政（まつりごと）時評　2014年４月30日

　いつもありがとうございます。いやあ、４月は大変でした（スタッフが）。２週間で無投票も含めて約150の選挙が行われました。

■衆院鹿児島2区補選　なぜ打越氏は負けたのか

　衆院鹿児島2区補選は、自民党公認の金子ますお氏が当選となりました。
http://go2senkyo.com/precinct/shugiin/kagoshima/28834

　消費増税後直ぐの国政選挙だったために、報道では「消費増税にも一定の理解があった」と政権寄りの見方がされていましたが、私はちょっと別の見方をしています。
まず開票結果を見てみます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ka01/kensei/senkyo/senkyokekka/20140427/documents/38831_20140427225732-1.pdf

　結果は金子ますお氏が66,360票で打越あかし氏が46,021票と約２万票差を付けられてしまったわけですが、内訳を見ると打越市は鹿児島市、指宿市と南九州市で勝っています。しかし、奄美市と町村全てで大差で負けています。つまり、「島」で負けたのが敗因です。