囲で書きますので!!!

ノム







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