[記録用] Iceman全曲解説 2014 ver.(Twitterから移植)

はじめに

2014/7/29にIMデビュー祝いとして、全曲解説と称した自己満連続ツイート祭をしました。お祝い気分の個人の感想だし、特にこれといった新情報や新視点はあまりないと思いますが、ひとは忘れていく生き物なので記録・検索用としてこちらに移植します。今見ると久々思い出すこともあったり。

ちなこの前にも一度全曲解説をしてたみたいなんだが、過去ツイを探る気合と、羞恥心を乗り越える強い力が俺にはない。2014年版はTogetterにまとめてくださった方がいたのでそちらを参考に使わせていただいて記事化できました ありがとう!

なお最近書いたIcemanの記事はこちらにまとめております。

  • 以下本文&まとめは当時のツイートのまま。Twitterが内輪ノリだった時代にふさわしい内輪ネタのみ削除。(Togetterにはそのまま残ってますが)

  • スペルミス修正済み。

  • アルバム未収録曲は、便宜上同時期または表題曲の収録アルバムのくくりに入っています。

POWER SCALE

【DARK HALF〜TOUCH YOUR DARKNESS】言わずと知れたヒナドラマのデビュー曲 ドラムンぽい当時最先端のさらに先を行くアグレッシブなデビューシングルにド肝を抜かれた 個人的にはクラブツアーでのオーケストラアレンジから始まるこれがラス曲だったときが鳥肌マックス

【Something feel like heaven】初期からライブの定番、IMのアンセム的位置付けだった曲 ライブで天国探そうっていうメッセージが込められた大切な曲 実際は武道館でワイヤーつり下げの刑になる大介とイトケンを見上げる黒田が翌年ひとりきりでぶら下げられるというあれ

【Nartic Boy】3rdシングルのカップリング サンプリングのラップを歌わせるという大介の高等テクが光る逸品 ライブでの黒田ダンスも見どころ 歌詞に出てきた黒田のチャリ(りんだだっけ?)は残念ながらいたずらによってぶっ壊された

【黎明-REIMEI-】俺が黒田ボーカルの中で1、2を争う好き声曲!!歌詞を飲み込むのにそうとう時間がかかったようだけど、これをライブで歌う白シャツにブルースハープの黒田は本当にかっこよかった シンセヤロウでのカバーも記憶に新しいね!

【Mr.D】おなじみ賢ちゃん曲 PVは今見ても斬新すぎるのでぜひつべででも見て!ドラキュラ大ちゃんはコンタクトを二枚入れ付け牙つけて教えられたのと真逆のステップを踏みまくっております!天使!!PVの見どころは黒田の役回り!ライブではD&Rが新ユニットとして毎回活躍しています!

【White Fusion〜仮想恋愛の手引き】むちゃくちゃニューウェイブでかっこいい曲 大介自身今も気に入ってるようで部活でも流れる 「ポリゴン」とか歌詞も当時のハイテク感を取り入れつつ異次元を匂わせる、なのにどこか生々しい温度もある IMらしい世界観の原型かと思います

【Dear My Friend~make your shine way】大介が「昔の仲間への曲」と語るバラード かすれたような大介の音に黒田のボーカルが重なって、聴く人それぞれの思い出をそっと呼び起こすような大切な名曲

【フリーター・ブルース】黒田節

【BREATHLESS NIGHT SLIDER】2ndシングル 俺はこのジャケ写の大介がものすごく好きです 頭の超低音コーラスにしびれる(:3っ)っ こないだ渋谷でブレスラの話をしながら歩いてたらまさにブレスラな金色のスーツをきた中国人?が目の前に現れたのはここだけのヒミツです

【Edge of the season】3rdシングル シングルはフェードアウトでアルバムはエンディングがある、という大介が当時よくしていた気がするアルバムアレンジも比べて楽しい なんといってもこの曲はPV 天井から吊り下げられるIMというおそろしいものがデビュー半年にして大公開

【ICE BREAKER】初期IMの神曲 歌詞の中に三人を表すワードが隠されているので探してみよう!!改めて口笛の音色にはっとなる2014でもあります

【WHAT'S WRONG?】デビューシングルのカップリング 黒田の硬さのある声が最高に愛しいデビューならではの作品だと思う むしろすでに伊藤ワールド出してきているイトケンのほうがびびる イントロがすごくかっこいいと思います

