#だつもうふともも の歩き方 最終チェックポイント

 さて、本来のプロポーズ相手である優(あゆさん)が待っている場所、そしてレイ(Jamさん)と初めて会話した場所であるJam House に向かいます。ここが最終決戦の地です。
 ここからは、本人が了承すれば他のプレイヤーの見学可だったそうですが、さすがに照れるので一人でやらせてもらいました。

 ここで想定してはいましたが、進行がおしていて、Jam House の部屋の前は、またもや長蛇の列です。それぞれの死亡時刻はとっくに過ぎている人多数で、この設定はもはや消え失せてしまいました。階段で待つ間、中でどう進めようかを懸命にシミュレートしていると、部屋の中から「ベストハッピーエンドです!」とか「不審者エンドです!」とか、結果の告知が聞こえてきます。

「手順を間違うと、ベストエンドにならないみたいだ・・・。」

 なんとなく、先に優にプロポーズしてしまうと、レイが地獄に落ちてしまうので、先にレイだと考えてましたが、本当にそれでいいか、再検討。結局、当初の手順いがい思い浮かばず、そのままで臨むことにしました。

 部屋の中の準備が出来て、呼ばれて入室します。

 左手のソファで眠る優(あ)と、右手の壁際でウェディングドレス姿で佇むレイ(じ)が目に入ってきます。

じ「ああ言ったけど、君の顔が見たくて来ちゃった。今日はありがとう。君が助けなきゃいけない彼女さんはそこだよ。私のことは良いから、彼女を助けてあげて。」

で(ソファーに近づき、優を起こす*。)
あ「あ!」
で「身体は大丈夫?」
あ「うん」
で「さっき出かける時に、君ともう一人助けないといけない人がいるって言ったの覚えてるかな?」(実際、覚えてられるわけないんですが(^^;)
あ「もう一人って?」
で「僕のこと信じてる?」
あ「うん」
で「これから、もう一人を助けるから、僕のこと信じて見ててね。」

で(じゃむさんの前で正座)

じ(怪訝な表情)

で「手を出して下さい」
じ「はい」
で(指輪をはめる)
じ「これって?」
で「僕のかわいいお嫁さんになって下さい。」
じ「嬉しい!今日、ずっと一緒にいて、君がプロポーズしてくれたらなって思ってたんだ。これで私は地獄に落ちなくても済む。でも、私は幽霊だから君のお嫁さんにはなれない。もし、もし次に生まれ変わる事ができたら、その時は私を見つけ出してお嫁さんにしてくれる?」
で「次の人生は、君と歩ませて下さい。」
じ「ありがとう。嬉しいよ!!でも、この指輪、私がもらっちゃったら彼女さんの記憶が・・・」

で(待たせていたあゆさんの前で正座。ここからは、あゆさんに全力と決める。絶対、目線を外さない覚悟)

で「手を出して下さい」
あ「はい」
で(指輪をはめる)
あ「これって、ああ!今、どんどん君との記憶が消えて行ってて、君のこと忘れそうになってたんだけど、この指輪をはめてもらったら記憶が戻ってきた!!」
で「お話があります。」
あ「え、なに?」
で「これからもずっと、君のための謎を作り続けさせてください。」
あ「何?どういう事?ちゃんと言って!」
で「この先、ずっとそばにいて、君の笑顔を見続けさせて下さい。お願いします。」

このあたりで、じゃむさんが背後からもたれかかって来ていましたが、懸命にあゆさんに集中。

あ「嬉しい!でも、私、結婚相手に一つだけ絶対に許せないことがあるの。お酒もギャンブルも構わないけれど、浮気は絶対ダメ!一生、浮気しないって約束できる?」

じ「(耳もとで)浮気しても良いよ」

うわわわわ、集中集中!目線は外さない!

で「はい。約束します。頑張ります。」
あ「じゃあ、いいよ。これからもずっと、よろしくお願いします*。」
で「じゃあ、少し気が早いけれど、ファーストバイトにこれを(ごまのおかずケーキを一口、あゆさんに食べさせる)」
あ「おいしい!でも、ファーストバイトだなんて、本当に気が早いなぁ」
で「これからも、よろしくお願いします。」

ベストハッピーエンドだけれど、両方に他方へのプロポーズを見せつけるって、どんなドSプレイだ!と言われて終了しました。


部屋を出ると、まだまだ待ち行列が続いています。
これ、終電あるうちに捌ききれるんだろうか、と心配しつつ、23時から解説をやる予定ということだったので、23時20分くらいまでは粘っていたんですが、そもそも最終ステップが終わってない方がまだまだいらっしゃったので、これは今日は無理だと判断し、駒沢大学の街をあとにしました。

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