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connect!

2022年7月13日21時。

Female Vo. バンド、エルレナムの最初の発表曲であり、1st MV である「connnect!」が公開されました。

動画の詳細に書かれたクレジットには、下記のように記されています。
music:そら
Lyrics:ミサカシノグ
Arrange:エルレナム

作曲のそらさんは、LianRouge、MEDUSAの2つのガールズバンドと、Artemisという自身がギターを弾いていたバンドの3つをプロデュースされている方で、今回からエルレナムがそこに加わることになるのでしょう。エルレナムには、自身もギターとして参加されています。

筆者が推しているVo.の御坂しのぐさんは、エルレナムには「しのぐ」名義で参加しているのですが、初めて歌詞を手掛けたconnect!のクレジットでは「作詞:ミサカシノグ」となっていました。彼女はソロ活動も行っているので、そちらでも自作詞曲を発表する可能性があって、共通して使える名義にしたということかも知れません。(全くの推測ですが)


「connect!」 (歌詞は動画の字幕より)

(Let’s do it!) このまま 遠くまで
(Let's do it!) 繋いだ手 離さない
Okay!  It's alright! ぼくらなら 大丈夫!

いつからか 思ってた
キミが健やかで 笑えれば
それだけで生きる意味 感じたよ

なんでだろう 一番に 喜ぶ顔が見たくなって
照れるけどこんなぼくも 悪くない

ありきたりな 日常には 飽き飽きしてた

(Let’s do it!) このまま 遠くまで
(Let's do it!) 繋いだ手 離さない
Okay!  It's alright! ぼくらなら 大丈夫!

生きてれば そりゃたまに
ダメになる日だってあるけど
病める時にはそっと 寄り添うよ

行く先に 待つものが
たとえどんな悲しみだって
分かち合えるならば 怖くない

ありきたりな 言葉だけど キミに贈るよ

(Let’s do it!) このまま 遠くまで
(Let's do it!) 繋いだ手 離さない
Okay!  It's alright! ぼくらなら 大丈夫!

さあ、この時から始めよう
見たことのない 景色まで
Okay! It's alright!  何度でも 伝えたい

(Let’s do it!) このまま 遠くまで
(Let's do it!) 繋いだ手 離さない
Okay!  It's alright! ぼくらなら 大丈夫!


力強くもシンプルな言葉だけれど、聴き手が各々のシチュエーションに当てはめて咀嚼できる歌詞だなぁ、というのが最初の感想でした。御坂さん自身の脳裏に浮かんでいる情景と、聴く者が想起している情景は、必ずしも一致している訳ではないかも知れないけれど、それでもエルレナムという場に集った人々(ドラムのTAiKiさん曰く、6人目である観客まで含めてエルレナムだそうです)を繋いで、ここから進んでいこうという想いのベクトルは明確に伝わってくる。バランスという言葉で語ってしまうと、単純化しすぎているかも知れませんが、情感を引き出す力と、メッセージを押し込む力が、とてもうまくバランスしているように思います。

この歌詞が一人でも多くの人に届いて欲しいと願ってやみません。

とまあ、色々と書きましたが、実際にMVを見て頂くのが、何よりもストレートに御坂さんの想いを感じ取れるはず。文頭のリンクから、一度と言わず二度三度とじっくり聴いてみて下さい。

追記(2022/08/22)
8/14のライブの物販で、TAiKiさんにエルレナムの名前の由来を、さらに説明してもらったので、書き足しておきます。

Ailerenam のうち、「Aile」はフランス語で羽を表します。
「re」 は繰り返しとか再びという意味を持つ接頭語。
「enam」はインドネシア語で6を意味します。

これらを合わせた造語が「Ailerenam」という事になるようです。

(6は、数学では最小の完全数なので、もしかしたら「完全になる、完成する」といった意味も込められているのかも知れません。)


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