【ANGEL DUST】セカンドのカップリング IMファンがこぞって推すレベルの名曲 歌詞も刹那さがとてもよい

Digiryzm Mutation

【L.a.r.v.a.e】ラーバ…だよね?wこのものすごいコンセプチュアルなのに純粋にやりたい曲がつまったアルバムのOPにふさわしい期待感を煽るインスト ここから2曲めのつなぎは何万回聴いても鳥肌

【CYCLONE MUTANT】ロック要素強いテーマ的チューン ライブもこれで始まって、IMならではのショー感がすごくクールでかっこよかったなあ 三者三様の振付があるんだけどそれを抜きにしても規律的なリズムと昂っていく音の組立て方がドラマチックでうまいなあと思う 大介は天才かな?

【8番目の罪】シングルとしては5枚め 作詞は初のIceman名義 8番目の罪はあなた、罪をおかしても手に入れる、というかなりディープに恋愛を掘り下げた世界観 PVの話ばっかで悪いけどまじでこれPVがかっこいいんですよ!!!!

【BEAUTY SITE】賢ちゃん曲 珍しいスカっぽいテイストを取り入れつつ伊藤ワールド全開でもアルバムにうまく馴染んでいる不思議 振付があったはずだが、実はその場しのぎの適当だったというオモローな話も一部あり

【tearless〜あの頃の君を探して】サビは大介が歌う予定で歌詞を書いたのに、最終的に自分が歌うことになって悩んだという倫の逸話 IMならではの化学変化という意味ではおもしろいけど大変だっただろうなあwこの歌詞はホントに倫らしくてダイスキです

【SweetJank,SweetGap】ボーカリストまでマスクをかぶってステージに出てくるというとんでもない演出 火花を吹き散らす楽器 本当に倒れたのかと心配になるレベルの黒田のジャンプ CDで聴いてもこれだけのむちゃくちゃ具合を出してくるIMのすごさがぎゅっと感じられる一曲

【Harmit and Milk】賢ちゃんの作詞作曲で倫が歌うというパターンは、意外とこれだけでは?ライブでは大介と賢ちゃんがそれぞれセットに腰掛けて楽器を弾くそばで、倫がトレンチコートに身を包んで歌う切ない演出

【E.v.o.l.u.t.i.o.n】ご存知神インスト メタバにもつながる攻撃的で研ぎ澄まされた音の世界 ライブが目の前に見えるような、日常を切り裂く空気感 本当にコレは 神です

【GALAXY GANG】これも8罪のカップリングだったのがエンディングありアレンジになってアルバム収録 ガンガンガン!ぎゃらくしーぎゃん!の言葉遊びがとにかく楽しいのは部活経験者なら知ってるはず!!途中の神Timeは大介と賢ちゃんの声が混ざる異次元Timeでもあるw

【FINAL PRAYER】樹海

【BEAT MY LIFE】黒田らしいはっちゃめちゃな前向きソング IMの歌詞はなんだかんだとにかく背中押してくれる、一緒にダメにもなってくれる、そんなところが好きだ!!!ジャンプアップ!!!

【Image of Tomorrow】大ちゃんの名前が歌詞のクレジットにある それだけでも大事にしようと思う曲 歌詞見てくだしあ

【LOST COMPLEX】6枚目にしてIM最後のシングル曲 ある意味これがシングル曲?と思わされるような、とにかく痛くて美しいのに、これでもかとのぼりつめていくのに、哀しいかなその先に静寂も見える、そんなIMワールドの今後を決定づける退廃的世界観がみっちりつまりすぎた曲と PV

【W.o.r.l.d λ】ラムダ という文字をここで覚えましょう!この音が次の世界へつながる翼でもあるのだ 吸い込まれていくのか落ちていくのか、今まで聴いた世界はなんだったのか、ふと冷汗がつたうような演出で終わるこのアルバムの最後の曲 ぜひアルバムを通して聴いていただきたい!!

