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Mantleを調査してみよう

本日の調査テーマはMantleです。
元々取引所のBybitで使われていた$BIT(Bitdao)はガバナンス投票の結果、
$MNT(Mantle)にリブランドしました。
MantleはBybitとの関係が深くこういった関係性はBinanceのBNBチェーンやCoinbaseのBaseとも似ています。

可能な限り自分でも確認しますが、
ラグやハッキングなどの事故がございます
くれぐれもご注意ください

この記事は仮想通貨コミュニティ、Crypto流星街によって運営されています。


Mantleについて

ホームページ:https://www.mantle.xyz/ja
X(元Twitter):https://twitter.com/0xMantle
チェーン:MantleNetwork
承認形式:Optimistic Rollup(ETHLayer2)
開発会社:Mantle
トークンの有無:$MNT
総枚数:6220億枚

MantleはOP Rollupを利用したEthereumのLayer2チェーンとなります。
ただし、ガスには$MNTが使われます。
EVMとの互換性。
そして他のLayer2との違いとしてEigenlayerが提供するEigenDAを利用することでセキュリティを維持しながら更にガス代を安くすることができることが強みです。
(僕は今のところまだそこまで安くない、むしろ他よりも高いと思いました)

Mantle Liquidity Staking Protoco(Mantle LSP)
メインネット及びMantleでETHをステーキングすると貰えるmETH。
RWA最大手のOndoFinanceと協力して国債運用の金利が付与されるUSDYの普及とチェーン内の資本効率をあげる手段を意欲的に整えています。

資金調達とパートナーについて

https://cryptorank.io/ico/bit-dao

ベンチャーキャピタルからの資金調達としては$230M
それ以外にトークンの販売、IDOを複数回行っています。

Bybitという世界有数の取引所
そして新興ながらもたくさんの資金を調達している
とてもお金持ちのチェーンですね。

また、Mantle自身としては初期のDappsへの支援で$200Mを3年間にわけて支援していくことが発表されています。
(支援を目当てにプロジェクトが集まってきやすい)

Mantle内でトークン未発行のプロジェクト

まだTVLは$140M程度、
プロジェクト(pj)もそこまで多くないので触るべきPJは少ないはずです。
前述の通りBybitとの関係が深く
Bybitへの上場や人の導線の整備、
イベントを盛り上げる等じわじわと人気になっていく可能性があります。
ですので先にどんなPJがあるかは抑えたいです。
チェーンのガストークンである$MNTはすでに発行済みですのでチェーンのトークン狙いだと効率が悪いと思います。
優先順位的には未発行のZksyncの方が期待できます。

1位 Agnifinance $39.1M

ホームページ:https://agni.finance/
X(元Twitter):https://twitter.com/Agnidex
サービスの形態:AMM(Automated Market Maker)
チェーン:Mantle
トークンの有無:無

Mantle最大のAMMです。
Mantleのみに展開していること
最初から流動性が多く入っており
誰かの力が作用していそうだなと感じています。
将来的にはローンチパッド(新規トークンにアクセスできる)

https://agni-finance.gitbook.io/agni/

Ve運用(投票を用いて効率よく運用する方法)が想定されているようです。
Mantleが盛り上がるとすると中心になるのではないでしょうか。

トークンとしてはONDOが発行している利回りの付くステーブルコイン$USDYが利用できるのでONDOのポイントシステムと両立できそうです。

https://blog.ondo.foundation/introducing-ondo-points/

2位 Ondofinance $30.94M

ホームページ:https://ondo.foundation/
X(元Twitter):https://twitter.com/ondofoundation
サービスの形態:RWA(ステーブルコイン)
チェーン:Mantle,Solana等
トークンの有無:有

ステーブルコインに利回りを自動で付与してくれるプロトコル。
現在ポイントシステム開催中です。
2023年に保有していたステーブルで本来得られていた利回りをツイートすると謎のポイントが貰えます。
https://ondo.foundation/points
エアドロップの匂わせがあるものの1/18に上場という感じなので
優先順位は低めでいいかと思います。

3位 FusionX $20.94M

ホームページ:https://fusionx.finance/
X(元Twitter):https://twitter.com/FusionX_Finance
サービスの形態:AMM(Automated Market Maker)
チェーン:Mantle
トークンの有無:無

Mantle第二位のAMM。こちらもMantleへの単独展開。
Bybitから支援を受けているようです。IFOの予定があります。

https://medium.com/@FusionX_Finance/fusionx-finance-a-native-dex-on-mantle-network-building-composable-defi-ecosystem-1622b32d96bb

現在はまだ発行されていませんが、流動性提供でFSXトークンを獲得できるようです。
将来的に遡及して付与される可能性もありますね。

https://docs.fusionx.finance/

コントラクトの一部がGammaチームのもののようです。
Gammaは先日攻撃された疑惑があるので大丈夫かよく確認したいところですね。

USDYはFusionXでも利用可能です!
(Mantleは使えるところが多い)

