見出し画像

NFTのブルーチップってなんだろう?

この記事ではNFTのブルーチップとはなにかを解説します!
ブルーチップとは証券用語で優良株のことです。
長く成長し、配当をだす優良企業
ポーカーのチップで青色が最も効果だそうでそれが語源だそうです。

NFTのブルーチップとは?

証券同様、価値が長期にわたり上がることが期待されるようなNFTのことをブルーチップと称します
一定の金額以上といった明確な決まりは存在していません。

Bored Ape Yacht Club(BAYC)

金額:おおよそ25ETH(600万円)~
公式サイト:https://boredapeyachtclub.com/#/
Twitter:https://twitter.com/BoredApeYC
Opensea:https://opensea.io/collection/boredapeyachtclub

アメリカ企業Yuga Labsが2021年4月30日にリリースした猿のNFTです。
総数は1万体、販売価格は0.08ETHでした。完売までは12時間かかったそうです。
このnoteを書いていた2月時点では70ETHほどの価値がありましたが、現在は25~30ETH程度と半値になっています
ブルーチップの代表格とされるNFTですがはたしてブルーチップという表現が正しいか悩ましいですね。

BAYCのチャート

AZUKI

金額:おおよそ5ETH(120万円)~
公式サイト:https://www.azuki.com/
Twitter:https://twitter.com/azuki
Opensea:https://opensea.io/collection/azuki

運営会社はカリフォルニアに本拠地を置くChiru Labs
2022年1月10日頃にリリースされました。
1ethから始まるダッチオークションで販売され瞬く間に完売しました。
こちらも記事を書いていた際は15ETH程度の価値がありましたが
現在は5ETH程度と大きく下落をしています

三次コレクションのAzukiElementalを2ethで販売したことによりGeneral(初代)Azukiの価値が大きく毀損しました。

AZUKIのチャート

ブルーチップの定義は難しい

BAYCもAZUKIも素晴らしいNFTですが、歴史が非常に浅く未来永劫同じ価値を維持するかはまだわかりません
この記事の原案は2月頃に書いていたのですが上記2種類のNFTは半値以下になっています。
一方で同時期に価格を上げたpudgy penguinsのようなNFTも存在しています。

価格面は安定しておらず、運営陣の手腕一つで大きく変わります。
NFTの価値はまだ信用を得るまでは到達していないものと思われます
ブルーチップの定義を満たしている安定した成長や配当を出せているNFTはおそらく無いでしょう。
そんな中で使われるブルーチップという言葉は

価値も不安定で、定義も定まっておらず
その発言者が思うブルーチップといった程度で受け止めるで良いのではないかと思います。
ここから時間をかけることで安定感や持続力のあるプロジェクトが磨かれていく、市場が洗練されていくことを期待したいですね。

日本国内でもCryptoNinjaPartners等世界で有名なコレクションが出てきています。
いずれ日本からも好まれるようなNFT、ブルーチップは登場するかもしれませんね!

書いた人:ネオエクスデス瀕死(@viwashi_)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?