【Dizzy Boogie】これは6枚目のカップリングでアルバムに入っていないけど超絶ヒップな名曲 これをライブで踊る倫と間奏の弾き倒し大介ほどかわいいものはない これを部活で聴くまでおれは絶対しなない(個人的意見)

GATE II

【RED gate open】GATE三部作第一弾、赤盤ことGATE Ⅱのオープニング このシリーズを通じてOPとEDのインストはどれもトリッキーで面白いのでぜひ注目してみてください 作品と作品をつなぐキーになっております ちなみにGATEシリーズは2から先に出たよ!

【PERFECT FUTURE?】歌詞が世紀末だけど今聴いてもデジロック全開でかっこいい 黒田の鋭い声の魅力がよく感じられる一作だと思います!

【ExpanderDriveMachine】賢ちゃん曲 ライブではタンバリンをケツで叩きながらステージを動き回る黒田がタンバ倫として深く記憶に刻まれております

【Wish Matrix】ご存知GATEシリーズを代表する名曲中の名曲 これの大介の声は本当に神であり天使 PVでは楽器の二人のメイクにも注目 ライブでこれを踊る黒田の美しさといったらヽ(;▽;)ノ

【CAUTION!】一度聴いたらわかると思うけどこの当時の曲とは思えない攻めっぷりキレッキレ具合、最近の大介のキレキレプレイの片鱗が見えます そして何より驚いたのはこれを黒田がライブでそのまま歌ったこと なんでもやってしまうIMの恐ろしさを痛感できる曲w

【Space Dreamer】大介の曲に賢ちゃんの歌詞とボーカル、という後にも続くスタイルの始まり これで僕もやっとIMのメンバーになれた、と賢ちゃんが喜んでいたようなwライブでの歌詞の世界を表現した大介と賢ちゃんのパフォーマンスは必見でした、探せばどこかで見れるかも!

【FATE WEATHER】個人的にはIMで一番とも言えるぐらい好きで大切な曲 IMらしくリアルサイズなのにシニカルでベタつかない歌詞、詰め込まれたリズムに身を刻まれ容赦ない攻めのサウンドに撃たれ、伊藤の謎ボイスまでも堪能できる濃縮の一曲 ファッキンダイスキ!

【GATE Ⅱ 〜sensitive gate】インスト+大介の語りというDAソロ的世界観ですがしっかりGATEの世界を構成する一つのアイスマンの作品となってます 歌詞カードの英語のセリフではなく日本語で語る大介の妖精ボイスの魅力、攻め攻めの2曲に挟まれたここはオアシスか天国か

【Shining Collection】これだけは知ってるという方もいるかな?実質値BPM170以上の体感速度、IM的美メロ耽美デジロックの完成形と言っても過言でない 黒田の絞り出し切りつけるような加速するボーカルに賢ちゃんボイスで異次元、そして紗のように重なる大介の声、逝けます

【For the next gate from RED】赤盤ラストを飾るインスト これもアルバム全部を凝縮したような不思議な作品 このころのインタビューで語っていたとにかくエネルギッシュで三者やりたいことを突き詰めて行くという新しい化学反応のカタチを提示したすごいアルバムでした!

【THAT'S BLACK GATE】赤のラストから再び目覚めるようにつながるインスト 前作から1ヶ月で作り上げた脅威の黒盤GATE Ⅰの底知れぬパワーを短いながらも詰め込んだ作品

GATE I

【Strike Back of PSYCO】ご存知IM最速BPM190 とにかく頭おかしくなりたいときはこれ 神PVも忘れちゃいけない レザーとナイロン衣装が世界一似合うIMの黒い魅力が爆発しまくるぜ!!いやはや本当に美しい曲ですね!!

【Deep Wild】黒の歪んでハードなイメージの中でぽっかりと浮かぶのはこの深海 賢ちゃん曲 大様のエンジェルボイスが浮遊感満点

【Last wild wind】賢ちゃんが続きます メジャー調なミディアムバラードは珍しいね??
注:一個誤解がありそうなのがあったので Last wild windは大介の作曲で賢ちゃんが歌ってます!

