パワポケが復活、を綴る

パワポケが復活する。念願の、「実況パワプロくんプロ野球」じゃなく「パワプロくんポケット」が復活する。

https://www.youtube.com/watch?v=uvZlmtaRYAo

90年代前半生まれの男子は、DSなどでやったことがある人は多いだろう。しかし、ポケモンやゼルダ程有名ではない。だとしても、それらとは段違いに、僕の中でパワポケは金字塔であり青春だ。どうして、ここまで好きなのか、それはパワポケは「サクセス」がすごいのだ。本家のパワプロにも彼女を作れる機能はあるのだが、パワポケのサクセスは話の密度が違う。
戦争というものに対する問いかけだったり、生きると言うことは果たしてどういうことなのかという哲学のようなものだったり、「このゲームは本当に全年齢対象か？」と疑問に思ってしまうようなことがあったり、感情をとても揺さぶられる。彼女が自殺することだってあるし、彼女が脳みそだけになることだってある。野球ゲームなのに、話の密度がすごい。分からない人に説明をするなら、

野球＋ときメモ＝パワポケだ。

しかも、どちらかというと「ときメモ」要素の方が強い。
総じて、このパワポケは「野球ゲーム」じゃない「野球バラエティゲーム」だ。サクセスとはまた別の裏サクセスは「RPG」が遊べたりする。
こんな化け物みたいな作品を毎年KONAMIは出していたのだから、「KONAMI感」などとバカにしていい存在ではない！
とりあえず、今冬発売したら、その日にパッケージ版は買うだろう。今回は「パワポケ１４」までの作品の中の「パワポケ１・２」のリメイクのようなので、これから毎年、できれば「３・４」「５・６」など二作品毎にまとめて出してもらえたら嬉しい。絶対買います。