シャツから浮き出る乳首、を綴る

いま、僕は25歳だ。8月24日で26歳になる。
まぁまぁ、世間では若い方なんだけど年齢が上がっていくにつれて、見るに見かねることをたまにしてしまうことがある。乳首がシャツから浮き出るのだ。ゲスい週刊誌的表現なら、「チクポチ」。
汗とか書いたとき、シャツが体に張り付き、チクポチをしてしまうことがある。これからの夏の季節など、いつチクポチをしてしまうのか、恐怖でならない。天気予報でチクポチ注意報を出して欲しい位だ。
しかし、どうして大人の男のチクポチってこんなに嫌われるのだろう。25歳の男のチクポチと、30代の田中みな実のチクポチは、社会からの見方が全然変わる。前者は不潔で、後者はエロいのだ。起こっている出来事に変わりはないのに、差がすごい。なんだったら、僕のチクポチもエロい目で見てもいいのに、全く見られる気配がない。グラドルの一日署長のパンチラのスクープ写真の隣に僕の、チクポチスクープ写真を載せてくれてもいいのに、その気配もない。
いや、その理由は僕はわかってる。というか、みんなわかっている。需要が無いのだ。不潔なものは需要が無い。シンプルすぎる。
乳首にこれから、絆創膏を張ろうかなとも思ってみるが、なんか、恥ずかしい。
乳首との戦いの夏がまた始まる。

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