Os-Radio Wave結成3周年対談 vol.4-discover cross-
2016年よりDJ住人と一緒に活動しているDJVJユニットOs-Radio Waveが10月30日で3周年を迎えた。いい機会なので住人とこれまでを振り返りながら対談をしてみた。
第3回をもって3年間の活動の総ざらいが終わり、最終回となる今回は住人が初主催した『discover cross』について個人的に色々聞いてみた。
discover crossとは
住人が初主催したオールジャンルパーティ。2019年8月31日開催。
伊丹にあるbar xM(クロスエム)が2019年末に閉店することになりました。
閉店前に、ここに縁のあった方、近隣にお住まいの方はもちろん、こんな場所があったんだと今回初めて思われた方も、集まって一晩クロスエムのソファーでくつろいでみませんか?(twinviteより抜粋)
住人に聞いてみた
ーそもそもこのパーティを立ち上げるきっかけ・コンセプトは?xMが2019年末で閉店されると聞いて動いたのは聞いていたが、そのあたり詳しく教えてほしい。
一番の理由は僕のわがままでやりたいと。責任は僕の方で全部持つ代わりに僕の自由にさせてほしいと。こういうパーティが作りたいってなった時にxMに関わった人たち中心でやろうかって感じで最初考えて。
紆余曲折の末、xMでプレイしたことない人にも良さを知ってもらいたいなという欲もあり、じゃあどんなイベントをって思った時に所謂アニクラをここでするのもアリっちゃアリで選択肢にあったけど。せっかく大阪からちょっと離れた場所で、このxMの雰囲気でやるなら(魅力は)なんだろうな、これはソファーだなと。ソファーがあって居心地のいい空間そのものが売り物になるだろうと。それに合わせたDJをしてくれる人を呼ぼうと。
かつて『ノミタイナ』がここでやってて。自分は家から徒歩5分で行けるから遊びに行くかって。そこでA-POPダンス界隈と知り合いになってて。後々出ることになって。芋づる式?でその回に遊びに行った人が次回ゲストに出てて。人選的にここからも繋がってる。VJに関してはまずほりぞーに声をかけてた。
これだけソファーがあって良い曲聴いて一晩明かして…っていう、そういうパーティがあったらいいなと思ってたから、ちゃんとパーティをしてハイ終わりじゃなくて、通常営業の時に遊びに行きたいと声があってちょこちょこ後に続いてるからいいきっかけになったし、やってよかったなと。
ーフロア後方からその全景を見てみて、ソファーに沈んでいる人やバーカンでゆっくりお酒を飲んでいる人、ブース最前で踊っている人等が一望できていい風景だった。
ライブ感のあるパーティもそれはそれで魅力的だけど、クラブとかバーで好きなように過ごしてていいと思ってる。そう思った一因が大阪石橋にあるBHANCっていうbarでやっているパーティで。コンガとか置いてあるから勝手に叩いて良かったりするの。単純に酒飲みまくってる人もいるし、ディープハウス流れてる中、何故か置いてあるキノコの本や家から小説持ってきて読んでる人とか。そんな感じで皆自由に楽しんでて。その雰囲気をちょっと持ち込みたかったのはある。そういうの理解してくれる信頼のDJを集めた。実際に理解してくれてプレイしていたから呼んでよかったなって改めて感じた。
horizon視点で観た『discover cross』のこと
時間的な意味であまり話がきけなかったので個人的な所感も。
まず、Os-Radio Waveとしてではなく、horizon個人としてオファーを頂いた話。住人としてはあえてとのことで。結局ここでの住人の枠はもちろん自分が担当した。
自分としてはユニットではいつも隣でやっているわけだが、これはアニクラならではの特徴で、DJブースの隣にVJブースがある配置が多い。今回は(スペース的な都合もあるが)DJブースから離れた位置にVJブースを設置した。だからといってユニット的なプレイという点とは関係なく、単純に差別化して新鮮な気持ちでセッション感覚でプレイしたつもり。住人はほぼアニソンをかけないハウスセットだったが、サプライズで「discotheque」のハウスエディットをかけていたのを覚えている。原曲はユニット的にアンセムな一曲でもある。後方でこっそり踊ってた。
他のDJもアニクラでも活躍されている方が多かったので、アニソンもかかる場面もあった。オールジャンルパーティと銘打っているので全体的にバックボーンも見える良い流れが演出出来ていたと思う。
タイムテーブルをご覧の通り4:00からFREE TIMEとなっており、所謂B2Bタイムで乱入もアリな時間を設けていた。ナイスパーティではアンコール的な意味でB2Bがあると楽しいよね。ここで自分はxMの店長さんご協力の元、事前に用意していた味噌汁を振る舞った。好評で何よりだった。
相方が主催ということもあって、何かしら協力しようと、開催までに何度もxMに足を運び、ロケハンしたり撮影したり。パーティ中はちょいちょい動画を撮ってリアルタイムにダイジェスト動画を作っていた。
最後に、兵庫伊丹にあるxM(クロスエム)は2019年末をもって閉店する。31日夜(正確には翌朝1月1日)までオープンしているとのこと。12月はここで様々なパーティが開催されるが、基本的に19時からオープンしているので、是非足を運んでいただきたい。
今では自分もすっかり常連になっているので、もし行きたいって人が居たら声をかけてね。
長きに渡った対談が終わり…
horizonの終電が近づいてきたので急いで締めることに。
住:ついにタイムリミットまで気にするようになった。
ほ:巻きで!でも『discover cross』が良いパーティになってよかったね。
住:本当にね。
ほ:単発だからこそ特別なパーティが作れた。
住:ここ(xM)が残っていれば年イチでやってもよかったなと思っているけどこればかりはしょうがないね。
ほ:いつかOs-Radio Wave的にも何かそういうアクションも起こせたら良いよね。そんなわけで4年目に入るわけだけど。
住:今後の出演もボチボチ決まってるし。
ほ:無理せずマイペースにやっていければいいかな。
住:こうやって喋ってみたら序盤爪痕を残そうとしてかなり前のめりだったんだなって気づいたから、その気持ちを取り戻さなきゃいけないかなと。
ほ:『discover cross』を挟んで解散芸的な意識は完全になくなった。それが一番大きい。
住:今年の8月9月はこうして一緒に飲みまくってるからね。
ほ:プライベートでこんなに飲んでるから、そりゃ仲も良くなるわって(笑)っていうところで締めます!お疲れ様でした!
住:だいぶ最後巻いたな(笑)お疲れ様でした!
ハチャメチャに長くなった対談、全4回に渡ってお送りしてきましたがいかがでしたか?大幅カットもしてこの長さになってしまいました。不慣れな編集で読みづらかったら申し訳ないですが、Os-Radio Waveについて興味持ってくれたら幸いです。また数年後対談する機会があればやります。ここまで読んでくれてありがとうございました。
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