6位 RangeProtocol $17.76M

ホームページ:https://www.rangeprotocol.com/
X(元Twitter):https://twitter.com/Range_Protocol
サービスの形態:ALM(Automated Liquidity Management)
チェーン:Mantle,ETH,ARB等
トークンの有無:無

流動性を自動で調整して利回りを最適化しようとしているプロジェクトです。
Mantle上は17.76M全体が28MなのでMantleへの依存度が高めです。

資金調達は$3.75M、Hashkey等がパートナーとなります。

各PJのAMMに提供できるのでAgniやFuisonXをRangeProtocolと同時に触れる可能性がありそうですね。

https://app.rangeprotocol.com/spot?chain=5000

Saleはやるみたいですが、TGE時はコミュニティに10%開放ということで
今の規模感がトークンが出て、Mantleが成長すると美味しいかもしれませんね。

https://range-protocol.gitbook.io/range-protocol/others/tokenomics

7位 Stargate $9.77M

ホームページ:https://stargate.finance/
X(元Twitter):https://twitter.com/StargateFinance
サービスの形態:ブリッジ

すでにかなり使い込まれているので遅い可能性があります。
今回は割愛します!

8位 Lendle $8.44M

ホームページ:https://www.lendle.xyz/
X(元Twitter):https://twitter.com/lendlexyz
サービスの形態:レンディング
チェーン:Mantle
トークンの有無:無

レンディングは攻撃されやすいのと
TVLが少なめなことエアドロップの割当が少ないこと
あまり魅力を感じないです。

https://docs.lendle.xyz/project-info/lendle-token

9位 ButterFinance $6.4M

ホームページ:https://butter.xyz/
X(元Twitter):https://twitter.com/butterexchange
サービスの形態:Swap、デリバティブ、NFTデリバティブ
チェーン:Mantle
トークンの有無:無

資金調達とパートナーについて

>Mantle はbutterexchange
に戦略的投資を行い、シード資金調達ラウンドを 460 万ドルに引き上げました。これに加えて、Mantle は MIP-26 提案を通じて、1,000 万ドルのステーブルコイン、5,000 ETH、2,000 万$MNTトークンを含む堅牢な流動性パッケージで私たちを支援します。

Mantleから資金調達をしているAMM、デリバティブ、NFTの売買と総合的な取引所機能を持っています。
すでにリワードシステムが開始しており、
Swapや$MNTのステーキングで報酬を得られます。

https://butter.xyz/s/0MUC85
(登録のアフィリエイト)

https://butter.xyz/app/trade/BAYC-PERP

流動性は低いですがNFTの先物もあったり、先進的で攻めている取引所の印象です。

そんなButterですがNFTを発行済みのPJです。

0.4ETH程度でしょうか。
元々オンチェーンで管理される謎のButterポイントを付与していて
独自チェーンに行くのかなという雰囲気でしたが
Mantle内のプロジェクトになったみたいですね。
当時はButterポイントを利用してNFTのホワイトリスト等を購入できました。
エアドロップの比重はBakeryGenesisが高いようではあります。

https://docs.butter.xyz/rewards/overview

ここから狙うのであれば出来高、$MNTのステーキング、リファラルになりそうです。
現状はかなり規模が小さいAMMですのでほどほどで良いんじゃないかなと思います。

12位 LogX $3.1M

ホームページ:https://app.logx.trade/?chainId=5000#BTC
X(元Twitter):https://twitter.com/LogX_trade
サービスの形態:デリバティブ
チェーン:Mantle,Linea,Kroma,arb等
トークンの有無:無

現在エアドロイベント中です。

トレードと流動性提供でポイントを獲得してエアドロップの対象となることができます。

自前のチェーンじゃないLineaやMantle以外の利用であれば他のプロジェクトと二重でポイントを稼ぐことが出来ます。

Mantleの調査結果のまとめ

IFO、IDO、Launchpadといった未来のトークンをリリースする場所を想定しているプロジェクトが多かったです。

Mantle公式が出しているCitizenのNFTもIDOへの優先枠等の記載もあり
各PJがトークン発行のフォローにビジネスチャンスを見出しているものの
現状だとちょっと渋滞している感じはしなくもないですね。

自分が興味を持ったのは
Agni、FusionX、Range、Butter、Logxでした。
Agni、Range(FusionX)にいれてLogxをたまに使う
位をしようかなと思いました

まだMantle内でトークンを発行してBybitがフォローすると言ったケースがないです。
(もしかするとTraderJoeのMantle版$Moeが最初のケースになるかも)
そういったケースが出てくるとTVLがまた盛り上がるんじゃないでしょうか。

書いた人:ネオエクスデス瀕死(@viwashi_)

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