【In The Black Hole】ここで再度ハードな曲に戻る ライブで倫が女性ダンサーを従えて踊るのだけど、黒田と女性の組み合わせはソリッドな倫特有の色気がちら見えてとてもよい!振付があるのでぜひ機会があったら覚えて次回の部活にそなえよう!w

【DEVIL CRY-MAX】賢ちゃん曲らしいぶっとんだファニーでシュールな世界 部活で大介は歌詞勘違いしていたようだけどそれもかわいかったw サビでは指揮者のようにみんなでおもいっきり手を振るのだ!

【Eyes Bright】おまたせw黒田ボーカル!さわやかな曲調の中に散りばめられた言葉はガラスみたいにどこかリアル感がなくて、でもIMらしい押し付けがましくない優しさはちゃんとある 大介は朝聴くといいんじゃない?と言ってた

【GATE Ⅰ~gate odyssey】メタバカバーあり これぞ黒、これぞGATE、これこそがIM!!ライブでは舞台から大介以外が順に姿を消し、闇に浮かぶ炎と風のなかひとりになった大介が弾き続けるという神演出 サンプリングSEやエフェクトかけたボイスの使い方も聴いてみて!

【For the next gate from BLACK】黒盤ラストのインスト 見えないなにかへの不気味なカウントダウンと語るだけあって、奇妙なエンディングなんだけど、とてもそわそわさせられる!

GATE//White

【white dimension】白盤ことGATE//whiteのオープニングは前作の最後から続くカウントダウンから始まる ここから2曲めへのつなぎ神なのでそこだけでも白盤聴いてください

【dope light】白盤における「白」って?IMが見せたかった「白」って?という世界観を端的に表す曲のひとつ ピュア一辺倒じゃない天国ってあるのだな 逝っちゃってる真っ白な世界が見えるよ!!特に部活で跳ばされてるときにな!!!これがあれば変なおくすりいりません!!

【out of crowd】賢ちゃん曲 ところどころなにげに80sっぽいユーロテイストな気がしたり、とにかく賢ちゃん曲はどれもエッジ立ちまくりでおもしろい

【BLEACHING】難解極める賢一ワールドは続く 漂白、まっさらにされた人工的な温度のなさを「白」と置き換えるところがIMのイッちゃってるおもしろさ これに頭が慣れてきたらかなりGATEの世界に毒されてると言えそうな曲

【close your eyes〜夏への扉を開けた仔猫に捧ぐ〜】これはサブタイこそが命 黒田の感情を抑えた正確な時計のようなボーカル、重なる大介の声、優しいメロディ、あたたかみのある音色、何気なく聴いていたらほっとするのだけど、違和感にもう一度聴いてみればきっと涙が止まらなくなる

【GATE ZERO】これまでのGATE2作の、GATEの名を冠する曲とは少し違う曲調 GATE Ⅱからの続きという位置付けのようだけど、ほんとに安心していいのか?みたいな怖さがある不思議な曲

【Neo Age】やってきました我らがDA!!受け取りようによってはまっすぐに勇気づけソングなんだよね だけどこれが白に入ってるってことは何かおまえが考えろってこと そして俺はこの曲のやさしくない終わり方がとても好きです

【Beauty and Beast 0’00"】賢ちゃんワールド満開 白の世界のお伽話

【Genetic Bomb】結果的にこのアルバムがラストとなったIMが見せてくれた最後の三人の化学反応 歌詞は原始・現在・平行と三人のパートが分かれていて IMがどういう時間を駆け抜けたかこの曲を聴くだけでも少し感じられるんじゃないかな 惜しみなく三人のエネルギーが封印されている

【all over the destruct】いやねこのインストはね、まじですごいです GATEシリーズ全体を貫いて提示されていたミステリーが結局解けないという それがIMが最後に残した白い世界 何度聴いても鳥肌が立つこの理解の及ばなさは、今でもIMを聴き続ける理由に値すると思う

【CRAZY JET】これは正確にはシングルではないけどイベントで配布されたシングルCDの曲を白盤にボーナスで収録したもの すごいはちゃめちゃなんだけどなにもオソレず我が道を突き抜けてくIMのかっこよさがまっすぐ伝わる 相当かっこいいです!!

まとめ

あのころのあの三人だからこそIcemanだった あの時期を大介と一緒に駆け抜けてくれた賢ちゃんと倫に幸せがあるようにといつもねがっとります!デビュー記念日本当におめでとう!!!いつまでも愛してます!!!グラッツェ!!

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